サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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モニター室にて
ガチャッ(ドア)
サトシ:「失礼します」
監視員A:「あ、お疲れ様です、、。」
サトシがモニター室に入ると、
2人の監視警備員が椅子に座り
モニターをチェックしていた。
監視員B:「まだ交代まで時間
ありますけど、どうかされました?」
サトシ:「新入りのトオルと申します。
挨拶に伺いました。」
監視員A:「なんだ新入りかっ」
サトシ:「実は先ほど、、、こんな物を
見つけまして!」
バッ(ねむりごな)
サトシは鼻を塞ぎ、
”ねむりごな”を撒き散らした。
監視員A:「うわっ!、、、zzz」
監視員B:「なんだ!、、zzz」
直接鼻からねむりごなを吸ってしまった
監視員は速攻で眠ってしまった。
サトシ:「手袋装着っと」
ピッピッピッ(機器操作)
サトシがモニターを見ると、
駐車場から社内全般の映像が映し出されていた。
ピッピッピッ(機器操作)
サトシ:「当日データの削除、、完了っと」
サトシは慣れた手つきで当日の
監視映像のデータを全て削除した。
サトシ:「映像コードを抜いて、、」
ブチッ
ピッ(無線機)
サトシ:「、、、ヒカリ、聞こえるか?
監視カメラの電源落としたぞっ」
ザザッ
ヒカリ:「わかったわ!あたし、
どこに向かえばいい!?」
サトシ:「今から非常口階段に向かう!
場所はシルフの、、」
サトシが連絡をとっていると、、
ガチャッ(ドア)
サトシ(!)
警備員A:「差し入れもってきたぞ〜、、ん?
お前さっきの新入り、、」
ヒカリ:「どうしたの?」
サトシ(しまった!)
ピッ(無線機切断)
警備員A:「ん?、、この状況は、、
お前なにをっ!」
サトシ:「くっ!」
ダッ
ドンッ
警備員A:「うわっ、、待てこら!」
サトシは警備員を押しのけ、
モニター室を飛び出した。
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