宇宙を駆ける狩猟民族がファンタジーに現れました
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設定集
設定資料その4(いままで出てきたプレデターって、なに?)
前書き
プレデターのキャラクター紹介
【クラシック種】
◇プレデターウォーリアー
登場作品:映画『プレデター』
記念すべき第一作目のプレデター。
ジャングルハンター、初代とも呼ばれる。
外見や流儀(自爆含む)といった、プレデターと言えばこれ! を形作った立役者。
マジイケメン。
初見は脳汁出まくった。
使用武器はプラズマキャスターとリストブレイド、応急措置キットのみだが、ウォーリアーのリストブレイドは刃を途中で折り曲げて刃と刃の間隔を広げることができる。
ベトナム戦争の真っ只中のジャングルに現れ、米軍特殊部隊を次々とその手に掛けていく。
現地では、特に暑い日に現れ、人を殺戮していく“悪魔”と呼ばれていた。
我らがシュワちゃん率いる特殊部隊を、圧倒的な力で次々と狩っていったが、体全身を泥でコーティングし、プレデターの視認能力から逃れたシュワちゃんの罠に嵌まる。
その力に敬意を評し、ヘルメット、プラズマキャスターを外した本気の白兵戦にて対峙。
シュワちゃんを片手で持ち上げる、投げ飛ばす、ボコボコにするといった圧倒的優位に立ちながらも、結局は油断し罠にかかり戦闘不能に陥る。
最後は爆笑しながら自爆。
劇中、中盤過ぎにやっと姿を見せるのだが、実はプレデターの外見が決まってなかったのが原因。没案になったキグルミスーツには、あのジャン・クロードバンダムが入っていたとかいないとか。
後付け設定ではあるが、ウォーリアーはまだ成人前の個体で、狩りの練習で地球に来ていたそうだ。
◇プレデターハンター
登場作品:映画『プレデター2』
第二作目のプレデター。
別名、シティハンター。
一作目はジャングルであったのに対し、今度はビルの建ち並ぶ都会、コンクリートジャングルでその猛威を振るう狩人
。
ウォーリアーよりも多彩な武装を持ち、プラズマキャスター、リストブレイドは基より、3段伸縮式のスピア、スマートディスク、スピアガン、プラズマボルトに応急措置キットと、ハンターの名に相応しい武装の数々を用いる。(武装の詳細は設定資料その2を参照)
体色はところどころ茶色がかっており、ウォーリアーよりも刺々しく、爬虫類よりも昆虫に近い印象を受ける。
また、呼吸器も持っており、プレデターが酸素で呼吸しているわけではない、ということもこの個体から判明した。
また、それ以外にもプレデターの生態として、強い生物、または果敢に戦いを挑んできた生物の頭骨をコレクションする、肉食性もしくは雑食性であること、そしてプレデターの掟としての、『妊婦は、例え妊婦自身に攻撃の意思があっても、胎児は無力なので狩りの対象にならない』などの設定を色濃く印象づけした個体でもある。
劇中、序盤の狩りの対象はギャンググループであったので、見方によっては治安維持に貢献していた。(ベットシーンにはビックリしたね。うん)
最後は主人公にスマートディスクを奪われ、自爆しようとしたコンピューターガントレットを腕ごと両断。
更に逃げ込んだプレデターの船内にて、腹部を切り裂かれて死亡する。
この個体も後付け設定ではあるが、成人前の若者だそうだ。
◇スカープレデター
登場作品:映画『エイリアンVSプレデター(AVP)』
数十年振りの新作プレデターであり、外見は人気を博したウォーリアーに近い、王道イケメンプレデター。
AVPに登場する、3体のプレデターの内の1体で、プレデター側の主人公。
成人の儀式によってつけた額の傷が特徴で、その傷跡から“スカー氏族”の1人という位置づけ。
武装はプラズマキャスター(紆余曲折あったが、なんとか儀式中にゲット)、通常よりも長めのリストブレイド、ハンターが持っていた物よりも細身な2段伸縮式のスピア、シュリケンである。
そして従来通り、無力なもの、大病を患っているもの、命乞いをするものは殺さない等の設定もしっかりと引き継がれており、状況をしっかりと判断し人間と共闘するなど頭も切れる。そこだけ見ると主人公補正バリバリのプレデターである。
人間側の主人公と共闘する際、エイリアンの頭部で盾を、尻尾で槍を造りそれを渡す。
その際に、エイリアンのインナーマウスをわざと飛び出させ、主人公を驚かせて喜ぶなど、結構おちゃめ。
リア充爆発しろ。
