SwordArtOnline~The Wroght Wizard~
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英霊参上、現れたるは鋼鉄の剣士
前書き
久々の更新です!いや、真面目にやらないとなぁもう。
佑人「遅いよな!?何してた!?」
ピアノ及びスマホゲーム。
佑人「てめえふざけてんのか」
あ、ごめん真面目にやるから投影剣を出さないで!?
前回までの三つの出来事
一つ、茅場晶彦によって、SAOがデスゲームと化した。
二つ、佑人はロード=エルメロイを巻き込み、デスゲーム攻略に入る。
三つ、二人はレベルアップの為、再びホルンカの森へと向かっていた!
ホルンカの森____
「また此処に来るとはな……」
ロード=エルメロイは溜め息を着くと、装備を何時もらしい物へと変えていく。何処で売ってたんだそれ。
「まぁ、文句言うな。今迷宮に向かえばかなり面倒になる」
俺は言うとアニールブレードと、もう一つの空いている装備欄にβ時の主力剣___銘を《アーティリフ》と言う____を装備させる。だが、両方に装備するとスキルが使えなくなるが現装備である防具《グロリアース·イブニング》は物理攻撃に対してかなりの耐性があった。変化がなければ、β時のままの仕様である。まぁ、アニールブレードも確認したら性能そのまんまだったし多分大丈夫だろう。後、武器消えても投影在るから大丈夫だし。
「何となくだか、お前の考えが分かった気がするぞ」
ロード=エルメロイが俺を見て言う。酷いな、投影はあくまで緊急措置だし。普段から使わないよ?多分。
「はいはい、さてとっととレベル上げ行くぞ~?」
俺は声かけをすると、一人すいすいと奥へと歩いて行った。
そこからのリトルネペント狩りは簡単だった。
何せ、レベルが5だ。間合いと攻撃タイミングさえ把握していれば無傷で切り抜けられる。時折、変な攻撃が混ざっていたような気がするが、きっと気のせいだろう。
「ああ、結構余裕だな。詰まらん」
「最下層のフィールドに何を望んでるんだ君は………」
ロード=エルメロイは俺を見るとふぅ、と溜め息を着く。
「余裕寂々なのは結構だが、緊張感にかけてるのではないか?本当に死ぬのだぞこの世界は」
「煩い」
一刀両断に言葉を切る。そんなのは最初から分かっているが、改めて言われると確かに緊張感が無いかも知れない。だが、余り緊張し過ぎると動けるときに動けない。
と、その時だ。
「ん?何だ、この臭い……」
ロード=エルメロイが顔をしかめる。
「臭いだと……?」
嗅覚にに届く異様な臭気をかぎとり、俺は焦りを感じた。
「あっちか!?」
ロード=エルメロイを置いて臭気の元まで走る。すると、其処には黒髪の少年と大量のリトルネペントがあらわれた。
黒髪の少年はやはりキリト。しかし、βテスターのキリトがやるはずがない。俺はそのままの速度で走ると装備欄の武器を外し、術句を唱える。
「投影開始(トレース·オン)!」
手には光が走り、輝きが収まると、其処には干将·莫耶が握られている。
「消えろ!」
干将·莫耶を複数投影して投げ、夫婦剣は其々のリトルネペントを刈り取る。
「お前___!?」
キリトがびっくりした顔で此方を見るが、俺は叫ぶ。
「避けろ!」
キリトは直ぐに俺の方に回避すると、干将·莫耶で襲い掛かるリトルネペントを切り裂いた。
「援護は任せろ!てめえはそのまま刈り取れ!」
「分かった」
キリトが頷くと、直ぐに目標である花付きのリトルネペントに向かう。
「シュウウウ」
リトルネペントが駆けるキリトを襲おうとするが、それよりも先に俺の矢がHPを消し飛ばした。
それにより、一斉に残ったリトルネペントのタゲが俺に向く。
「有り難いな。一体ずつ殺らんで済む」
そして、手の内に新たな剣を呼び出す。
「行くぜ」
手の形をした物を開き、握手するようにそれを握る。
《フレイム!スラッシュストライク!》
焔を灯した剣は、その刀身を伸ばし俺はそれを振るう。
「斬封焔」
