サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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研究所にて
サトシ達はタケシを連れ、研究所に
戻ってきた。
サトシ:「まぁ入れよっ!」
タケシ:「おじゃましま〜す、、」
タケシは研究所に入り、ソファーには
カツラが腰かけ背を向けていた。
サトシ:「来る途中にも説明したけど、
俺たちは今、消えたポケモン達を探す為に
ここでポケモン消滅事件の真相を追ってるんだ」
タケシ:「トキワジムが
スーパーになっていた事は知っていたが、
まさか地下にこんな場所があるとは、、」
タケシはリビングを見渡した。
ヒロシ:「ここだけじゃないさっ。
あのドアの向こうから、いくつもの
研究室や俺たちの部屋があるんだっ。
ここの敷地一帯にねっ」
タケシ:「、、、凄いな」
ヒカリ:「カツラさんっ、ただいまっ」
クルッ(振り向くカツラ)
カツラ:「みんな、おかえりっ」
タケシ:「カツラさん!あのカツラさんだ!」
カツラ:「しばらくじゃなっ。
サトシ君の''連れ”よ」
タケシ:「お久しぶりです。
、、お元気そうで良かったっ」
カツラ:「まぁ座んなさい」
サトシ達は円になって座り、
いままでの経緯をタケシに話した。
カツラ:「、、と、言う訳じゃ」
タケシ:「消えたポケモンとシルフ、、か」
タケシは顎に手を当て真剣な顔で話を聞いた。
サトシ:「俺たちは諦めたくないんだ。
消えたポケモン達の事を、、」
ヒカリ:「大事な”友達”を放っておけないわ!」
ヒロシ:「だからみんなで、昔見た
あの景色を取り戻そうって事なんだ」
タケシ:「そうか、、、」
サトシ:「、、、タケシはどうする?」
サトシ達はタケシの表情を伺った。
タケシ:「うーん、、、」
カツラ:「これは強制でないからの」
皆が見つめる中、タケシの出した答えは、、、
タケシ:「、、、よし、俺もやろうっ」
サトシ:「タケシ!」
ヒカリ:「そうこなくちゃねっ!」
ヒロシ:「よおし!」
タケシはサトシ達と一緒にポケモンを
捜索する事にした。
サトシ:「でも、家の事は大丈夫なのか?」
タケシ:「大丈夫だっ。家にはジロウと
2人で住んでたけど、この際、当分
家の事はジロウに任せるさっ。
それに、しばらくは俺も自由に暮らそうと
思っていたところだったしなっ」
サトシ:「そうか、、、ありがとうなタケシ!」
ヒカリ:「またよろしくね!」
ヒロシ:「みんなで力を合わせよう!」
タケシ:「あぁ!」
カツラ:「部屋は空いとるから
そこを使っとくれっ」
サトシとヒロシはタケシと拳を合わせ、
ヒカリは微笑んでいた。
マリナ:「よろしくお願いします」(礼)
ヒュンッ(マリナの手を握るタケシ)
タケシ:「こちらこそ
宜しくお願いします(ハート)
マリナさんと同じ屋根の下で暮らすなんて
なんという神様のイタズラっ。
いや、これはきっとこうなる運命!
空き部屋と同時に心の鍵も開けて
どうか今夜は、、、」
サトシ:「おいタケシっ!」
サトシはタケシを取り押さえた。
ヒカリ:「ついでにタケシの女癖を
止める存在も必要ねっ(呆)」
カツラさん:「ふむ、、、着々と
仲間が増えていっとるな、、、。良きことじゃ」
ヒロシ:「そうですねっ(笑み)」
こうして、サトシ達の中に
タケシが加わり、夜中の3時にも関わらず
サトシ達はしばらくリビングで盛り上がった。
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