結論を先に言えば、人間側の邪魔が入ったりと、色々な要素が重なって儀式は失敗に終わってしまう。
それでも、エイリアンクイーンとの戦いにおいては、人間側の主人公を守りながら戦いながらも、最後は腹部を尻尾で貫かれ、それが致命傷になって死亡してしまう。
しかし、死ぬ寸前の最後まで、クイーンに対して牙を剥き出しにし、咆哮を上げて威嚇する勇猛さを見せつけた。
実は儀式の最中にフェイスハガー(エイリアンの中間体)に寄生されており、エンディング後にスカーの胸部を突き破ってチェストバスターが姿を現す。
これが『AVP2』のプレデリアンとなる。
◇ケルティックプレデター
登場作品:映画『エイリアンVSプレデター(AVP)』
ヘルメットのデザインが、古代ケルト人の兜に似ていることからその名がついた。
スカーと共に成人の儀式を受けるプレデター三人衆の1人であり、リーダー的存在。
装備はリストブレイドとネットランチャーのみと、かなり少ない。
ネットランチャーはかなり高コストの武器らしく、これを持ち込んだためにその他の武器を持ち込めなかったらしい。
リストブレイドも少々特殊で、回転することによって刃の向きを変えることができる。
その要領でエイリアンのリーダー的存在との戦いの際、裏拳でその尻尾を切断した。が、強酸への耐性はなく、溶かされてしまう。
劇中、真っ先にエイリアンと戦い、壮絶な肉弾戦を繰り広げて我々観客を魅了した。
放ったネットランチャーによって拘束したエイリアンに近付き、そのネットランチャーが酸の血液で溶けてしまって形勢逆転。
一瞬の隙をつかれ、エイリアンのインナーマウスで頭部をヘルメットごと貫かれて死亡する。
それでも、石柱を破壊しながらエイリアンをタックルで吹き飛ばし、ジャイアントスイングで豪快に投げ飛ばすなどをし、プレデターの強さを印象づけた個体でもあった。
◇チョッパープレデター
登場作品:映画『エイリアンVSプレデター(AVP)』
スカー、ケルティックと並び、成人の儀式を受けるプレデター三人衆の1人。
最も特徴的な容姿をしているが、最も不遇な子でもある。
装備はリストブレイドと新武装のシミターブレイドで、背中にはトロフィーである頭骨を背負っている。
その容姿から『切り裂く者』である、チョッパーの名前をつけられた。
が、劇中、人間に気を取られている隙をつかれ、背後から忍び寄ったエイリアンの尾の一撃により腹部を串刺しにされ、そのまま持ち上げられてヘルメットごとインナーマウスで頭部を一突きにされてしまう。
挙げ句の果てには投げ捨てられて、何も切り裂くことなく彼の出番は終了となった。
もっと活躍が見たかった……。
◇ザ・クリーナー
登場作品:映画『エイリアンFVSプレデター(AVP2)』
愛称はウルフ。
映像化初の戦う成人したプレデター。
成人後、特殊な訓練を積んでおり、イレギュラーに発生したエイリアンの駆逐、証拠の隠滅をその名の通り専門的に行う『掃除屋』。対エイリアンのプロフェッショナルであり、歴戦の戦士でもある。
装備はリストブレイド、プラズマキャスターを1挺増設した、計2挺を左右の両肩に装備している。
また、プラズマキャスターの照準を破壊された際は、銃のグリップのような物を用いてプラズマキャスターに部品を追加し、手持ちのスキャッターガンに改造するなどした。
その他、シュリケン、スピアはもちろん、エイリアン専門というだけあって、その尾から作成した鞭のレイザーウィップ、対エイリアン用クレイモア地雷、証拠隠滅のための溶解液、ナックルダスターと、かなり多様性に富んでいる。
体は従来のプレデターよりもかなり小柄。なのにも関わらず筋肉質であり、片手で体重160キロはあるエイリアンを軽々と、それも両手に1体ずつ持ち上げるほどの膂力を持っている。
プレデリアンの不意打ち以外では、劇中、ウルフはエイリアンを寄せ付けることのない圧倒的な戦いを見せるなど、いままでのプレデターとは一線を画す存在であった。
その他にも、ウルフはいままでのプレデターのような掟に縛られない戦いを行っており、無力な人間でも証拠隠滅のために目撃者は殺害するなどした。
終盤、格上の相手であるプレデリアンとも互角の勝負をし、更にヘルメットを外してリストブレイドのみの肉弾戦へ移行。インナーマウスを引き千切ると言った尋常ではない荒業も披露する。
しかし、腹部をプレデリアンに貫かれ、最後は人間側が投下した核爆弾の爆発に呑まれ、プレデリアンと共に消滅した。
映画自体はまあ、うん。
ねっ?
