サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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初めてのなのはとの出会いと真夏の夜の夢中編
「「「「ええーー」」」」
「直哉さんの両親が何者かに殺された可能性があるんですか?」
「そういう事、でもね,あくまで可能性があると言うだけの話だからねエリオ」
「だから、直哉さんはあの時、私に言ったんですね」
「それに僕がティアナさんに、言える事は一つだけですね、貴女の力は自分の為に使いなさい」
!!
「僕が見ている限り貴女は、誰かの為だけに、力を使ってますね、それも多分。死んだ人間でしょうね」
!!
「お兄ちゃんもうその辺でいいでしょう」
「・・・それのどこが悪いんですか?」
「別に悪くはないですよ、只ティアナさんの場合は、その傾向が強すぎるので、注意が必要ですよ、その上ここに来る前もかなり運動してたんでしょうね」
!!
「貴方に何がわかるんですか、私の気持ちがわからない貴方に・・・」
「いいえわかりますよ、肉親の失った気持ちくらいは・・・」
「えっ」
「あ、お兄ちゃんあの事言ってるのね」
「なのはさんどういう事ですか」
「ティアナ貴女は肉親の最後を見れたのでしょ」
「ええ、それが何か?」
「僕も両親を一度に亡くしたんですよ、貴女と一緒ですね、只違うのは、誰が殺したのかが未だにわからないんですよ、4年も経つのに、その上僕は、両親の遺体にすら会えずじまいですし、僕にとっては、貴女みたいに、明確に復讐したいと思っても、出来ないからね」
「そんな・・・事って」
「だから復讐もしくは、見返したい相手がいてもその過程で、貴女が死んでも、あの兄妹は馬鹿だな等と言われるんですよ、だから貴女も僕も長く生きないといけないと思うんです」
「正直あの時は、直哉さんの言っていた言葉の意味が、わからない部分がありましたけどね」
「でも今は、悲しむより、私が生きている内は、兄さんも死んでない事がわかりましたから」
「うんいいね、よし、そんな皆にいい事を教えよう」
「君たちの上司であるなのはについて」
「皆聞きたいか?」
「「「「聞きたいです」」」」
「太正13年夏のある日・・・」
「まさかお兄ちゃんあの事言うの?」
「どうやらそう見たいね、なのはちゃん」
「それはこのレイジングハートのおかげだよ。おばさん」
「なっおばさんですって」
「何この子小さいね」
「あんたも変わらないじゃない」
「アイリスチビじゃないもん」
「チビだよ、チビ」
「もう、貴女は誰なの?」
「私?私は、高・・・違った紫藤なのはだよ紫藤直哉の妹だよ」
「「「「「ええーー貴女が」」」」」
「なのはちゃん何時来たの?」
「今さっきだよ、この泥棒ネコ」
なのはは、さくらに、泥棒ネコと言い放つ。
「何で、私が貴女に、そんな事言われるの?」
「私には、判るよ、さくら貴女は、直哉お兄ちゃんと、霊力の融合とキ・・ス、キスしたんでしょ」
「な・・・なんでなのはちゃんそのことを知ってるの?」
「だから、貴女は泥棒ネコよ、さくら」
「私から直哉お兄ちゃんを、奪ったんだから」
「私、貴女から直哉君を、奪ってないよなのはちゃん」
「嘘よ奪っているのにその自覚すらないの?」
「だから私は、奪ってないってば、なのはちゃん」
「奪ったたら、奪ったの」
「奪ってないたら奪ってない」
「「ううーーー」」
なのはとさくらの言い争いは、暫く続いた。
「何なんですか?その低次元の争いは」
スバル達は直哉の話を聞いて驚いていた。
「「うう恥ずかしい」」
なのはとさくらは恥ずかしがっていた。
そして、直哉はその年の特別公演で、起きた出来事を話し出した。
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