焔は瞬く間にリトルネペント達を切り裂き、その焔をもって灰と化した。
「ちっ、割に合わないな」
剣_____ウィザーソードガンを振り回して、俺は呟く。
その時、ちょうどロード=エルメロイが追い付いてきた。約二名引き連れて。
「なにやってんだ?」
「私に聞くな、其処の二人が勝手に付いてきただけだ」
で、その二人はと言うと、何か一方的に優衣って子がもう一人の女の子を抱いているようにしか見えない。
「あれは突っ込んではいけない」
ロード=エルメロイが鬼気迫る顔で言うから思わず頷くと、キリトが戻って来た。
「お、来たか」
「エミヤ、さっきはありがとう。お陰で助かったけど……一緒に狩りしてたやつが死んだ」
その一言で大体事情は把握した。
「まぁ、お前が気にすることじゃねぇだろ。大部分は向こうが悪い」
俺は言うとキリトは少し頷く。
「さて、帰ろうぜ。腹へった」
俺はそう言うと、ロード=エルメロイが俺を押し止めた。
「何だよ?」
「囲まれているのが分からないか?」
ロード=エルメロイはいつになく真剣な声で言うと、優衣ともう一人の女の子も警戒する。
「この感じ……暗殺者かな?だとすると、サーヴァントかもね」
もう一人の女の子が口を開く。サーヴァント?確かそれ、聖杯無いと呼べない筈じゃ。
「ふむ、サーヴァントと言うことは……聖杯か在ると言うことか」
「そもそもその為に私が此処に居るんですけどね」
優衣が言う。つまり、聖杯は在ると言う情報でこのゲームに来たと言うことらしい。
「と言うか割と洒落にならないなぁ。仕方無い」
女の子が手を出すとその手の甲が光る。
「不本意だけど、来てバーサーカー!」
すると、光と共に新たな女の子が現れた。
「お姫様ー!どこ行ってたんですか!?」
……バーサーカーって狂戦士だよね?何でこんな人がバーサーカー?
「良いからバーサーカー!アサシンやっつけて!」
「アサシン?そんなのどこに____」
バーサーカーの言葉が言い終わる前に、回りからざざっと音をたてて人が現れる。
「お姫様駄目です。あれは幾らなんでも多いです」
「役立たないなそのバーサーカー!?」
俺の叫びと共に降下してくるアサシン。短刀だか、刺さったら確実にダメージは入る。
「仕方在るまい、出るぞクー·フーリン」
「っしゃ、一つ派手にやるか!」
そんな声が聞こえると、赤い槍と爆焔が飛んできた。
「何!?」
そして、狙われたアサシンはその大半を消滅させられた。
「ふむ、クー·フーリン。手を抜いたか?」
「馬鹿野郎、てめえの魔術の方が手を抜いてんだろうがよ」
「それを言われると辛く在る。精進しなければな」
声と共に二人の男が現れ、アサシンと相対する。
「ほう、百の貌のハサンか」
「げっ、あの増えるアサシンかよ」
嫌な顔をして男____クー·フーリンは言う。
「だか、問題はない。一息で片そう」
「じゃあお前さんに任せるわ、おいマスター」
クー·フーリンは俺を見て言う。
「俺?」
「お前以外に誰がいんだよそれよりも全員下がらせな」
クー·フーリンが言うと、全員一緒に下がる。
「良いぞ、やっちまえ」
「では、殺ろう」
剣を虚空から出し、構えるとその姿がぶれ、次の瞬間俺の隣に居た。
「お前が俺とクー·フーリンのマスターか……魔力だけは在るようだな。まぁ良い、魔力が多いと言うのはサーヴァントにとっては利点だ」
男が言うと、クー·フーリンが割り込む。
「どうでも良いが仕留めたのかよ」
「無論だ、殺すことに関しては、技能は在るつもりさ。まあ、体感するのは動かねば分からんがね」
俺は声を出してその男に問う。
「お前は……何者だ」
すると、男は少し考えると、口を開いた。
「俺には名前など前に無くした。それでも名前を聞くと言うならそうだな、セイバーだ」
男____セイバーが答えると共に、アサシン達が一斉に血飛沫を上げて消えていった。
Caunt the floor 残り百層
Caunt the servant 残り??人
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