詩集「棘」
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想い降り注ぐ夜 希望(アシタ)を描け
夢の中…君を想い泣きながら
僕は…詩(ウタ)を書いてる…
哀しくて…目覚めて淋しくて…
君の…声が聞きたいよ…
空は夏色に染め上げられて
どこまでも遠く鳥は泳いでく
夕暮れに蜩のコーラス
この寂寥感…
どうしてなんて思うまでもなく
ただここに…君がいないから…
想い降り注ぐ夜 希望(アシタ)を描け
禁じられた感情さえ絵筆に変えて
恋しいと思う僕の真っ正直な心
いつか偽らず生きれたらいいな…
人知れず…涙を堪えて歩く
こんな…日々は蹴散らして
上を向き…歪んで見えた月…
何で…胸が痛むの…?
星は幾千もの月日を映し
悲しみも幸せさえも紡いで
遥かなる想いを伝えてる
ただ不意に襲う…
沸き上がるようなこの淋しさは…
解ってる…抗えないって…
想い降り注ぐ夜 希望(アシタ)を描け
抱え込んだ言葉さえ絵の具に変えて
逢いたいと願う僕のこの切なる祈りは
きっと誰一人…気付くことはなく…
藍に染まる一日の終わり…
複雑に揺れ動く想いの先…
君だけが居てくれればいいのに
今は影もなく…僕は一人…
想い降り注ぐ夜 希望(アシタ)を描け
詰まらない迷路から早く抜け出して
愛しくて辛い…ずっと傍にいれたらなんて…
夢の中だけでも笑っていたいよ…
想い降り注ぐ夜 希望(アシタ)を描け
禁じられた感情さえ絵筆に変えて
恋しいと思う僕の真っ正直な心
いつか偽らず生きれたらいいな…
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