サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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歓迎会と舞台後編
「はやてちゃん、一つ条件があるよ、ここで生活する以上、舞台にでてもらうからね」
「それくらならいいで」
「7人でね」
「「えええーーー」」
「何でうちらまで」
「ごめんね、3月の公演タイトルが、伝説のアイドル復活紫藤なのは&真宮寺フェイト復活祭なんだよ」
「ええええーーー」
「お兄ちゃん嘘だよね」
「本当だよ、ちなみに主演はなのはとフェイトだから」
「イヤーーー」
なのはの叫びが帝劇中に木霊した。
「このままじゃ私の威厳があああ」
「はやて、なのはどうしたんだい」
「ああ、お兄さん気にしないで、あの子達に見られたくないだけだしな、なのはちゃん」
「ああ、成る程、あの子達にはなのはの無様な姿を見せれないんだね」
「そういう事や」
「なのはちゃんも大変だね」
「わかりますかさくらさん」
「うんわかるよ、だけど舞台も頑張って、前売り券完売だから」
「「ええーーー」」
さくらの言葉を聞き、驚くなのはとはやて。
「驚いたななのはちゃんとフェイトちゃん凄い人気者やったんやな」
「そうだよ、なのはたちがいなくなって、売り上げ3割は減ったしね」
「うわあ、それは苦しいわ」
直哉とはやてたちが話していると、フェイトたちが支配人室に来た。
「こらフェイトちゃんまた勝手に開けて」
「あっ兄さんごめんなさい」
「ああ、ちょうど全員来ましたね、ここは皆さんに伝えておきますね」
「これから皆さんには、一週間後にある3月公演に貴女方全員の出演が決まりましたので、よろしくね」
「「「「えええーーー無理ですよ」」」」
「その主演は、高町なのはさんと、フェイトさんなんですけど、参加しませんか?」
「「「「「えっ」」」」」
「兄さん聞いてないよ、そんな話」
「今さっきなのはたちに伝えたばかりだしね」
「笑ってる場合じゃないぞ、そこの4人君達も出るんだぞその舞台に」
「「「「え、嘘」」」」
「いいえ、本当です、ちなみにここで生活する時は、一切の魔法の使用を禁止します」
「「「「ええーーーーー」」」」
「いいですね」
「「「「はい、わかりました」」」」
「もし破った場合は各部隊長に、罰金を払ってもらいますから」
「「え、お兄ちゃん、兄さん本気?」」
「当然ですよ、なのはもフェイトも部隊長なのだからね」
「直哉君厳しすぎない?」
「ならさくらちゃんが、フェイトの罰金代わりに払う?」
!!
「いやフェイトも大人だから私は払わないよ」
「そんなー姉さん」
「と言う事で今日は皆さん。ゆっくりしてて下さい、明日から舞台の練習を始めますので」
そしてなのはたち7人は、支配人室を出て行った。
その夜・・・
直哉とさくらの自室でちょっとしたトラブルが起きた。
「「・・・」」
「なのは、フェイトなんでここにいるの?君達には、ゲストルームを使うようにしてるのに」
「え、久しぶりにお兄ちゃんと寝ようと思って」
「私も」
「いいから、二人共部下達と寝なさい」
「「ええーー嫌だ」」
その日は、直哉もさくらもなかなか眠ることが出来なかった。
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