| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダーゴースト ーAquors Gorstー

作者:ribbons00g
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第1章 英雄アイコンとレジェンドライダーアイコン
  第9話 ダイヤの決意/スペクター覚醒

 
前書き
エグゼイドが始まりました。

ゴーストとのコラボ映画も楽しみですね。

今回からスペクターが登場します。 

 
ルビィがフーディーニのアイコンを手に入れてから3日が経過したある日・・・・・・

ダイヤ「・・・・・・」

生徒会の仕事を終えた後、ダイヤはルビィのことで悩んでいた。

ルビィがどうして眼魔に殺されなければならないのか、ルビィがいなくなったらどうしたらいいのか。というのが、ダイヤを苦しめていた。

そんなダイヤを鞠莉が話しかける。

鞠莉「ダイヤ、最近元気がないわよ。何かあった」

ダイヤ「えっ、まあ、ちょっとね・・・・・・」

鞠莉「ルビィのこと?」

ダイヤ「そうね・・・・・・」

鞠莉「ダイヤ、今はルビィのこと、信じてあげましょう」

ダイヤ「・・・・・・」

そう言った後、鞠莉は生徒会室から出て、それから数分後にダイヤも生徒会室を出る。

翌日の放課後、ルビィは先に帰り、ダイヤは生徒会の仕事、千歌たちはスクールアイドルの練習に励んでいた。

千歌たちが練習している中、その練習光景をオウム眼魔が見ていた。

オウム眼魔「海の女神、消去開始」

オウム眼魔は飛び立ち、千歌たちのもとまで飛ぶ。

梨子「何!?今の・・・・・・」

花丸「まさか!?」

風とは違う音を聞いた千歌たちは、眼魔がいると思い、花丸がクモランタンの光を点灯させる。

花丸「ずら!!」

すると、オウム眼魔の姿を視認できるようになり、千歌たちは恐怖に襲われる。

善子「な、な、な、何アレ!?」

曜「お、オウムの眼魔!?」

オウム眼魔「人間、消去開始」

ルビィ「待ちなさい!!」

すると、ルビィが現れ、オウム眼魔はルビィの方を向く。

ルビィはゴーストドライバーを発生させ、右手にアクアゴーストアイコンを持ち、左の手のひらでアイコンのスイッチを押し、それをドライバーにセットし、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》

ルビィ「変身!!」

《カイガン!アクア!レッツゴー!覚悟!マ・-・メ・イ・ド!ゴースト!》

ルビィの体を黒のスーツが覆い、アクアゴーストパーカーを纏った姿、仮面ライダーゴーストアクア魂となった。

ゴーストはオウム眼魔に立ち向かうが、オウム眼魔は空を飛び、火炎弾攻撃を繰り出す。

ゴースト(ここじゃ、みんなが・・・・・・場所を変えなきゃ)

ゴーストはウィザードアイコンを取り出すと、アイコンのスイッチを押し、セットされているアクアのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!》

《カイガン!ウィザード!指輪の魔法!最後の希望!》

仮面ライダーゴーストウィザード魂にチェンジし、右手をオウム眼魔の方に向けると、バインドの魔法を繰り出し、オウム眼魔を拘束すると、そのままオウム眼魔を海岸の方に追いやる。

それを見て、ゴーストもオウム眼魔を追う。

海岸まで飛ばされたオウム眼魔は再びゴーストに攻撃し、ゴーストもウィザーソードガンを使い、オウム眼魔にダメージを与える。

ゴースト「次はこれよ、エジソン!!」

ゴーストはエジソンのアイコンを取り出すと、アイコンのスイッチを押し、セットされているウィザードアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!》

《カイガン!エジソン!エレキ!ヒラメキ!発明王!》

仮面ライダーゴーストエジソン魂にチェンジし、ガンガンセイバーを取り出し、ガンガンセイバーを銃の形態、ガンモードに変形させる。

オウム眼魔は再び空へと飛ぶが、ガンガンセイバーの銃撃でオウム眼魔は地面に落下する。

だが、次の瞬間、後ろから電撃攻撃がゴーストを襲う。

電気攻撃を受けた直後、ゴーストは後ろを見る。

そこには、眼魔世界の制服を着用したルビィと同じかそれよりも年下の女の子、その正体はユリンである。

ユリン(さあオウム眼魔、仮面ライダーを消して差し上げなさい)

