サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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サトシ:「店長さんと何か話してたのか?」
ヒカリ:「え?、、あぁ、まぁねっ。
それより、サトシ何持ってるの?」
サトシ:「これこれっ!
、、、ポケモンパンだってよ!」
ヒカリ:「ドードのカレーパン、、、
ポケモンシール付き!?」
サトシ:「あぁ!スーパートランセルにしか
売ってないみたいだぜ!」
ヒカリ:「あたしも買おーっと!」
ヒカリはパンコーナーに行き、
ゼニガメの蒸しケーキを選んだ。
サトシ:「他に買うもんはないのか?」
ヒカリ:「あとは〜、、あたしも
飲み物買いたいなっ」
サトシ:「だったらこっちだぜっ!」
タタタッ
ヒカリ:「あ、ちょっとサトシっ、
店の中走んないでよ〜っ」
タタッ
飲み物コーナーにて
サトシ:「どれにするんだ?」
ヒカリ:「うーん、、、これっ!」
スッ
ヒカリはハチミツティーを選んだ。
サトシ:「じゃあ、払ってくるか!
俺払ってくるよ!」
ヒカリ:「あっ、いいわよ!
あたしがサトシを巻き込んじゃったし、
今日はあたしがおごるわっ!」
サトシ:「気にすんなよっ、ほらっ」
バッ(買い物かご)
ヒカリ:「あっ、、、」
サトシはヒカリの買い物かごを取った。
サトシ:「よしっ、特訓特訓っ」
ヒカリ:「あっ、、ありがとうっ」
ヒカリ(サトシ、、、)
サトシ:「ははっ、気にすんなよっ。
、、その代わりポケモンシールは貰うぞっ」
ヒカリ:「かご返して」
結局、会計はヒカリがおごる事にした。
レジにて、、、
サトシ:「ヒカリっ!」
ヒカリ:「ん?」
サトシ:「、、、ポケモンパン、
もう1個買ってもいいか!?パンは
ヒカリにやるからさ!」
レジで順番待ちをしている間に、
サトシはポケモンパンの事を考えていた。
ヒカリ:「はぁっ(呆)、、、今日だけねっ。
そろそろあたしの番だから早めに
選んで来てね?」
サトシ:「もちろんさっ!」
ダダッ(走)
ヒカリ:「ついでにヒロシ君の分もお願ーいっ」
サトシは走ってポケモンパンを取りに行った。
ヒカリ:「シールでもポケモンの事になると
ああなっちゃうのねっ」
店員:「お待ちのお客様〜」
ヒカリ:「あっ、ちょっとだけ
待ってもらってもいいですか?」
幸い、ヒカリの後ろに客はおらず、
ヒカリは少しだけ待ってもらった。
出口にて、、、
ウィィンッ(出口ドア)
???:「トキワシティ、久しぶりだなっ」
この時、スーパートランセルに
訪れていたのはサトシ達だけではなかった。
???:「帰郷がてらに立ち寄ってみたが、、、。
トキワシチューを作る前に、
帰ったら先ず掃除からだなっ」
ガチャン(バイク)
レジにて
店員:「袋はお使いになられますか?」
ヒカリ:「はいっ」
サトシ:「俺が袋に詰めるぜ!」
戻ってきたサトシが袋詰めをする為に
移動すると、、、
サトシ(、、、あれっ?)(外の景色)
ブゥゥン(外のバイク)
サトシ(あの後ろ姿、、、)
サトシは窓ごしに袋詰めしながら、
スーパーを去るバイク乗りが気になった。
サトシ:「、、、気のせいか」
ヒカリ:「サトシっ、どうしたの?」
サトシ:「え?、、いや、何でもない!
ありがとうなっ!」
ヒカリ:「あたしの方こそ、
今日は一日中特訓に付き合ってくれて
ありがとうっ!」
2人は下の研究室に戻った。
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