ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダーゴースト ーAquors Gorstー
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第1章 英雄アイコンとレジェンドライダーアイコン
第15話 武蔵坊の扇子
前書き
エグゼイドは黒いエグゼイドの正体が次週、わかりますね。
この小説でも、敵が持っている英雄アイコンの正体を判明できればいいですね。
今回も英雄アイコンが登場します。
翌日の日曜日・・・・・・
朝に英雄の遺品の情報を両親から聞いた。
ちなみに、2人が仮面ライダーであることはダイヤがスペクターに変身して3日ぐらい経過したときに知ったが、これまでと変わらず、2人の娘を見守っている。
そこで、ルビィとダイヤは練習を休み、ある英雄の遺品が置いてあるという寺へと向かう。
その寺は熱海にあるため、ルビィとダイヤは沼津からJR東海道線に乗り、熱海駅で下車する。
熱海駅の改札を通過すると、そこには寺の住職と思われる人物がいた。
???「お待ちしておりました。黒澤ダイヤ様、黒澤ルビィ様」
ダイヤ「お久しぶりですわ。和夫様」
ルビィとダイヤを迎えたのは板橋和夫である。
和夫はダイヤとルビィの父親の友人であるため、2人のことを知っている。
3人は熱海駅からバスに乗り、和夫が務めている寺へと向かう。
やがて、寺の近くのバス停に到着し、3人はバスから降り、寺へと歩いていく。
寺に到着すると、和夫が2人を中へと入れる。
そこで、和夫はダイヤとルビィにあるものを見せる。
ルビィ「これは?」
和夫「これは武蔵坊弁慶が使ったとされる扇子だ。数日前、ある男からこの扇子があれば武蔵坊弁慶になれると言われて、その男はその扇子を置いて、どこかへ行ってしまったんだ」
ダイヤ「その男がどういう人か、わかります?」
和夫「確か、黒い軍服のようなものを着て、丸い道具のようなものを持っていたな。それに、去るときに何か不気味な笑みを見せていた」
ルビィ(それって、ユーゴ!?)
ルビィはその話を聞いて、和夫に扇子を渡したのはユーゴではないかと考えるが、それと同時にユーゴだと『不気味な笑み』というのに違和感があった。
ルビィ(いや、ユーゴは確かに強かったけど、不気味な表情を見せて戦っていなかった・・・・・・となると、まさか、リヴァル!?)
ユーゴではないと思ったルビィは、ビリー・ザ・キッドのアイコンを入手したときのことを思い出し、和夫に扇子を渡したのはリヴァルではないかと考える。
ルビィ(あの時、リヴァルは何かをたくらんでいるような表情をしていた。ユーゴでないとなると、リヴァルが渡したのね)
その時、寺の敷地内で何かが爆発したような音が聞こえた。
ダイヤとルビィが外に出ると、そこにはトライセラトップス眼魔がいた。
ダイヤ(そういえば、和夫様には眼魔は見えないんでしたね)
ダイヤは和夫には眼魔が見えないと察知し、持っていたクモランタンの光を前に向けて照らす。
クモランタンを使用したことで、和夫にもトライセラトップス眼魔を視認できるようになった。
和夫「な、何だあの怪物は!?」
ダイヤ「あれは、眼魔という怪物ですわ」
和夫「が、眼魔!?」
トライセラトップス眼魔「この寺をぶち壊して、英雄の遺品をいただいていくぜ!!」
ダイヤ「そんなことはさせませんわ!!行きますわよ、ルビィ!!」
ルビィ「ええ!!」
ダイヤとルビィはゴーストドライバーを発生させ、ルビィは右手にアクアゴーストアイコンを、ダイヤはスペクターアイコン持ち、ルビィは左の手のひらでアイコンのスイッチを押し、ダイヤは右手でアイコンのスイッチを押し、それをドライバーにセットし、カバーを閉じる。
《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》
《アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!》
ルビィ・ダイヤ「変身!!」
《カイガン!アクア!レッツゴー!覚悟!マ・-・メ・イ・ド!ゴースト!》
《カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!》
ルビィは仮面ライダーゴーストアクア魂に、ダイヤは仮面ライダースペクターに変身し、ジュエル眼魔に立ち向かう。
和夫「ふ、2人の姿が変わった!?」
和夫はダイヤとルビィの姿が変わったことに、驚きを隠せない。
トライセラトップス眼魔「仮面ライダー、ここで排除する!!」
和夫「か、仮面ライダー!?」
和夫(仮面ライダー、確か、都市伝説で聞いたことがあるけど、まさか、2人が仮面ライダーだったとは・・・・・・)
和夫は仮面ライダーの都市伝説を知っており、トライセラトップス眼魔が発した『仮面ライダー』の単語に思わず反応していた。
変身後、ゴーストはガンガンセイバー、スペクターはガンガンハンドを取り出し、トライセラトップス眼魔に立ち向かう。
一方、トライセラトップス眼魔はダイノソアクラブの棍棒を生成し、ゴーストとスペクターに立ち向かう。
ゴースト「えいっ!!」
トライセラトップス眼魔「ふんっ!!」
トライセラトップス眼魔はゴーストのガンガンセイバーをダイノソアクラブで防ぐ。
スペクター「そこっ!!」
スペクターはガンガンハンドの銃撃で攻撃するが、トライセラトップス眼魔の光弾で相殺する。
そして、ダイノソアクラブでゴーストを突き飛ばすと、同時にスペクターも突き飛ばす。
スペクター「まだよ!!ファイズ!!」
スペクターはファイズのアイコンを取り出し、スイッチを押すと、すでにセットされているスペクターアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。
《アーイ!バッチリミロー!》
《カイガン!ファイズ!携帯番号!5!5!5!》
仮面ライダースペクターファイズ魂にチェンジすると、ファイズエッジを持ち、トライセラトップス眼魔を切り裂く。
だが、すぐにダイノソアクラブの反撃を受け、ダウンしてしまう。
それを見たゴーストはトライセラトップス眼魔に向かうも、ゴーストの接近に気付いたのか、ダイノソアクラブの攻撃を受けてしまう。
ゴースト「くっ・・・・・・」
スペクター「ファイズでダメなら!!」
スペクターはウォーターのアイコンを取り出し、スイッチを押すと、すでにセットされているファイズのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。
《アーイ!バッチリミロー!》
《カイガン!ウォーター!水の魔法!ウォーターウィザード!》
仮面ライダースペクターウォーター魂にチェンジし、ウィザーソードガンをガンモードに変形させる。
スペクター「さあ、ショータイムですわ!!」
そして、トライセラトップス眼魔に向けて、2発銃撃する。
スペクター「よしっ、いけるわ!!」
スペクターがとどめを刺そうとしたとき、トライセラトップス眼魔の様子が突然変わった。
すると、トライセラトップス眼魔は巨大化した。
ゴースト「きょ、巨大化した!?」
和夫(あれを、使うしかない!!)
それを見た和夫は、建物の中を走り、ある部屋へと到達する。
すると、リヴァルと思われる男からもらった扇子を手に持ち、外へと向かう。
一方、ゴーストとスペクターはトライセラトップス眼魔に苦戦している。
ゴースト「くっ、このままじゃ・・・・・・」
すると、和夫が扇子を持って中から出てくる。
和夫「仮面ライダー!!この扇子を使え!!」
和夫はゴーストに向かって扇子を投げ、ゴーストはその扇子をキャッチする。
ゴーストはその扇子に目玉の紋章を描く。すると、パーカーゴーストが現れ、ポーズをとった後、平安時代末期の僧兵で、源義経の郎党だった『武蔵坊弁慶』の姿が現れた。
その後、パーカーゴーストがゴーストのドライバーに吸収されると、白のアイコンが現れた。
ちなみに、アイコンの上部は『07』となっている。
ゴースト「弁慶さん、ルビィに力を貸してください!!」
ゴーストはアイコンのスイッチを押すと、すでにセットされているアクアのアイコンと入れ替え、かばーを閉じる。
《アーイ!バッチリミナー!》
《カイガン!ベンケイ!アニキ!ムキムキ!仁王立ち!》