そう言った後、ユリンはその場から消えた。

ユリンに気を取られたゴーストは、オウム眼魔の火炎弾やパンチ攻撃を受け続ける。

---------------------------------------------

一方、ダイヤは生徒会の仕事を終え、休み時間に果南にスクールアイドルの練習に来ないと誘われており、スクールアイドルの練習に向かっていた。

実は、ダイヤはかつてスクールアイドルグループを結成していたが、ある事情により解散している。

それから、スクールアイドルに興味をなくしていたが、あることがきっかけで、スクールアイドルの活動を再開している。

だが、その時、海岸で妙な爆発音が聞こえた。

それを見ると、ルビィが変身したゴーストとオウム眼魔が戦っている様子である。

姉としてルビィを助けたいダイヤだが、自分では何もできない無力さに絶望する。

ダイヤ(私には、何もできないというの?)

その時、ダイヤは遠くで仙人が見ているのを見つけ、ダイヤは仙人のもとに走る。

ちなみに、すでに放たれているクモランタンのおかげで、仙人の姿が見えるようになっている。

ダイヤに気付いたのか、仙人はダイヤの方を向く。

ダイヤ「あなたが、仙人ですね?」

仙人「おぬしは、ルビィの姉か?」

ダイヤ「そうです。お願いがあります、あなたに」

仙人「何だね?」

ダイヤ「私に、ルビィが使っているものと同じ力をください!!」

仙人「なぜ、お前は戦おうとする?」

ダイヤ「ルビィがこうして戦っているのに、私は何もしてあげられない。そんなの、私は嫌なんです」

仙人「だが、ルビィはこう言っていたぞ。眼魔との戦いのために、お前たちを巻き込みたくないとな」

ダイヤ「・・・・・・ルビィのその気持ち、わかります」

仙人「?」

ダイヤ「でも、眼魔との戦いを、ルビィ1人に背負わせてはいけないと思うんです。ルビィは仮面ライダー以前に、私たちの仲間で、姉妹なんです!!だから、私にその力をください!!」

ダイヤの必死の説得に、仙人は少し考える。

そして、考えた末、仙人はダイヤにルビィと同じゴーストドライバーを与え、さらにアイコンを取り出し、ダイヤに差し出す。

仙人「黒澤ダイヤ。お前の勝ちだ。その信念、最後まで貫き通せ!!そして、必ず生き残れ!!」

仙人にそう言われ、ダイヤは首を縦に振る。

そして、ダイヤはゴーストとオウム眼魔のいる場所へと走る。

-------------------------------

一方、ゴーストはオウム眼魔の猛攻を受け続け、壁にたたきつけられた後、変身を強制解除されてしまう。

ルビィ「くっ・・・・・・」

千歌「ルビィちゃん!!」

ルビィのもとに駆け寄る千歌たちだが、オウム眼魔は千歌たちのもとへと歩き始める。

千歌「嫌、来ないで・・・・・・」

オウム眼魔「消去」

オウム眼魔が火炎弾で千歌たちを葬ろうとしたその時、ダイヤがオウム眼魔をタックルし、攻撃を受けたオウム眼魔は火炎弾を上空に放ち、不発となった。

ルビィ「お姉・・・・・・ちゃん」

千歌「ダイヤさん!!」

果南「ダイヤ」

ダイヤ「眼魔。よくも妹を、ルビィをたくさん痛めつけてくれましたね。これ以上、ルビイを傷つけるなら、私が、あなたたちを倒してあげます!!」

そう言った直後、ダイヤは右手をお腹のあたりにかざし、ゴーストドライバーを発生させる。

花丸「あれ、ルビィちゃんと同じ」

果南「もしかして!?」

ダイヤは右手でアイコンのスイッチを押すと、右手からアイコンを離し、離れたアイコンがドライバーにセットされると、左手でカバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!バッチリミロー!》

