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作り置き可能!激ウマソースレシピ&常備菜特集・その2
さてと、前にジェノベーゼソースは作ったしカルボナーラソースは作り置きに向かないからな。ペペロンチーノのソースと和風キノコパスタのソースを作り置きするとするか。
《作り置きペペロンチーノソース!》
・赤唐辛子:4本
・にんにく:3片
・サラダ油:50cc
・オリーブオイル:50cc
・塩:小さじ1
・粗挽き黒胡椒:小さじ1/2
さて、作っていくぞ。唐辛子は種を取り除いて小口切り、にんにくは2mm角くらいにみじん切りにする。
フライパン(出来れば小さい物が良い)にサラダ油と刻んだにんにくを入れ、焦がさないように揚げ焼きにしていく。焦がすと苦味が出て不味くなるから注意な。
にんにくがきつね色になったら、金属のボウルに刻んだ唐辛子と黒胡椒を入れ、そこに熱々のにんにく油を注いでよく混ぜる。
ある程度熱が取れたらオリーブオイル、塩を加えて混ぜれば完成。後は瓶詰めにでもすれば、冷蔵庫で1ヶ月は保つぞ。ちなみにオリーブオイルだけでやらない理由は、長期保存の為に冷蔵庫にしまうと、オリーブオイルだけだと固まってしまう可能性があるからである。後は使う時に使うだけパスタや野菜に絡めればいい。お次はキノコソースといこう。
《作り置きキノコソース!》
・しめじ:1/2株
・舞茸:1/2株
・えのき:1/2袋
・酒:大さじ1
・みりん:大さじ1
・醤油:大さじ1
・ほんだし:小さじ1
・水:100cc
・片栗粉:大さじ1~1.5
さて、作っていくぞ。それぞれのキノコは石附を落とし、しめじと舞茸は小房に分けてえのきは半分の長さに切っておく。
上記の調味料を全て混ぜ合わせて合わせ調味料を作る。普段は片栗粉は別にしたりするが、今回は一緒で良いぞ。
フライパンに適量の油を引いて熱し、キノコを炒める。程よく焼き色が付いたら合わせ調味料を加えて一煮立ち。とろみが付いたら完成。今回は比較的入手しやすいキノコで作ったが、勿論エリンギや椎茸、なめこなんかで作ってもOKだ。
バターと一緒にパスタに絡めるのは勿論、フライパンでソテーした白身魚とか、冷奴、オムライスにかける……なんてのもアッサリしてて美味いぞ。
「そういや金剛」
「ンー?どしたのdarling?」
「その服装はどうしたんだ?まさか明石の手作りか?」
ウチの明石は仕事が趣味!というか趣味を仕事にしてしまったワーカーホリック(仕事中毒)な奴だ。休みの日にまで工廠に籠り、趣味の機械弄りをしているのだから筋金入りである。そんな状態だから監視を付けて無理にでも休ませないとぶっ倒れるまでやっている為、最近はなるべく仕事を振らないようにしていた。ところがこの金剛の服装だ。見た所出撃にも耐えられるように作られているようだし、まさかと思って尋ねたのだ。
「あ~、それは大丈夫ネ。これは通販で買ったヨ」
「つ、通販?」
それもそれで問題なんじゃなかろうか。もしも艦娘の制服の技術が漏洩していて作られた物が通販の商品として流通しているとしたら……エラい事だ。
艦娘の制服は普通の服に見えるが妖精さんの謎とミステリー、それと多少のロマンの詰まった技術によって出来上がっており、深海棲艦の攻撃をある程度吸収する防御力を兼ね備えている。そんな技術が流出していて、国外に持ち出されたりしたら一大事だ。
「あ、大丈夫ヨdarling。通販って言っても鎮守府でしか頼めないネ」
「はっ?」
金剛はそう言うと、何やらゴソゴソやってこちらに一冊の雑誌……というか軽い辞典位の厚みの本を差し伸べてきた。そこには、
『明石酒保限定・明石セレクションカタログ』
の文字が。中を見ると、艦娘の制服と同じ技術が使われたメイド服やチャイナドレス、はたまた水着やらナース服、ミニスカポリスなんてどこのイメクラだよって服やら、ハイスペック過ぎるパソコンやら果ては毒物の間違いなんじゃないかと疑いたくなるような食料品まで、数多くの商品がラインナップされていた。
「うわぁ……なんじゃこりゃ」
パラパラと冊子を捲っていくと、最後のページに『発行元:大坂鎮守府』の文字が。あぁ、あそこか……と妙に納得し、俺はそっと冊子を閉じた。濃い面子を揃えた人外魔境と呼ばれる大坂鎮守府、あそこならやりかねん。……ウチも別の意味で魔境呼ばわりされているらしいが、そんなのは棚上げにしておく。
