SAO~円卓の騎士達~
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第十八話 真相
~アーサー side~
アーサー「っ、オラァァ!」
Poh「どうした!? brother、お前の実力はこんなものじゃ無いだろ。」
アーサー「うるせぇ。 クソッ!」
俺は今、pohと闘っているが状況は良いとは言えない。
なぜなら後ろにいるシュミット達を気にしながら闘っているからだ。
Pohが後ろに行けば一撃で三人のHPを全損されかれない。
そのため、簡単に距離を取ることが出来ない。
と、その時。
馬が近付いてきた。
後ろには誰かが乗っている。
キリト「あだっ!」
キリトだった。
馬に振り落とされた。
ここで一旦闘いが止まる。
キリト「思ったより難しいな。」
Poh「何しに来た? 黒騎士。」
キリト「もちろん、加勢しに来たに決まってんだろ。」
Poh「そりゃ、困ったねぇ。 俺達はこの三人で手一杯なんだ。 ザザ、ジョニー、引くぞ。」
ジョニー「そりゃ無いっすよぉ、折角良いところだったのに。」
ザザ「仕方が、ない。 あきらめろ。 それと、軍師、お前は、俺が、殺す。」
Poh「次に会うときを楽しみにしてるぜ。 good bye」
そう言うとラフコフの三人は居なくなった。
アーサー「あー、ボス攻略より疲れたかも。」
サクマ「同感だ。 武器の相性悪いし。」
シンタロー「状況も悪いし。」
アーサー「せめて、後ろの三人が圏内まで逃げてくれてたらもうちょっとましに戦えてたんだけど。」
シュミット「すまない。 けど、何でラフコフがここに?」
キリト「ある人物が依頼したからだ。 理由は本人に聞くのが早いだろ。」
そう言うと同時に林の中から二人のプレイヤーが出てくる。
一人はアスナだが、もう一人は?
シュミット「グリムロック。」
なるほど、そういうことか。
そして、グリムロックがグリセルダをラフコフに依頼して殺した事とラフコフを使って三人を殺そうとしたことが分かった。
それにより、グリムロックはシュミットに連れていかれた。
アーサー「さて、帰って寝るとしますか。」
サクマ「あぁ。 流石に徹夜しての攻略はキツい。」
その時、後ろに気配を感じて、何となく振り返る。
そこには女性プレイヤーが居た。
知らないけど何となく誰かは分かった。
アーサー「おい、後ろ見てみ。」
全員が振り返り、全員が見えたようだ。
俺は黙って心の中で呟いた。
アーサー(俺達に任せろ。)
そうするとその人は微笑みそして消えた。
ちなみに、その後、事情を知った大量の中層プレイヤーがギルドに入ろうとしてきたのはまた別の話。
~side out~
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