あれだが、ウルフは感情表現豊かで(主にイライラしてる)、人気者なのでそこは切り離して観るのをオススメする。
◇クラシックプレデター
登場作品:映画『プレデターズ』
初代とデザインは同じ。ただ、バーサーカー種族の野営地に散乱してた装備品で急遽身支度したため、ボロッボロ。
バーサーカー達に捉えられ、柱にくくりつけられていたのを、打算満載の主人公が救出し、人間側につくことに。
かなり衰弱していただろうに、バーサーカー種族のリーダーであるミスターブラックと一騎討ちを行う。
終始劣性に追い込まれ、体格差という覆しようのないハンデを負いながらも勇敢に戦う。
最後は数回パチキをかまされ、ヘルメットが破壊。
地に膝をついたところをリストブレイドで首を斬られてしまう。
たぶん登場してものの5分程度で死んでしまう。
【バーサーカー種】
いままでのプレデターとは別の種族。
体は一回り大きく、体には鱗が生えている。
また、外見だけでなく、狩りの仕方もいままでのプレデターとは異なり、狩りの対象を自分の狩場に拉致してくる、動物や罠を使う、戦意が無かろうが容赦なく狩るといった冷酷さもみせた。
いままでのプレデターとは敵対関係にあるようで、劇中では『狼と犬の関係』などと言われていた。
ぶっちゃけ、クソみたいな設定のため、プレデターファンからは否定的な意見が多く、ファルコナープレデター(後述)以外の人気は軒並み低い。
作者的にはもう、プレデターズは別作品のプレデターだと割りきって楽しむ方向にチェンジした(折角安くないお金払ってるんだから楽しまないとね)。
プレデターの設定も曖昧な上、新しい種族なんて出すから謎な部分がひたすら多い。
作者的には、あの矜持も何もないような戦い方や罠を仕掛ける、クラシック族などよりも原始的な顔の造形から、科学技術が発展する前の姿、先祖帰りでもした独立した種族なのかなー、なんて勝手に妄想している。
◇ミスターブラックプレデター
登場作品:映画『プレデターズ』
クラシックプレデターをその手にかけた憎いあん畜生。
バーサーカー族の3体出てくるプレデターのリーダー。
クラシック族よりも大柄な体格に、全身に黒い鱗がある。また、素顔はその他のプレデターよりも顎が前に突き出ており、額も後部に引っ張られるようになっているため広く、それに伴い目もつり上がっている。
いままで素顔を晒してきたプレデターよりも凶悪で、グロテスクな顔立ちをしており、赤く溝のようになっているものがより拍車をかけている。
ヘルメットは何かの生物の下顎骨格が飾られており、この部分だけは作者のオサレセンサーに引っ掛かった。
装備品は一枚刃のリストブレイドと岩の塊を粉砕する強力なプラズマキャスターで、この個体のプラズマキャスターは、銃身が回転する。
装備はシンプルだが、頭突きでクラシックプレデターのヘルメットを砕き、脳震盪を起こさせるほどのダメージを負わせるなど、力もかなり強い。
劇中、クラシックプレデターの首を跳ねた張本人であるが、人間の主人公から炎を周りに焚かれて視界を奪われ、斧で滅多打ちにされる。
一度はヘルメットの機能を赤外線から集音で相手を捉える機能に変更し、心音で主人公を見つけ形勢を逆転するも、人間のヒロインに狙撃される。
その一瞬の隙をつかれ、コンピューターガントレットを腕ごと切断され、首を跳ねられ死亡。
成人の儀式を最年少でクリアした実力の持ち主、らしい。
最後までヒール役に徹したのは評価できる。
◇ファルコナープレデター
その名の通り、鳥類を模した小型偵察機を装備しており、不使用時は肩に装着されている。それ以外に装備しているのは一枚刃のリストブレイドのみであり、ヘルメットの下部は直線的で装甲板のように角張ったいままでにないデザイン。
他の2体のバーサーカー族とは違い、背後から襲いかからず、必ず正面から対峙する。また、ジャパニーズヤクザとの決闘を行うなど、クラシックにみられる狩猟を行う。
そのため、比較的ファンも多く、好意的に見る者も多い。が、如何せん出番が少ない。
◇ドックハンドラープレデター
犬の訓練し。
基本、狩猟には手懐けたエイリアン犬を利用する(エイリアン犬は硬い肉ではありません)
ヘルメットの左目部分に大きな傷があり、口元には猟犬の物とおぼしき牙が2本ついている。
装備は一枚刃のリストブレイドとプラズマキャスターで、この個体が持っているプラズマキャスターは、人体を一発で木っ端微塵にできるほどの威力を持っている。
劇中、ロシア軍事の自爆に巻き込まれ死亡。
後書き
取り合えずここまで。
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