「そういえば他のみんなも買いに来てましたネー」
……いや、皆まで言うなよ?その皆が示す物は何となく解っているから言うなよ?あいつらがそんな俺を刺激するような服を見つけて買わない訳がねぇからな。
『後で明石に亜鉛でも頼んどくか……』
あぁ、明日からの嫁艦共の攻勢が目に浮かぶ。それを振り払う為にも、調理を続けよう。
お次は使い道が様々ある、タレを何種類か。
《手軽に韓国の味!コチュジャンソース》
・コチュジャン:大さじ2
・みりん:大さじ1.5
・レモン果汁:大さじ1
・醤油:小さじ1
・砂糖:小さじ1
・ごま油:小さじ1
・塩:小さじ1/2
作り方は混ぜるだけ。葉物野菜と食べる韓国風の刺身や、豆腐、サラダに肉と使い道が中々広い。作っておくと醤油味などに飽きてきた時などに重宝したりする。冷蔵庫で半月は保つぞ。お次は野菜がモリモリ食べたくなる味噌ダレをご紹介。
《キャベツやキュウリが止まらない!特製味噌ダレ》
・味噌:60g
・マヨネーズ:8g
・ごま油:18g
・みりん:5g
・砂糖:4g
・すりごま:5g
・おろしにんにく:2g
・豆板醤:2g
・醤油:1g~
量りにボウルを乗せ、調味料を量りながら合わせていく。いつもより細かい配合になってるが、根気よく頑張ってくれ。醤油の量は味見をしつつ塩気の強さで加減してくれ。キュウリや人参、大根なんかの野菜スティックもいいが、なんと言ってもオススメはキャベツ。ざく切りにしてこの味噌ダレを付けて食べると、手が止まらなくなる。その上濃い目の味付けだから酒もご飯も進む進む。堪らないし、止まらない。
お次は自宅で作る、ご飯にかけるオイルを2種類作るか。『食べるラー油』と『食べるオリーブオイル』を紹介しよう。
《辛旨!特製食べるラー油》
・ごま油:150cc
・サラダ油:100cc
・乾燥にんにく:25g
・スライスアーモンド:25g
・フライドオニオン:100g
・長ねぎ:1/2本
・粉唐辛子:20g
・白ごま:3g
・中華だし(顆粒):10g
・粉山椒:7g
※以下お好みで※
・さきいか:適量
・干しエビ:適量
・干し貝柱:適量
・ちりめんじゃこ:適量
・柿の種:適量
さて、作ろうか。乾燥にんにくとスライスアーモンドは袋などに入れて細かく砕き、ごま油とサラダ油と一緒にフライパンに入れて弱火にかけて加熱していく。この間に長ねぎをみじん切りに。
金属のボウルに唐辛子と粉山椒、刻みねぎを入れ、軽く混ぜておく。加熱していたにんにくが色付き始めたら火を止め、ボウルに熱い内に移して唐辛子等を加熱。そのまま置いて粗熱を取る。
食べるラー油の特徴は、ただ辛いだけじゃなく旨味が重要になってくる。それを引き出すのが魚介。特に乾物がオススメだ。粗熱をとっている間に油を熱していたフライパンにじゃこや干しエビ、干し貝柱を炒っていく。柿の種は食感をプラスする為の具材だな。炒ったら軽く砕いて冷ましている油に加えて混ぜれば完成。瓶詰めして冷蔵保存しよう。ご飯は勿論、麺類、サラダ等にも。
《和食にも!食べるオリーブオイル》
・玉ねぎ:1個
・じゃこ:大さじ山盛り5杯
・唐辛子:3本
・ブラックオリーブ:7~10粒(1袋)
・砂糖:小さじ1
・七味:小さじ1~※お好みで調整
・すりごま:大さじ3
・EXオリーブオイル:適量
・塩:適量
・柚子の皮:適量
お次はイタリアンぽく食べるオリーブオイルを紹介。玉ねぎはみじん切りにしたら200℃のオーブンで15分程焼く。水分を飛ばす目的なので、無理矢理15分も焼かなくてもOKだ。家のオーブンの具合で調整してくれ。
オリーブとじゃこ、柚子の皮はみじん切り、唐辛子は小口切りに刻んでボウルに合わせる。ここに焼いた玉ねぎ、砂糖、七味、ごまを合わせて更に混ぜ、お好みの塩梅に塩を加える。
具材がひたひたになる位の量にオリーブオイルを加えて混ぜれば完成。オリーブオイルだからバゲットは勿論のこと、冷奴に刺身なんかの和食にもマッチする。是非とも試して欲しいのが味噌汁にちょい足し。一杯の味噌汁にスプーン一杯加えるだけで味が劇的に変わる。
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