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ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダーゴースト ーAquors Gorstー

作者:ribbons00g
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第1章 英雄アイコンとレジェンドライダーアイコン
  第7話 眼魔の真実

 
前書き
久しぶりの更新になります。

ぜひ、お楽しみください。

今回は、ついにあれが動き出します。 

 
浦の星女学院の校舎の屋上にて、ルビィを見つめる影があった。

それは、レオンと1体の眼魔だった。

レオン「黒澤ルビィか・・・・・・」

???「いかがなさいますか? レオン様」

レオン「今は待て。今回の目的は黒澤ルビィだ。余計な邪魔はないようにしたいからな。私が合図を出したら仕掛けるぞ。ジーン眼魔」

ジーン眼魔「はっ、レオン様」

それから数時間が経過し、放課後となった。

ルビィは今日もアイコン探しのため、スクールアイドルの練習に参加しない。

校舎を出て、ルビィ1人となったとき、屋上にいたレオンとジーン眼魔が動き出す。

レオン「そろそろいいな。行くぞ!!」

レオンは目玉の紋章を描くと、それに入っていき、ジーン眼魔と共に屋上から消えた。

レオンとジーン眼魔、ルビィの通り道である道路の電柱の上に転移する。

そして、レオンのジーン眼魔はルビィの目の前に現れた。

レオン「また会ったな、黒澤ルビィ」

ルビィ「あなたは、あの時の!!」

レオン「今度こそ、私の手で葬り去る!!」

レオンは眼魔アイコンを取り出し、スイッチを押すと、レオンは眼魔スペリオルに変身した。

それを見たルビィはゴーストドライバーを発生させ、右手にアクアゴーストアイコンを持ち、左の手のひらでアイコンのスイッチを押し、それをドライバーにセットし、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》

ルビィ「変身!!」

《カイガン!アクア!レッツゴー!覚悟!マ・-・メ・イ・ド!ゴースト!》

ルビィの体を黒のスーツが覆い、アクアゴーストパーカーを纏った姿、仮面ライダーゴーストアクア魂となった。

まずは眼魔スペリオルがゴーストが攻防を繰り広げる。

それを見ていたジーン眼魔は捨てられていたゴミクズや小石を小型の爆弾に変化させ、ゴーストがジーン眼魔に背を向けた瞬間、ジーン眼魔は小型の爆弾をゴーストに投げつけた。

ゴースト「きゃあっ!!」

小型の爆弾がゴーストに命中した瞬間に爆発し、ゴーストは大きく吹き飛ばされる。

眼魔スペリオル「はあっ!!」

眼魔スペリオルの猛攻がゴーストを襲い、ゴーストはそれに耐える。

ゴースト(あの爆弾を投げた眼魔を何とかしないと)

