東方 何でも屋
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夏色小径
前書き
バイオハザード7が怖すぎてやってる人が勇者にしか見えない。あ、どもども玉手箱です。やっとのことでの2話投稿です。ゆったり見てくださいぃ〜
俺が、彼女と一緒にお散歩デートをしていたら
「ただ博麗神社に向かってるだけだ!!」
「心の声を読まないでもらえます!?」
まぁ、捉え方には個人差がありますが……少し時間があるので、何か聞きたいことはないかと聞かれたので(聞きたいことだらけなのだが)少し質問してみた。それで分かったことが、彼女の名前が藤原妹紅だと言うこと。そしてなんと…………不死身だと言うこと!!!バァァン!!(驚きBGM)…………え?何?知ってる?……まぁたぁ〜。そして、彼女は蓬莱山輝夜と言う月から来た、これまた不死身の女性と頻繁に殺し合いをしているらしい。不死身同士の殺し合いなのだから、いつまでたっても終わらないのではないか?と思ったがあえて口には出さなかった。そうこうしている内に、目の前にそれなりに長い階段とその先に鳥居が見えた。
「ほえ〜、あれが?」
「そう、 あれが博麗神社。」
階段を上がり、赤い(正確には朱色)の鳥居をくぐると、思ってた以上に大きく、そして古いと思われる神社の拝殿であろう建物があった。その入口付近には小さな賽銭箱がちょこんと置いてあった。そして、建物の近くには大きな木が神社を見下ろすように立っていた。緑色の葉が綺麗な立派な木だ。この〜木何の木〜ケンタッキー♪………おっとこれは、今年の流行語大賞けっt
「ほら、突っ立ってないで行くよ。」
妹紅はそう言うとそそくさと本殿へと足を進めた。
「ちょっと〜置いてかないでぇ〜。」
俺はそう言いながら妹紅を追いかける。と言っても2m程しか離れてないのだが。妹紅が建物の前で「お〜い、いるか〜?」と巫女さんを呼んでいた。2,3分待ったが人がいる気配はなかった。待人 現れないでしょう
「このまま、ここで待つべきか……いや、一度、人里に……。」
妹紅がブツブツと何かを言っていたので、俺はその間に賽銭箱に賽銭を投げ込んだ。
「この位でいいかな?」
貧乏と聞いていたので、所持金から500円玉を2枚賽銭箱に入れた。すると、
「あら、お賽銭とはわかってくれるじゃない。」
ふと、聞きなれない声の方へ顔を向けるとそこには、これまた可愛い女の子が立っていた。まだ、10代半ば位に見える顔立ちで、身長は妹紅よりも、やや高い。少しブラウンがかった黒い目、肩の少し下まで伸びた艶のある黒髪の後ろには頭くらいの大きさの赤いリボンをしていた。赤を基調としたノースリーブの様な服装に、二の腕の中盤から手首の方まである、手首の方が広がった赤い袖。恐らく、巫女服なのだろう。脇出てるけど。
「霊夢、あんなに呼んだのに…まさか無視してたの?…………あ!お賽銭の音がしたから来たんだな!?」
「違うわよ!!蔵の片付けしてて、丁度終わった時にお賽銭の音が聞こえただけよ!!あんたは私がどんな風に見えてるのよ!!」
「貧乏巫女?」
「そうだけど!!間違ってないけど!!!」
俺はこの美少女2人の会話を聞きながら神社の構造を見ていた。拝殿あんのに本殿無くない?蔵もあんの?本殿なくない?巫女服ちょっと奇抜すぎない?本殿なk
「それで?何の用なのよ。まぁ、その男の事なんだと思うけど。見るからに外来人ね。」
「まぁ、そんな所だ。こいつを外の世界に返して欲しいんだ。」
巫女さんがこちらに顔を向けると少し面倒くさそうに
「博麗霊夢、幻想郷で結界を管理している巫女よ。よろしく。」
「俺は高神 結太、よろしく。」
「それじゃあ、高神君って呼ばせてもらうわね。」
「オウ」
俺が二つ返事でOKを出すと、霊夢は少し困った顔で話を切り出した。
「貴方を元の世界に帰すことなんだけど、すぐにってのは無理そうね。」
「ん?なんで?」
「紫って言う妖怪がいてね〜この幻想郷を作った妖怪なんだけど、帰るには紫の力が必要なのよ。」
「ソウナンダー」
「どうでもいい時に居るのに、大事な時にいないんだから、まったく。」
霊夢がそんな事を呟いていたが、俺は結界管理あたりで考えることやめた。
「どうしたものかしら…………。」
霊夢が考えていると
「なぁ、1度、人里に行ってみないか?」
妹紅のその一言により俺は人里と呼ばれる場所に行くことにした。即断即決即行動これ大事。俺と妹紅は霊夢にお礼を言うとデートの続き(当社比)をしながら人里へと向かった。
「??」
1人になった博麗の巫女は静かになった神社で何か気になったことがあったのか首を傾げていたのだった。
後書き
次の投稿は1ヶ月以内にします!!(謎の断言)
今回のお話はどうでしたか?え?面白くな?え?何?聞こえない。
兎にも角にも、温かく見守ってもらえると幸いです。それじゃあ〜またね!!
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