仮面ライダーゴーストベンケイ魂にチェンジし、ガンガンセイバーをナギナタモードに変化させ、ガジェットのクモランタンがガンガンセイバーに装着されたことで、ハンマーモードになった。
トライセラトップス眼魔「このぉ、仮面ライダーが!!」
トライセラトップス眼魔はゴーストに攻撃しようとするも、ゴーストは攻撃を受け止め、ベンケイ魂ならではのパワーで巨大化したトライセラトップス眼魔を突き飛ばす。
スペクター「すごい、あれだけ巨大な眼魔を、簡単に・・・・・・」
ゴースト「お姉ちゃん!! ルビィが決めるよ!!」
スペクター「任せたわ、ルビィ」
ゴーストはガンガンセイバーをドライバーにアイコンタクトさせる。
《ダイカイガン!》
《ガンガンミナー!ガンガンミナー!》
ゴースト「命、燃やすよ!!」
《オメガボンバー!》
ゴーストは飛翔し、地面に着地すると同時に、ガンガンセイバーを地面に叩きつける。
すると、地面から紋章が発生し、そこから弁慶の七つ道具を模したエネルギー弾が現れ、7つのエネルギー弾はトライセラトップス眼魔に直撃し、トライセラトップス眼魔が爆発すると、トライセラトップス眼魔のパーカーゴーストを纏った眼魔アサルトも爆発した。
そして、トライセラトップス眼魔の眼魔アイコンは砕け散り、消滅した。
トライセラトップス眼魔を倒したゴーストとスペクターは変身を解除する。
《オヤスミー!》
変身を解除した後、和夫がダイヤとルビィのもとにやってくる。
和夫「よくやった。2人なら、きっと眼魔という怪物に勝てると信じている。ルビィ、弁慶の力、お前に託す」
和夫のその言葉に、ルビィは首を縦に振る。
その後、寺を出たルビィとダイヤはバス停からバスに乗り、熱海駅へと戻っていった。
だが、その様子をリヴァルが遠くから見ていた。
リヴァル「おのれ、黒澤ルビィ。トライセラトップス眼魔を倒された挙句、弁慶のアイコンが奴に取られるとは・・・・・・」
ユリン「まったく、ほんとにあんたの策はザルだらけね、リヴァル」
そこへ、どこからだか現れたユリンがリヴァルをからかうようにこう言った。
ユリン「完璧と言っていながら、結局アイコンは黒澤ルビィに取られてるじゃない」
リヴァル「た、たまたまです!!今度こそ、アイコンを奴から奪って見せます!!」
そう言った後、リヴァルはその場から消えた。
その後のリヴァルは眼魔の世界に戻っていた。
リヴァル(まだだ。まだ手は残っている。それをやれば、アイコンなど簡単に・・・・・・)
リヴァルは新たな策で、アイコンを手に入れようとたくらんでいた。
後書き
第15話現在の所持アイコン
ルビィ:アクア、ムサシ、エジソン、ロビン・フッド、ビリー・ザ・キッド、ベンケイ、フーディーニ、クウガ、ジョーカー、ウィザード
ダイヤ:スペクター、ファイズ、ゼロノス、ウォーター
ユーゴ:英雄アイコン×2、フォーゼ
リヴァル:英雄アイコン×4
ルビィの残り日数:あと74日
今回登場したオリジナル眼魔
・トライセラトップス眼魔
仮面ライダーWに登場したトライセラトップス・ドーパントの姿をした眼魔。
能力はトライセラトップス・ドーパントと変化はなく、巨大化もする。
弁慶のアイコンの力、やっぱりいいですね。
必殺技もかっこいいですし、素晴らしいです。
弁慶の力のすばらしさに浸っているところ申し訳ありませんが、ここで皆さんに1つお詫びしなければなりません。
前にセカンドライダーのアイコンや亜種フォームのアイコンは15個の対象外の理由は後程判明しますと書きましたが、私が考えたストーリーの進行の都合上、これの理由の説明をなしにすることにしました。
一応、ゴーストでいうタケルの最初のグレートアイの接触までのストーリーがおおむね決まったからです。
英雄アイコンでやる予定ですが、もしかしたらライダーアイコンの方でやるかもしれません。(確率は英雄アイコンの方が高い)
楽しみにしていた皆様には、このような結果になってしまったことを深くお詫び申し上げます。
申し訳ございません。
ですが、ルビィのグレートアイとの接触までは着実に近づいていますので、楽しみに待っていてください。
次回はライダーアイコンを出す予定ですので、お楽しみに!!
ページ上へ戻る