ダイヤ「変身!!」

《カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!》

ダイヤの体を黒のスーツが覆い、スペクターゴーストパーカーを纏った姿、仮面ライダースペクターとなった。

曜「ダイヤさんが・・・・・・」

鞠莉「仮面ライダーに!?」

そして、スペクターに変身したダイヤは、オウム眼魔へ攻撃する。

スペクター「はあっ、せいっ!」

スペクターはパンチやキックを連続でオウム眼魔に浴びせ、オウム眼魔の攻撃を受け止めながら、反撃し、オウム眼魔をダウンさせる。

果南「すごい・・・・・・」

ルビィ「お姉ちゃん」

そして、接近戦では不利だと判断したオウム眼魔は空へと飛び、火炎弾をスペクターに浴びせる。

スペクター「くっ・・・・・・」

空中からの攻撃に、スペクターも手を出すことができない。

それを見たルビィは立ち上がり、フーディーニのアイコンを取り出した後、スペクターの方を向く。

ルビィ「お姉ちゃん!!これを使って!!」

ルビィはフーディーニのアイコンをスペクターに向けて投げ、スペクターはフーディーニのアイコンを受け取る。

スペクター「ありがとう、ルビィ」

スペクターはフーディーニのアイコンのスイッチを押すと、セットされているスペクターのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミロー!》

《カイガン!フーディーニ!マジイイジャン!すげぇマジシャン!》

仮面ライダースペクターフーディーニ魂にチェンジすると、オウム眼魔に向かって飛翔する。

オウム眼魔「新たな仮面ライダー、消去」

オウム眼魔はスペクターに向けて火炎弾を放つも、スペクターは攻撃をすべて回避する。

そして、オウム眼魔にパンチを一発浴びせ、オウム眼魔はひるみ、地面へと落ち始める。

スペクター「私の生き様、見せてあげますわ!!」

《ダイカイガン!フーディーニ!オメガドライブ!》

フーディーニ魂の飛行ユニットから4本の鎖が現れ、4本の鎖がオウム眼魔を拘束する。

そして、飛行ユニットを分離させ、ドリルキックをオウム眼魔に向けて放つ。

ドリルキックはオウム眼魔に直撃し、オウム眼魔が爆発した後、オウム眼魔のパーカーゴーストを纏った眼魔アサルトも爆発した。

そして、オウム眼魔の眼魔アイコンは砕け散り、消滅した。

その後、千歌たちのもとまで空中飛行で移動し、地面に着地した後、変身を解除する。

《オヤスミー!》

変身を解除したダイヤももとに、千歌たちが駆け寄る。

ルビィ「お姉ちゃん」

ダイヤ「ルビィ。あなたは1人で戦ってるわけじゃない。私たちだって、ルビィと一緒に戦っている。だから、1人で眼魔と戦うなんてしちゃだめよ」

果南「私たちは仲間よ。困ったときは、私たちを頼りなさい」

花丸「私たちは、ルビィちゃんの味方ずら」

ルビィ「みんな・・・・・・」

ダイヤ「ルビィ。スクールアイドルの練習、私は参加するけど、ルビィはどうするのです?」

ルビィ「私は、ゴーストだけど、生き返って、またアイドルを目指したい!!だから、私もまた参加する!!」

ルビィはこれまで、アイコン探しや眼魔との戦いのために、練習に参加していなかったが、ダイヤの決意の強さと仲間からの励ましで、再び練習に参加すると決めた。

その後、解散となり、帰り道、ダイヤはフーディーニのアイコンをルビィに返した。

2人の後姿を、仙人はしっかりと見ていた。

仙人「あの姉妹の絆の強さ、これまでにない強さだ」

そう言った後、仙人は消えていった。

そして翌日、ルビィはメンバーたちと共に練習に励んだ。 
 

 
後書き
第9話現在の所持アイコン

ルビィ:アクア、ムサシ、エジソン、フーディーニ、クウガ、ジョーカー、ウィザード
ダイヤ:スペクター
ユーゴ:英雄アイコン×2、フォーゼ

ルビィの残り日数:あと80日

今回登場したオリジナル眼魔
・オウム眼魔
 仮面ライダーオーズに登場するオウムヤミーの姿をした眼魔
 能力はオウムヤミーと同等で、特に変化はない。

ついにスペクターが登場しました。

姉妹共闘ということで、スペクターはダイヤが変身者です。

初戦闘で戦闘能力の高さが見て取れますね。

ちなみに、スペクターは基本的に英雄アイコンは所持しません(ルビィから渡されて使用しますが、戦闘後に返却します)。

スペクターが登場したことで、眼魔との戦いもこれからですね。

次回をお楽しみに。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