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英雄伝説~光と闇の軌跡~(碧篇)

作者:sorano
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エピローグ(空サブキャラ)

リベール国王アリシア・フォン・アウスレーゼ



二大国が滅び、新たなる大国となったクロスベル帝国と友好条約を取り付ける事に成功する。2年後西ゼムリア大陸における真の”不戦条約”を提唱し、西ゼムリア大陸を永き平和へと導く礎を作った。後にこの条約によってリベール、メンフィル、クロスベル、レミフェリアが互いに友好的な関係へと発展する事となる。メンフィルとクロスベルとの取引で手に入れた滅びた二大国の領土の民達も決して差別する事なく自国領と同じ扱いをし………多くの民達から慕われた。そしてさらに2年後、孫娘でありリベール国王の跡継ぎとなるクローディア王太女が結婚すると、クローディア王太女の結婚を機会にクローディア王太女に王位を継承して自らは退位……クローディア女王の子供が産まれて1年が経つとクローディア女王達に見守られながら安堵の微笑みを浮かべて永遠の眠りについた………………





デュナン・フォン・アウスレーゼ公爵



かつての放蕩ぶりを振るっていた人物とはとても思えない程、別人のようにリベールの為に働き続け、後に宰相となり、女王となったクローディア姫を支え続けていた。デュナンの成長ぶりに執事のフィリップは誇りに思い、常にデュナンを支え続けていたという………





”武神”モルガン将軍



多くの兵士達の見本となり、厳しくあり続けた。クローディア王太女が戴冠する事を機会に自分の時代は終わったと告げて除隊し、実家にて家族と共に平穏の暮らしを過ごして一生を遂げた。なおクロスベル帝国との交流試合での相手――――”戦鬼”ガルムスとの戦いは歴史に残る程の凄まじい程の戦いとなり、戦いは互いの武器が破壊された為決着は付かなかったが、戦いの後に二人は握手を交わし、機会があれば酒を飲み交わしていたという……………





”剣聖”カシウス・ブライト准将



モルガン将軍が軍を退くと将軍へと昇格し、リベール王国軍を率いる総大将の立場へとなった。七耀教会や遊撃士協会を含めた各組織との連携もかかさず、多忙な毎日を送っていたが隙あらば抜け出して愛妻レナと息子アドルがいる実家に戻り、部下達を困らせていたという。なお、カシウスの血を引く息子であるアドル・ブライトはカシウスやエステル達直伝の”武”に加え、さらにはカシウスの知恵も受け継いでリベール王国軍に入隊し、後に父と同じ”剣聖”へと称された。………多くの”英雄”を世に輩出した事により”ブライト”の名は後に世界中に轟かせる事となる………





マクシミリアン・シード大佐



後にリベール王国軍の総大将となったカシウスの右腕として働き、カシウスに次ぐ立場へと昇格した。軍のトップ2という立場であったシードだったが本人は何度も抜け出すカシウスの行動に困らせられたという……………





ナイアル・バーンズ&ドロシー・ハイアット



新聞記者とカメラマンとして活躍し続け、各国を飛び回った。なお、二人のデコボココンビぶりは通信社の世界では有名だったという………





ボース市長メイベル&リラ



大国となったクロスベル帝国との数多くの取引きを成立させ、ボースをゼムリア大陸全土でも5本の指に入るほどの商業都市へと発展させる。なお、クロスベル帝国の商業関係を担当するマルギレッタとは良く会う事となり、個人的に親しくなって友人同士になり、機会あればよく共にお茶を楽しんでいた。後にマルギレッタの紹介をきっかけによってさまざまな経緯があり、最終的に二人はなんとヴァイスの側室となった。………側室となっても立場は変わらずボース市長とメイドを続け、ヴァイスとの間にできた子供はそれぞれの母親の後を継いだという……………





ジェニス王立学園長コリンズ



リベールがクロスベルとの友好を開始した関係で、”トールズ士官学院”との交流を始める事に成功し………リウイとも何度も交渉を行った結果、異種族達の留学が実現し……ジェニス王立学園は国内の生徒達に加えて様々な国々からの留学者に加え、異種族達の生徒も通う学園となった。なお、トールズ士官学院のヴァンダイク学院長とは友人同士となり、子供達の未来についてよく語り合ったという………





ジル・リードナー&ハンス



ジェニス王立学園卒業後リベール王国政府の役人へと就職し、共に陰ながら女王となったクローディアを支え続けていた。なおジルは後にデュナンの後を継ぐ宰相となり、ハンスはリベール王国の外交官となり、リベール、そしてクローディアにとってなくてはならない存在へと成長した……………







テレサ、クラム、マリィ、ポーリィ、ダニエル



”貴族”になった事で裕福になったミントとツーヤが自分達を今まで育ててくれた恩返しに送り続けている多額のお金を受け取っていたテレサだったが決して自分の為には使わず、孤児院の子供達の未来の為に使い、質素な暮らしを続けた。クラムはミントの後を追うかのように16歳になると遊撃士になり、リベールでも有数の遊撃士へと成長し、マリィはジェニス王立学園に入学、そしてリベール王国政府の役人へと就職し、クローディアを陰ながら支える事となった。ポーリィは成長するとリシャールが経営する会社”R&Aリサーチ”へと入社し、リシャールやカノーネを含めた社員達全員が驚くほどの独特のカンで各国の有益な情報を集め、ダニエルはイーリュン教の神父となり、マーシア孤児院をイーリュン教公認の孤児院にし、孤児院の形はそのままにしてテレサの後を継いで多くの孤児達を育てた………





ロッコ、ディン、レイス



リベール各地を廻って推薦状を全て集め終えた3人は晴れて一人前の正遊撃士へと成長した。正遊撃士になっても3人は変わらず3人で組んで仕事に取り掛かる事が多く、3人合わせて”レイヴン”という異名で呼ばれる事になり、”レイヴン”は3人全員が揃った時真の力が発揮されると言われる程3人のチームワークも成長したという………





アルバート・ラッセル、エリカ・ラッセル、ダン・ラッセル



西ゼムリア大陸の歴史が大きく動いても変わらずさまざまな発明や実験を続けた。後にクロスベル帝国との技術交流で出会ったエイフェリアとは色々と話が合い、その事をきっかけにラッセル家とプラダ家は世代を継ぐ友人同士になった。なお、エイフェリアやエイフェリアの傍に常に付き従っているリューンも色々と問題を起こすアルバート・ラッセルやエリカ・ラッセルと”同類”であった為、市長兼工房長であるマードックは二人がツァイスを訪れる日を知った瞬間、毎回腹痛や頭痛に苦しみ、必死に各教会を廻って祈りを奉げていたという………





ギルバート・スタイン



”身喰らう蛇”滅亡後各地を放浪し、行き倒れになっていた所を”黒月”再興を目指す少年――――シンに拾われてこき使われる事となる。道化じみた行動や長い物には巻かれる行動が目立つギルバートだったが、意外にもシンがその性格を上手く使い、最終的にはシンの秘書の一人へと成り上がった…………… 
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