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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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2章 最終回 乙女達の挽歌9 武蔵の守護者現る後編


「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

「「大神さん皆行きますよ」」

「「「「帝都に我等のいるかぎり」」」」

「悪の栄えることはなし」

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

「自分自身の力と」

「愛する力で戦う」

「そして勝利を掴むまで」

「僕たちは、決して負けない」

「それが帝国華撃団だぜ」


「俺たちは正義だ!!

「「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」」


「「「「絶」」」」

「対」

「正」

「儀」

「帝」

「国」

「華」

「撃」

「団」


「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

京極がそう言った直後、神王は予定通りの爆発をし始めた。

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。


そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。


急いで撤退準備を、始める花組だったが、誰もが間に合わない事を知りつつも、撤退を始める花組。

そんな時、花組の前にお迎えが来た。ミカサと言うお迎えが。


だが、その時の花組は気がついていない、桜天武と真双焔武が来てない事に。

そして大神は、桜天武と真双焔武が居ない事に気が付き、米田に4人の救出を提案したが、却下されてしまった。

大神は、米田の決断に異論を唱えた。

「司令俺は今からでも助けに行きます」

「ならん、それはならんぞ、俺達はミカサで、崩壊し始めている武蔵から離れるんだ」

「でもそれじゃあ直哉達4人が、死んでもいいんですか」

「大神よく聞け、これは直哉とさくらの意思なんだ」

「何ですって!!」

そのころ、さくらたち4人は・・・

神王の力によって、空中要塞武蔵の中とは違う空間に居た。


「さてはじめるぞ、紫藤直哉」

そう言って、神王は、桜天武を摂り込み出した。

「「「「なっ」」」」

神王の行動に驚く4人だった。

「心配するな紫藤直哉、お前達は先ほどの京極と同じ立場と言うことだ」

「成る程お前が、真双焔武と戦う間に、俺達がお前を制御できればいいのか?」

「そう言うことだ、只出来なければ、京極と同じ運命を辿る事になるがな」

「それでもやるか?紫藤直哉と真宮寺さくらよ?」

「「やる」わ」

「よし制限時間は10分では始めるぞ」

「僕達も準備完了です」

そして、神王は、真双焔武と制限時間付きで戦い始めた。


「すまぬな真宮寺姉弟」

「「いえ、私達で良ければお手伝いしますよ」」

「そう課なら、紫藤直哉達が我を止めるか、10分と言う時間がたつまで戦おうぞ」

「「はい」」


そのころ紫藤直哉達は・・・


「あれ僕達桜天武に、乗っていたはずなのに?ここはどこなんだ?」


「ここは我の体内だ、紫藤直哉と真宮寺さくら、お前達は我が、真宮寺姉弟と遊んでいる間に、桜天武に辿り着けばいい、我は帝都の怨念そのままということを忘れるな、お前達自身に危害を与えようとするやも知れん」


「「わかりました」」

「要は、僕達が負けなければいいんだよさくらちゃん」

「成る程ね、試練だからね」


そして直哉とさくらは、神王に吸収された桜天武に向け出発した。






 
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