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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第五十話 小沢中尉!体操を観るなら女子!!その十三

「ブルマ復活しろよ」
「そもそも何でなくなったんだよ」
「また言うが天理高校なんか夏でも上下分厚いジャージだぞ」
「色気のいの字もねえぞ」
「折角可愛い娘多いのにな」
「これ何なんだよ」
「そんなこと私に言われてもわからないわよ」
 瞬は煩悩全開の二人の言葉をあっさりと弾き返した。
「というかあんた達みたいなのがいるからブルマ廃止になったんでしょ」
「ちっ、何てこった」
「煩悩を否定して何になるんだよ」
「まあ実は作者ジャージ萌え、半ズボンやスパッツ派だけれどな」
「書く作品でブルマ出さないからな」
 ジャージはジャージでいいものだ、半ズボンやスパッツも。
「そっち派だからな」
「だからブルマも出ないけれどな」
「そういう問題じゃにだろ」
「レオタードだってそうだろ」
「それは浪漫なんだよ」
「漢の浪漫なんだよ」 
 こう力説するのだった。
「レオタードでない体操って何だよ」
「薄揚げのないきつねうどんだろ」
 只のすうどんである、それは。
「何にもなってねえぞ」
「パタリロかバンコランどっちかが出ていないパタリロ!だぞ」
 最近どうもバンコランが出ない、出ない巻があって作者も驚いた。
「軍服でやる体操って何だよ」
「これ作者の俺達への悪意だろ」
「読者にはヒロインのサービスシーンとかあるのにな」
「俺達は見たことないからな」
「そんなのあんた達には見せないわよ」 
 瞬は二人に顔を赤くさせて言い返した。
「絶対にね」
「そう言うと思ったぜ」
「そっちは読者サービスだからな」
「作品の人気が出る為にやってること」
「だからだな」
「ヒロインはね」
 作品のその立場にいるならばだ。
「時には水着姿になったり下着姿にならないと駄目なのよ」
「一クールアニメでも水着回はまず入るしな」
「日常系でもバトル系でもか」
「それか下着何度も見せるとかな」
「入浴シーンとかあるからな」
「だから私もよ」 
 仕方なくといった顔での言葉だった、明らかに。
「そうしたシーンでも出てるけれど」
「あくまで読者サービス」
「俺達の為じゃないか」
「そうよ、あくまでそっちよ」
 読者サービスでというのだ。
「わかったわね」
「仕方ねえな、じゃあ写真集とDVDで我慢するか」
「今週もな」
「最近作者このネタ忘れそうになること多いけれどな」
「今回も観るぜ」
「勝手にしなさい、とにかくね」
 瞬は二人にあらためて言った。
「また勝負よ」
「ああ、じゃあな」
「またやるか」
「レオタードなくてもな」
「それでもやるか」
 二人も渋々ながら頷いた、そして。
 体操勝負をはじめた、二人は既に変身していたのでスーツのままで行い瞬と小沢は軍服姿で行った。瞬の動きもよかったが。
「流石小沢中尉」
「お見事」
「金メダリストもびっくり」
「凄い技」
「まるで機械みたい」 
 そこまで見事な動きだとだ、誰もが賞賛した。 
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