眼魔スペリオルを足技の攻撃でダウンさせると、ジーン眼魔の方を向き、レバーを引いて押し込んだ。

《ダイカイガン!アクア!オメガドライブ!》

ゴースト「命、燃やすよ!!」

ゴーストは高く飛翔し、ジーン眼魔に向かって強力なキックを放つ。

ゴースト「はああっ!!」

ジーン眼魔「ぐふうっ!!」

キック攻撃はジーン眼魔に直撃し、ジーン眼魔が爆発すると、ジーン眼魔のパーカーゴーストを纏った眼魔アサルトも爆発した。

そして、ジーン眼魔の眼魔アイコンは砕け散り、消滅した。

眼魔スペリオル「おのれ、よくも!!」

ジーン眼魔を倒され、仲間のかたき討ちのため、眼魔スペリオルはゴーストに攻撃する。

それに対し、ゴーストはガンガンセイバーを取り出し、ガンモードに変形させると、ガンガンセイバーをドライバーとアイコンタクトする。

ゴースト「今度は、逃がさない!!」

《ガンガンミナー!ガンガンミナー!》

《オメガシュート》

眼魔スペリオルに向けて放たれた一撃。直撃すると思われたが、謎の男が突然現れ、その一撃を防ぐ。

ゴースト「なっ!?」

眼魔スペリオル「ゆ、ユーゴ様!!」

その男はユーゴで、眼魔の幹部である。ユーゴはゴーストのオメガシュートを右手で防いだのだ。

ユーゴ「邪魔だ、仮面ライダー」

ユーゴの攻撃に、ゴーストは防戦一方となっていった。

攻撃を受け続けるゴーストだが、突然現れた白い煙が周りを覆った。

ゴースト「これって・・・・・・」

仙人「ルビィ、こっちじゃ!!」

仙人が現れ、ゴーストは仙人と一緒にその場から離脱した。

煙が晴れると、そこにいたのはユーゴとレオンが変身した眼魔スペリオルに、少し距離はあるが、同じスクールアイドルのメンバーの津島善子がいた。

善子「何で、堕天使ヨハネの私がこんな目に遭わなきゃいけないのよ・・・・・・」

一方、ルビィは変身を解除し、仙人と一緒に別の路地にいた。

ルビィ「仙人が、ルビィを助けてくれたの?」

仙人「そうじゃ」

ルビィ「仙人は、眼魔のことについて、何か知っているんじゃないんですか?」

仙人「一応はね~」

ルビィ「ふざけてないでください!!」

仙人「明日も学校だったな。放課後、『内浦海岸西』のバス停まで1人で来ることじゃ。その時に、ルビィにはすべてを話そう」

明日、すべてを話すということで、この日は解散となった。

翌日、授業を終えた後、ルビィはすぐにバスに乗り、仙人が待っている内浦海岸西のバス停まで向かった。

メンバーたちには『今日も来れない』と言ってある。

昨日に仙人が指定したバス停に到着し、階段の下を見たとき、下の方に仙人が待っていた。

仙人「よく1人来たな、ルビィ」

ルビィ「約束は守りました。すべてを話してください」

仙人「よかろう。眼魔はこことは違う世界、眼魔の世界というものが存在し、奴らはそこからこの世界に来ている」

ルビィ「眼魔の、世界!?」

仙人「眼魔の世界は、かつて大帝ユーリスという人物が存在していた。彼は、誰も死なず、争いのない完璧な世界を作るために、日々奮闘していた」

ルビィ「そうさせたきっかけって・・・・・・」

仙人「ユーリスの家族は6人家族じゃったが、妻と息子1人を病気で亡くしてしまった。それを機に、ユーリスはグレートアイの力を使って、誰も死なない、争いの起こらない完璧な世界を作ろうとした。だが、グレートアイを使っても完璧にはならなかった。だが、奴はあきらめなかった。眼魔の世界を完璧なものにするため、ある力を解放しようとした。その時、ユーリスはこの世界、人間世界にも目をつけ、眼魔の世界と人間世界の双方を完璧な世界にするために、その力を行使しようとした」

ルビィ「そんな・・・・・・」

仙人「だが、ユーリスは力に飲まれて消滅してしまった。そして、遺された彼の子供たちは、人間を不完全要素と認め、彼の理想の世界を実現するために、人間世界への侵略を決めたのだ」

ルビィ「それが、眼魔の目的・・・・・・」

仙人「ルビィ、実はわし、眼魔の世界の人間なのじゃ」

ルビィ「それ、どういうこと!!」

仙人「わしはユーリスとは親友だった。ユーリスが完璧な世界を作ると決めたとき、わしも手伝うと決めていた。だが、ユーリスが消滅したとき、理想の世界を作ろうとしたことを後悔したのじゃ。そして、わしは決めたんじゃ。人間世界を自分たちの世界と同じようにしてはいけないと。そう決めて、わしは眼魔の世界を脱走し、人間たちに眼魔に対抗できる力を与えたのじゃ」

ルビィ「そして、目を付けたのが、マルのお父さんの神社」

仙人「そうじゃ、いずれ、息子たちはユーリスの意思を受け継いで、人間世界に侵略するとわかっていたのじゃ。だから、対抗手段の力を彼に与えたのだ」

ルビィ「・・・・・・」

仙人「ルビィ。このことはいずれは話すつもりじゃった。だが、奴らの侵略が早すぎた。こうすることしかできないわしを卑怯者だと思ってもらっても構わん。だが、この世界を守りたいと思いは本物じゃ」

ルビィ「確かに、それはルビィにも感じ取れました。だから、これからも戦います!!ルビィの意思で!!」

仙人「ルビィ。お前ってやつは・・・・・・」

???「裏切り者と一緒にいたか、黒澤ルビィ」

ルビィと仙人が声が聞こえた方を振り向くと、そこにはユーゴの姿があった。

仙人「おぬしは、ユーゴ!?」

ユーゴ「そいつは父上の理想を捨て、人間世界に逃げ込んだ愚か者だ」

仙人「それは・・・・・・」

ルビィ「仙人、下がっててください」

仙人「何をする気じゃ!?」

ルビィ「ルビィが、彼と戦います!!」

ユーゴ「ほう・・・・・・」

仙人「よせ、ルビィ!! ユーゴは幹部の中でも最も強力!! 非常に危険な奴だ!!」

仙人はルビィにそう忠告するも、ルビィは戦う決意を変えなかった。

ルビィ「それでも、ルビィは逃げない!! ルビィが眼魔から、みんなを守る!!」

ルビィはゴーストドライバーを発生させ、右手にアクアゴーストアイコンを持ち、左の手のひらでアイコンのスイッチを押し、それをドライバーにセットし、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》

ルビィ「変身!!」

《カイガン!アクア!レッツゴー!覚悟!マ・-・メ・イ・ド!ゴースト!》

ルビィの体を黒のスーツが覆い、アクアゴーストパーカーを纏った姿、仮面ライダーゴーストアクア魂となった。

ゴーストに変身したルビィは、ユーゴに攻撃するも、攻撃は簡単に回避される。

ガンガンセイバーを取り出すも、結局回避され、右腕をつかまれ、動きを止められる。

ユーゴ「そんなものか、仮面ライダー」

ユーゴは左腕で肘うちをし、回し蹴りでゴーストを大きく飛ばす。

ゴースト(人間の状態なのに、とても強い。でも、ルビィはあきらめたくない!!)

