Killer
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第一編
第1章
貴方に花を
前書き
これは、俺が明智光秀と行動するようになってから数年がたったある日のこと。
徒寡「おーい光秀ー」
光秀「あ"!踏まないでくださ──────」
グッシャア
俺の足元には花。
光秀「…徒寡…」
徒寡「…わるぎはないんだよ。」
光秀が立ち上がる。
そして何も言わず城の中へ戻っていった。
徒寡「あいつ相当ショックだったろうな…」
そして徒寡は思いついた。
徒寡「おい光秀」
光秀「!?どうされましたかってえ?」
徒寡「前に花潰しちゃっからさ。お返し。」
渡したのは花束。
花屋へ行って買ってきたものだ。
流石に現代と違
って種類は少ない。
光秀「…梅?」
徒寡「うん。梅。つまらないものだけど、あげるよ。」
光秀「あ、ありがとうございます……。」
そう言うと俺は光秀の部屋を出た。
ねぇ徒寡、知っていますか?
梅の花言葉は「高潔」「忠実」。
貴方は高潔なお方で、私は貴方に忠実。
私が貴方を守ります。
徒寡「さてと、昼寝でもしようかな。」
後書き
徒寡「梅の花言葉なんて知らないけど。」
光秀「…は?」
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