心の剣
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9部分:第九章
第九章
25.夜の中で
君と一緒ならどんな夜だって
寂しくはない それがわかったよ
暗い夜も冷たい夜も寂しさよりは
悲しくないのがわかったよ
今僕は二人 君と二人きり
二人でいることはそれで幸せなんだ
君と一緒にいられる夜がこんなに明るいなんて
明るい夜が本当にあったなんて
それを知ったことが僕の幸せ
君と一緒にいられることが僕の幸せなんだ
いつまでも君と一緒に FOREVER
君が側にいるなら暗い夜なんか
存在しない それを知ったよ
悲しい夜も泣きたい夜もなくなったよ
寂しくなくなったんだから
今君と二人 僕は君といる
二人でいられることが温かくて
それだけのことが夜を気持ちよくさせて
明るい夜を僕にくれた
君と一緒にいることこそが
君の心の温もりこそが僕の宝物なんだ
そんな君の心に今 HOTPRESENT
明るい夜が本当にあったなんて
それを知ったことが僕の幸せ
君と一緒にいられることが僕の幸せなんだ
いつまでも君と一緒に FOREVER
26.SPEED
突き抜けてそのまま駆けていく
そのまま何処までも進んでいく
終わりなんてあるかどうかもわかりはしないけれど
それでも先に進んでいく
速く 何処までも速く進んでいくんだ
明日までも突き抜けてただ速く進む
生まれ変わってまた駆けていく
その果てにあるものを掴む為に
何処までも速く駆けていく
そんな僕に追いつきたいのならさあ
ついて来るんだ 何処までも速く
駆け抜けてそのまま風になり
そうして何時までも飛んでいく
風を超えて光を超えて世界の果てにまで
宇宙さえも超えていく
遠く 果てのない無限の世界の中を
時間も空間も何もかも超えて
その果てにあるものを掴む為に
何処までも速く駆けていく
そんな僕に追いつきたいのならさあ
ついて来るんだ 何処までも速く
限りある人生を進んでいく
何処までも速く飛んでいく
それは君に追いつきたいからそう
ついて行くんだ 光よりも速く
27.甘い嘘
本当は飲める癖に わざと飲めないと言う
君のそんな嘘がいとおしくてたまらない
甘いワインもカクテルも 君は本当は好きなのに
僕の前から猫をかぶって
恥ずかしがって飲めないと嘘を言う
けれど少し頼み込んだら
仕方ないわねと言ってそれを口にする
そうして後は甘い娼婦になって僕と二人きり
嘘もそんな甘い嘘ならいいさ 誘う嘘なら
だから今は二人で飲もう 甘い嘘を誘うワインとカクテルを
心は違う筈なのに 何故か嫌と言う君
それは誘いとわかっているけれどいいよ
嫌と言ってもその心は 僕に向いていているから
僕をその気にさせるのに
わざとそう言って深みに誘うんだね
けれど僕が困った顔になると
いつも今だけよと言って頷いてくれる
そうして後は君と赤い思い出を創っていく
素直じゃないけれどそれもいい 僕を誘うなら
そんな君がいとおしいから 今は綺麗な贈り物をここに
そうして後は甘い娼婦になって僕と二人きり
嘘もそんな甘い嘘ならいいさ 誘う嘘なら
だから今は二人で飲もう 甘い嘘を誘うワインとカクテルを
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