ゴーストはフォーゼアイコンを取り出し、スイッチを押して、アクアのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!》

《カイガン!フォーゼ!スイッチ押した!宇宙キター!》

仮面ライダーゴーストフォーゼ魂に変身すると、右手にロケットを発生させ、ユーゴに攻撃する。

ゴースト「えっ!?」

しかし、ユーゴはロケットを左手で簡単に受け止めてしまった。

ユーゴ「愚かな・・・・・・」

ユーゴは右脚の回し蹴りで、ゴーストを飛ばした。

ゴースト「きゃあっ!!」

ゴーストはダウンし、なかなか立ち上がることができなかった。

ゴースト「くうっ」

ユーゴ「遊びはもう終わりだ。俺も本気を出すとしよう」

ユーゴは眼魔アイコンを取り出し、アイコンのスイッチを押した。

《ウルティマ!》

眼魔アイコンがユーゴの手から離れると、お腹のあたりまで落ちたところで光が発生し、ユーゴは眼魔ウルティマに変身した。

ゴーストは立ち上がるも、ウルティマの猛攻に、防ぐことしかできない。

フォーゼの力を得ているため、右脚にミサイルランチャーを発生させ、眼魔ウルティマに攻撃するも、眼魔ウルティマの右の掌からエネルギー波が発生し、ミサイルが腐食して、落ちていった。

ゴースト「!!」

眼魔ウルティマ「その程度か」

眼魔ウルティマは左の掌から火球の攻撃で、ゴーストを攻撃し、連続で放たれる。

攻撃を受け続けたゴーストは次第にダメージが蓄積し、変身が強制解除されてしまう。

ルビィの姿に戻り、ゴーストドライバーにセットされていたフォーゼアイコンが眼魔ウルティマの近くに落ちる。

眼魔ウルティマからユーゴの姿に戻ると、ユーゴは落ちていたフォーゼアイコンを拾った。

ルビィ「か、返して・・・・・・」

ユーゴ「返せるというのなら、やってみるがいい。やれるものならな」

ユーゴはすでに手に入れている2つの英雄アイコンをルビィに見せながら、そう言う。

ルビィ「それ・・・・・・は・・・・・・」

ユーゴ「でも、お前が俺からアイコンを奪うことはできない。なぜなら、お前は俺の手で葬り去られるからだ」

ルビィ「くっ・・・・・・」

そして、ルビィは意識を失った。

ユーゴ「消えろ、黒澤ルビィ」

ルビィにとどめを刺そうとしたその時、消火器の煙がルビィの方を覆う。

そこには8人のメンバーがいた。すでにクモランタンを使用しているため、ユーゴや仙人を視認できる。

ダイヤ「早く、ルビィを!!」

ダイヤにそう言われ、仙人はルビィをおんぶして、離脱しメンバーたちも煙が晴れないうちに、全員離脱した。

煙が晴れると、そこにいたのはユーゴだけとなった。

ユーゴ「逃げたか、まあいい」

ユーゴは手に入れたフォーゼアイコンとすでに手に入れている2つのアイコンを見た後、目玉の紋章を描くと、その中へと入り、眼魔の世界へと転移した。 
 

 
後書き
第7話現在の所持アイコン

ルビィ:アクア、ムサシ、エジソン、クウガ、ジョーカー、ウィザード
ユーゴ:英雄アイコン×2、フォーゼ

ルビィの残り日数:あと84日

今回登場したオリジナル眼魔
・ジーン眼魔
 仮面ライダーWに登場するジーン・ドーパントの姿をした眼魔
 能力はジーン・ドーパントと変化はない。

ついに謎の男の正体が判明しました。

その名はユーゴです。

ユーゴはアデルタイプ(黒マントあり)の眼魔の制服を着用しています。

その強さはルビィを軽く凌駕します。

ちなみに、今回の話はルビィ推しの皆さんにはちょっと暗い話ですね。

フォーゼアイコンもユーゴに奪われてしまいましたし。

本当に申し訳ありません。

これからの戦いがどうなるのか、次回をお楽しみに。

最後に、マシュ・マックさん。お気に入り登録ありがとうございます。

感想と評価を受付しています。ぜひ、お願いします。 
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