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詩集「棘」

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ずっと一緒に歩きたくて



何度諦めようと思っても
諦め切れずに…
ずっと君と在りたくて
絶望するしか出来なくて…

神様はとても意地悪で
なぜ僕を放っておくの?
試練なんてありはしない
世界は人の想いで
紡がれてるだけ…

ずっと一緒に歩きたくて
この人生(ミチ)照らす光を探し
いつか君の温もりに
包まれたらきっと…幸せで…


きっといつか君に忘れ去られ
記憶の彼方へ…
当たり前の日常は
色すらも褪せて消えてゆく…

欲しいものはどこにもなくて
子供のように探しては
見つかるわけもない未来
静かに夢に描いて
そっと吹き消して…

ずっと一緒に歩きたくて
本当の自分を偽って…
何も言えず俯いて
君からの言葉を…待っている…


汚い人間でしょうか?
隠さなければならない心は
穢らわしいものでしょうか?
待つだけの私は…愚かですよね…?

ずっと一緒に歩きたくて
叶わぬ想い一人抱き締め
届かぬ言葉はいつか…
星影のように…降り注ぎ…

ずっと一緒に歩きたくて
この人生(ミチ)照らす光を探し
いつか君の温もりに
包まれたらきっと…幸せで…



 
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