連合について
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7部分:第七章
第七章
22.文化
連合の文化に関しては江戸時代の日本や宋代の中国、第二次世界大戦後のアメリカ文化、それに現在の東南アジアや中南米の文化をイメージしています。つまり大衆文化でしてこれが連合の最大の特徴です。とにかく連合という世界は大衆社会です。いい意味でも悪い意味でもそうでしていい意味で言えば活気に満ちていますし悪い意味で言えば猥雑です。エウロパが貴族なのに対して連合は大衆です。もう数や勢い、多様性や派手さ、そうしたもので押し切るような一面があります。とにかく多くのものを食べ様々なジャンルの音楽が世界に満ちていて娯楽もごまんとあります。文学や芸術の種類も様々です。音楽で言えばジャズだけでなくクラシックもあります。これもアメリカ文化の影響ですがブロードウェイの様な劇場もあれあればメトロポリタン歌劇場の様なオペラハウスもあります。とにかく様々な種類の文化が同時に存在して栄えています。黒人のオペラ歌手もいれば白人の京劇の役者がいたりもします。小説や漫画、アニメ、ゲームもかなりのジャンルがありますしドラマも盛んです。バラエティ番組を見るともう漫才があったりコメディーがあります。落語や浄瑠璃、そういった昔の文化も残っています。意外と古いものが残っています。文明的にはアメリカ、中南米、イスラム、アフリカ、ロシア、東南アジア、中国、オセアニア、そして日本と様々な文明が存在しその全てがモザイク状に入り混じっています。これは文化のあらゆるジャンルも同じです。とにかく全てが複雑に交錯しています。料理についても同じで様々な国の料理が存在します。各国の国の料理が各国で食べられると言ってもいいですがやはり母国の料理がどの国でも最もよく食べられます。ですから刺身やそういった生ものを食べる日本人に他の国の人達が驚く描写が多いです。料理もまたr作品中では重要な文化の一旦として書いています。連合という多彩な社会を映し出している鏡の一つとして見られても面白いと思います。
23.教育
教育ですが我が国の日教組教育を反面教師として書いています。僕は日教組は大嫌いです。その為その教育の正反対を書いています。その為暴力教師を批判的に書いていたりします。特徴としましては歴史教育において中央政府、それに各国の歴史を誇らしげに書く一方でエウロパは徹底的にこきおろしています。これは連合という多元化社会をまとめる為に共通の敵が必要でありその敵が他でもない宿敵エウロパだからです。エウロパは連合にとってはまさに不倶戴天の敵ですのでこういうような扱いになります。また彼等は彼等で連合を敵として認識しそうした教育を行っています。言うならばお互い様です。何につけてもそれにより連合は共通の敵を持っていてそちらに目が向いているのは事実です。こうした共通の敵を作って国家をまとめる、その為に教育を使うというのは近代国家、とりわけアメリカに見られることですがそれを踏襲しています。
24.教科書
教科書は各国ごとです。ただし中央政府である程度の指導要領が定められていてそれに倣う形になっています。その各国の中でもそれぞれの企業が教科書を作成しています。これは今の日本の教育と同じです。ただし極端に歪な教科書、今の我が国の歴史教科書の多くの様なものはありません。指導要領に触れるからです。ですからそうした事態はありまでん。ただしやはりエウロパは批判され続けています。それ以外は至って平穏な内容となっています。連合千年の歴史はまず戦争の話が出ません。千年の平和はやはり大きいです。
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