サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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202
6階にて
サトシ(あった!非常口だ!)
サトシは前方に非常口を発見し、
一直線に向かって走った。
警備員1:「そこの警備員、止まれ!」
サトシ(追っ手か!)
サトシの後を警備員が数名追ってきた。
警備員1:「シャッターを下ろせ!」
警備員2:「はいっ!」
ピッ
ウィィン(シャッター)
サトシ(まずい!シャッターが!)
非常口まであと10メートルという所で
警備員はシャッターのスイッチを押した。
サトシ:「今ならギリギリ間に合う!」
しかしその時
コンッ、、コロコロ、、(モンスターボール)
サトシ(まずい!
モンスターボールを落とした!)
サトシはモンスターボールを落としてしまった。
サトシ:「くっ!」
スッ
モンスターボールを拾い、再び走るサトシだが、
シャッターは既に閉じようとしていた。
サトシ:「間に合えっ!!」
全速力で走るサトシ。そして、、、
ウィィン、、ガシャッ
サトシ:「、、、!!」
あと数メートルという所で
シャッターは完全に閉じてしまった。
サトシ:「、、、はぁっ、、はぁっ、、
遅かったか、、、」
警備員1:「よし、捕まえるぞ!
誰か警察を呼べっ!」
追い詰められたサトシの前には、
数名の警備員が立っており、
サトシは絶対絶命のピンチに陥った。
サトシ:「、、、」
警備員がサトシに近づく。
警備員1:「さぁ、大人しく降参するんだ!」
警備員2:「もうじき警察が来る。
出入り口は全て封鎖したから
お前はもう逃げられないぞ」
サトシ:「、、、くっ!」
警備員が
サトシを取り押さえようとした、、その時!
ヒカリ:「ナゾノクサ!ようかいえき!」
バシュッ
サトシ(!)
サトシが後ろを振り向くと、
閉じたシャッターが溶け、煙が上がっていた。
警備員1:「、、、コホッ、、なんだ!?」
サトシ:「、、ヒカリ!」
煙の中からヒカリが出てきた。
ヒカリ:「サトシ!助けに来たわ!
早くこっちに!」
サトシ:「おう!」
警備員2:「待て!」
ヒカリ:「ナゾノクサ!フラフラダンス!」
ナゾノクサ:「ナゾ!、、ナゾ〜♪」
警備員1:「、、、はにゃ、、」
警備員2:「うひ〜、、、」
警備員は混乱した。
ヒカリ:「今の内よ!」
サトシ:「あぁ!」
サトシはヒカリと共に非常口から
脱出した。
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