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ボカロ☆ロマンス

作者:nsk118mk
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第15話 散策‼️嵐山‼️ 京都編2

 
前書き
このペースで完結させられるのか少し不安になってまいりました。 

 
ー伽耶視点ー

1月2日・午後0時…京都・晴れ

ミク「うぅ〜ん‼️やっと降りられたぁ…」
リン「本当ね…なんだかんだ言って私たち、4時間も新幹線に乗せられたものね。流石の私も話のネタがなくなっちゃうかと思ったよ〜」
ミク「リンちゃんと伽耶さんずっとしゃべってましたもんね…」
大輝「本当にお前らずっーと煩かったな。他のお客さんにも迷惑だっただろうに…」
伽耶「別にいいじゃない‼️どうせ指定席だったんだし…それよりお兄ちゃん達が逆に静か過ぎだったんだよ」
大輝「悪いけど、良識ある男子ならこんなとこで無駄に時間を使ったりしないんだよ」ドヤァ
伽耶「あーもう、うざい‼️」ドカァ‼️
大輝「ぎゃあああああ‼️」

新幹線が東京を出発しておよそ4時間。私たちはちょうどお昼頃、京都に到着した。途中、岐阜県とか凄い雪で無事に到着できるか心配だったけど…まぁだいぶ遅れたけれど、無事に到着出来たのでオーケーってことで。いやぁ指定席じゃなかったら結構やばかった…おじいちゃんがお金持ちでよかった。(なお、今回の京都旅行の費用は全て伽耶の祖父持ちである。なんでも、大切な孫へのプレゼントなんだとか。実は伽耶の祖父は株で大成功して、総資産が兆を超えるほどの大金持ちなのだ)

大輝「伽耶さん…?先ほどの蹴りかなり効いたんですけど…」
伽耶「自業自得‼️」
大輝「えー…」

お兄ちゃんってこんなにうざい奴だったっけ?
…昔はもっと尊敬してたはずなのになぁ。

リン「ねぇ伽耶ちゃん、今から何処に行くの?」
伽耶「ん?そうねぇ…とりあえず嵐山かしら」
大輝「嵐山?今回の旅行の目的は北野天満宮じゃないのか?」
伽耶「誰だっけ?1日自由時間が欲しいだなんて言ってきたのは?その人のせいで2日目以降の計画が思いっきり狂ったんだけどなぁ」
大輝「…返す言葉もございません」
伽耶「まぁ嘘だけど」
大輝「嘘か〜い‼️」
伽耶「やっぱり目的を達成するのは最終日がいいかなぁってさ」
伽耶「だから…例え何があっても最後は笑って御詣りしようね…」
大輝「…ったり前だろ」
ミク「伽耶さん中々粋なことを考えますね」
リン「勿論だよ〜」
レン「…」

なんだか変な雰囲気になっちゃった。でも…みんなに私の願いが伝わったからよかったとするか。
なんかレンがかなり無反応だったけれど…きっと笑ってくれるよね…いや、レンが思わず笑ってしまうような楽しい旅行にしてしまえばいいのよね。
見ててよレン‼️必ず私が笑わせてみせるわ‼️
…なんか今の私レンのことしか考えてなかったわね。なんだか顔も心なしか赤いような。





レン「無くさせたりしないさ…伽耶達の笑顔は」






ー大輝視点ー

1月2日・午後2時…京都・嵐山・晴れ

ふぅ食った食った…
俺たちは今、嵐山のお土産街にある有名な蕎麦屋で昼食をとっていた。
俺はかなり腹が減っていたから蕎麦を2杯食ったんだけど…結構腹にきてるな…これから動けるのかな。嵐山散策とか言ってるわけだから結構歩くんだよな…
そうこうしてるうちにお会計の時間になった…がここで問題が起きた。

伽耶「どうする?私が全部払ってもいいんだけど」
ミク「そ、それは流石に悪いですよ…せめてワリカンにしませんか?」
大輝「ちょっと待てよ、お前がワリカンの時に払う金を誰が出すんだよ」
ミク「…マスター?」
大輝「結局俺じゃねぇかよ」
伽耶「払うの?払わないの?」
大輝「…払う」



決済の問題を済ませた俺たちはその後、嵐山の街へと繰り出した。

大輝「しかしスゲェ人だなぁ…まだ雪残ってんだぞ⁉️」
伽耶「そりゃあね…一応新年だしね」
ミク「あ〜見てくださいアレ‼️」

ミクが指差した先にはでっかいお土産屋さんがあった。しかも、ミクは恐らくその店先に立っている舞妓さん風の人を指差していた

ミク「私…舞妓さんって初めて見ましたぁ」
大輝「はしゃいでいるところ大変申し訳ないが、あれは舞妓さんじゃないぞ」
ミク「え⁉️あの格好で舞妓さんじゃないんですか⁉️」
大輝「舞妓さんってそんなに人が多いところはあるかねぇんだよ。多分、コスプレだろう」
ミク「マスター…物知りですね」

そう言ったミクの顔の様子は明らかに沈んでいた。
沈んだミクの顔も中々見れないし、可愛いからもったいないかと思ったんだけど…まぁかわいそうだから少しフォローしてやるか

大輝「なぁミク…」
レン「…大輝さん」

ミクに声を掛けようとした時だった。レンが怯えた声で俺に話しかけてきた。

大輝「どうしたレン」
レン「…あれ」

レンの指差した先…そこには見覚えのある2人組がいた。

大輝「…大津誠と巡音ルカ」

奴らも来ていたのだ…この京都に
どこかで俺を呼ぶ声がしたが、その声には反応できなかった…

続く 
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