魔法少女リリカルなのはStrikerS~時を操る精霊龍を持つ青年の物語~
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第6話:再会と衝撃
前書き
三週間も待たせてしまい、すみません。
今回も前回同様に話が短いので、斜めご了承下さい。
それでは第6話どうぞ!
「まず、『リリカルなのは』の世界は簡単に言うと魔法の世界なんだ」
「魔法の世界って、大分ファンタジー要素が強いな」
「そう言う世界なんだ。次に『リリカルなのは』の世界にはシリーズがいくつかあるんだ」
「シリーズ?ガンダムとかか?」
「少し近いが、それに例えるならZやZZ、SEEDやSEEDDESTINYだな」
「……成る程」
現在光太はガレージの中で『リリカルなのは』の世界について裕也の説明を聞いていた。
「最後に、俺達が今いる時期は恐らく第3期の『StrikerS編』だ」
「なんだか、急に魔法要素なくなってる気がするんだが。と言うか、『StrikerS編』ってなんかのスポーツか!」
光太は『StrikerS編』と言う単語に突っ込みを入れた。
「光太、ナイス突っ込み」
それを聞いた裕也は右手でサムズアップをした。
「はぁー。それでどうして『StrikerS編』ってわかるんだ?」
「さっき、光太を追いかけていた女性がいたろ?」
「ん?あぁ、確かに。名前は確か、『なのは』だっけ?」
「実はその人、この世界の主人公なんだ」
「はぁっ!?」
裕也の意外な言葉に光太は驚いてしまった。
「え、主人公!?いや、少女ならまだしも相手は女性だぞ!ジョ・セ・イ!」
「光太が驚くのも無理はないよ。なんてたって彼女は10年前に魔法少女になったんだから」
「えっ?10年前?ってことは何だ?あの人、俺達と同年代?」
「正確には俺達より一つ年下だ」
「マジかよ…」
裕也の意外な言葉に光太は再度驚き、裕也は彼女が10年前に魔法少女になったことを話し、それを聞いた光太は自分達と同年代と気付き、それを聞いた裕也は補足を入れてそう言い、それを聞いた光太は若手アングリでそう言った。
「そんな顔をするなよ。俺だって、初めて知った時は驚いたもんだ」
「それで冷静にいられるお前はある意味凄い気がするが、まぁ、それは一度置いとくとして。他には?」
「他は……そうだな。今のなのはは教師をやっている」
「教師?魔法の先生か?」
裕也の意外な言葉に光太は疑問に思い、裕也に問い掛けた。
「そんな生易しいもんじゃない」
だが、それを聞いた裕也は否定した。
「ん?どういうことだ?」
それを聞いた光太は再度裕也に問い掛けた。
「こればかりは本人に聞いてくれ」
「……わかった」
光太の返事を聞いた裕也はそう言い、それを聞いた光太は承知した。
「それよりも、光太」
「ん?」
「さっきは、なんで彼女から逃げていたんだ?」
「ん?あぁ、実は…」
『それについては私が説明します』
「?」
突如、光太のデッキからミラダンテの声が響き、勝手に光太のデッキからカードの姿でミラダンテが現れた。
「お前は…!?」
『初めまして。私はミラダンテと申します。先程は私達を助けていただき、ありがとうございます』
突然、カードの姿でミラダンテが現れたことに裕也は驚き、それを見たミラダンテは軽く挨拶をし、先程なのはから逃げていた光太を助けてくれたことにお礼をした。
「……礼なら良い。俺はただ親友を助けただけだ」
『それでも、ありがとうございます』
再度礼を言うミラダンテ。
それを見た裕也は面倒な奴だと、脳裏でそう思った。
「……それで、さっきの話の続きだが、どういうことか説明してくれるか?」
『……実は私達クリーチャーの存在は彼ら、時空管理局に知られてはならないのです』
「ん?どういうことだ?ミラダンテ?」
「……成る程。そう言うことか」
ミラダンテの説明に光太はわからず、裕也はまるでわかったのか、納得した顔でそう言った。
「ん?どういうことだ?裕也?」
「光太、時空管理局はどういう組織だと思う?」
「ん?俺達のような困っている人々を助ける、“正義の味方”じゃないのか?」
「……確かに。時空管理局は“正義の味方”だ。だが、アイツらの“正義”は俺達が考えている“正義”とは違う!」
「えっ!?」
「アイツらの“正義”は人々を“不幸”にする“正義”だ!」
「!?裕也、それってまさか!?」
その時、光太が口を動かすよりも早く、ガレージの中全体が揺れた。
「ッ、何だ!?」
「この衝撃、外からだ!光太!」
「!?何だって!?」
裕也の言葉に光太は驚き、ガレージの異変に気づいた裕也は足を動かし、外に出た。
「裕也!」
それを見た光太は裕也の後を追った。
後書き
はい。今回はここまで。
毎度誤字脱字、ご意見、ご感想、表現のミス等よろしくお願いします!
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