サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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なのはたちの過去とティアナの疑問前編
その夜・・・
直哉とさくらの自室でちょっとしたトラブルが起きた。
「「・・・」」
「なのは、フェイトなんでここにいるの?君達には、ゲストルームを使うようにしてるのに」
「え、久しぶりにお兄ちゃんと寝ようと思って」
「私も」
「いいから、二人共部下達と寝なさい」
「「ええーー嫌だ」」
その日は、直哉もさくらもなかなか眠ることが出来なかった。
翌日早朝・・・
「私の名は、ティアナ・ランスター、私の所属する部隊の部隊長の八神はやてに言われ、地球世界の過去の時代に来ている」
「私は、疑問に感じていた。何故なのはさん達は、翠屋に戻った時より笑顔が多い事に?」
「そして朝起きたら、なのはさんの姿が見えないの私は確認して、なのはさんを探しに向かった。そしてなのはさんを探しながら、胡散臭い男紫藤直哉について考えていた」
「ふああ、結局眠れなかったな、あれは、なのはの部下のティアナさんだ」
「おはようティアナさん」
「あ、おはようございます、紫藤さん」
「ティアナさん、君僕の事胡散臭い男と思ってない?」
!!
「やっぱりかあ、でも仕方が無いよね、なのはが説明してないでしょう。ちゃんと」
「どうして、私の考えてる事がわかったんですか?」
「うーん雰囲気がそんな感じだったからかな」
「雰囲気でわかるんですか?」
「うん判るよ、ティアナさんは今悩んでいるでしょう?と言うか高町なのはに、疑念を抱いてるでしょう」
!!
「はい」
「やっぱり、でもね僕は貴女の疑念を取り除くことは出来ないよ」
「何故ですか?」
「それは、僕が当事者じゃないからね」
「そうですか」
「それにね・・・いい加減出て来たら?なのは」
「え、嘘」
「あちゃあ、ばれてたのか、流石だねお兄ちゃん」
「当たり前だよ、何年兄妹してたと思うんだ」
「あはは、ごめんねお兄ちゃん」
「あ、そういう事はやめなさい、年頃の女性なんだから」
「はーい」
(なんだかこんななのはさんを見るとは思わなかったな)
「あの直哉さん、聞いていいですか?」
「うん何を聞きたいんだい」
「貴方となのはさんの関係をです」
「ふむ・・・なのは君はどこまで言ったの」
「ううんお兄ちゃんとこの世界の事は、管理局でもタブーとされてた話題だしね」
「そうか・・・ティアナさんその話がしたいのなら、朝食後、残りの3人と一緒に大帝国劇場の地下に来てください」
!!
「お兄ちゃん・・・いいの?」
なのはが、直哉に確認をする。
「いいよ、どうせ舞台後、教えるつもりだったし」
そして朝食後・・・
私達7人は劇場の地下区画に、初めて入った。
「ティア一体何があるんだろうね」
「さあ知らないわ」
「僕達も楽しみだよね」
「だよねーエリオ君」
「・・・」
「どうしたのなのは」
「フェイトちゃん、何で、お兄ちゃんあの子達に教えるのかと思って」
「そこは兄さんに考えがあるはずだし、信じようよ」
「だねフェイトちゃん」
そして、7人は地下司令室に着いた。
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