ソードアートオンライン ー青黒剣士ー
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SAO
Episode1 狂い始める恐怖
第1話 少女フェルとの出会い
目の前が急に真っ白になり、とても目を開けていられない フラッシュのようだった
しかし数秒すると
「来たぞーー」
「よーし レベル上げだー」
「なあなあ、パーティー組まないか?」
様々な人の声がした。眼を開けてみるとそこは・・・
大きな広場に大量の人が出現し始めた。周りはRPGにふさわしいヨーロッパ風の街並み。
左上にはHPバーとMPバー、そして自分の名前「シュン」
「・・・き・・き・・・来たぞーーーーーーーーーーーー!うおーーーーーー」
心がとても飛んでいくようになった。
俺は本当にVR世界へと降り立ってしまった!みたい過ぎて、周りの人に苦笑させられた。さあ、ついに俺のVR生活が始まる!と思いながら平原地帯へと飛び出していく
第1層 草原地帯
草原地帯についた。
メニューを開くと武器カテゴリーに(1)の数字があった。
SAOはその人の能力に応じ、武器が変わる。
ボタンを押すと武器が1つ存在していた。
種類は「片手剣」
これを完璧に習得すると、俺の求めている武器「短剣」が使える!
武器を取り出してみる。
長さが50センチくらいだ。
色は手持ちのところは青と黒、柄は黒だった。
おお~すげ~と思いながら、一振りしてみる。おお~すげ~っとまた思ってしまった。
基本的に武器を自由に振って敵を攻撃することができる。
また、武器には「ソードスキル」というのが存在する。
日本語に直すと「剣技」。
MPが一定の量以上あると発揮でき、武器に力を籠めると発動する。
そのときは自分は自由に動けず、プログラムが自動で体を動かす。周りを見ると、
「てぇりやーーー」
「うおーーー」
「やったー 倒したぞー」
みんな楽しそうに敵MOBを倒していく。
中にはもうレベルが上がっている人もいる
すると、目の前に敵っというより、イノシシが出現した。
もちろんこいつも敵だ。何の罪もないイノシシを倒すのもあれだが・・・
「よーし ジャンジャンやるぞー」
そう叫び俺は、剣の先をイノシシに向け、突進した
第1層 主街区 始まりの街
時間はもう5時に迫っていく。
現在レベルが5になり、街へ買い出しに行った。
俺はとてもうれしかった。
1時間前に、短剣スキルをゲットし、その調子で強い敵がいるエリアに行くと、さっそく敵が現れHPが半減したものの、倒すことができた。
そして奇跡が起きた。
なんとゲーム開始から初めてドロップ品が出た。
すると
「おお兄ちゃん、そいつぁいいもんじゃねーか!レアドロップ品だよ!たぶん君が初めてのレアドロップ
をゲットしたんだよ」
と近くにいた30代くらいの男性にそう言われた。
とてもうれしく、つい街中で装備しながら街へ。
周りのみんなが俺の腰に付け入る短剣をみて結構な数の質問者がでてきた。
たぶん質問した7割の人が俺の教えた場所へ走っていった。
俺はとてもウキウキしながら歩いて今に至っていた
「よし、ポーションでも買うか!」
たしか…アイテム屋はそこn
「ねえ そこの君」
ドキッとした。
なぜならどう聞いても女子の声だった。
よくあるゲームだと性転換をしてる人がいた。
でも俺は女子だと思い振り返ってみる
「ん?なんだい?」
彼女(彼かもしれない)はポニーテールで、髪の色は緑。
ちょっときつそうな革装備。
武器は槍だった。
「あの、もしよかったらでいいですが、私とパーティー組みませんか?」
2回目のドキッがした。俺はもちろんOKしたいがその前に
「?どうしてなんだ?君の知ってる人はいないのか?」
「いえ、友達はいるんですけど、SAOを買い損ねたんで、私一人なんですよ。さっきログインして、街を
歩いていたら、あなたがたくさんのプレイヤーに囲まれていて、さらに私と同じくらいの年齢かなー?とおもって聞きました・・・だめでした?」
なるほど、と思い俺はすぐ
「いいよいいよ全然OKだよ。むしろ大歓迎」
「あ、ありがとうございます。わたし、フェルっていうんです。よろしくお願いします。」
「こ、こちらこそ、よろしく。フェルちゃん」
「ちゃん付けなんて久しぶりですよw」
握手をした。久しぶりといえば、女子と握手だな。小学生以来かな・・・ておもい
「よし、たしかさっき槍の素材ゲットしたから、強化しに行こうか」
おれはメニューバーを開いた。
ふと何か異変に気付いたが気にしなかった。
あー、出会いもゲームの楽しみなんだよなと思いながら、アイテムカテゴリーを開いた。
「あ、私さっき強化してるお店見ました」
「よし、じゃああそこに」
すべてが始まる
「「「「「リゴーン!リゴーン!リゴーン!リゴーン!リゴーン!リゴーン!リゴーン!」」」」
第1話 完
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