サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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紅蘭とマリアとフェイトの帰還・・・そして意外な来客中編
「ああーー、一郎おじさんだ」
「何!!何で、新次郎がここに?」
「うーんと、お兄ちゃんとお姉ちゃんに連れて来てもらったの」
「何直哉ついに、誘拐したのか?」
「何馬鹿なこと言ってんだい、一郎」
「なああああああ、姉さんなんでここに」
「お前の手紙の内容が、事実かを確かめに来たのさ」
「何だとーーーーー」
「既に1つはばれてるけどね」
「やばいぞ、姉さん達が、来るなんて、想定外だぞ、このままだと手紙の半分の嘘がばれる」
「ちょっといいか直哉」
「さくらちゃんお二人を部屋まで案内お願いしていいかな?」
「僕は、新次郎君の相手を呼んでくるから」
「うわあ、お兄ちゃん僕のお友達もいるの?」
「そうだよ、ちょっとお部屋で待っててね」
「うん」
「良かったね新次郎」
「わかったよ直哉君」
そして直哉はフェイトを呼びに、楽屋へ、そしてさくら達は双葉達が寝泊りする部屋に案内していく。
所で、大神さん、何ですか?早くフェイトちゃんを呼びに行かないと行けないんですけど?」
「直哉先輩命令だ、姉さん達が帰るまで花組隊員は、全員俺の彼女と言うことにしてくれ」
「・・・わかりましたよ.先輩の哀れな抵抗ですけど」
「ありがとう直哉」
「大神は機嫌よく仕事も戻った。
「大神さんその嘘はばれてるのに、無駄な抵抗なのに、まあいいやフェイトちゃんを呼びに行こう」
そのころさくら達は・・・
「さくらさんちょっといいかい?」
「はい、なんでしょうか」
「貴女と支配人関係なんだけど一郎は知ってるの?」
「いえ、伝えてないです。私達の仕事は、夢を扱う仕事なので、双葉さんには、言いますが、私と彼は、幼馴染で、両家とも良好で、半ば許婚な感じだったんですけど、彼が、友達の不祥事に巻き込まれ、そして家も、父親が死んだりしたので、そのまま別れたんです」
「そうだったのか、すまない嫌な事を思い出させて」
「いいんですこうして、再会も出来て、夢だった彼女になれたんで、公表出来ませんけどね」
「アハハ、そこは我慢だよ」
さくら達が話をしていると、フェイトが来た。
「姉さん待った?」
「あ、フェイトちょうどいいタイミングだよ」
「よかった、君が大河新次郎君だね?」
「はい」
「私は、真宮寺フェイトだよよろしくね」
「はいこちらこそよろしく・・・ポ」
「なんだい新次郎この子が好きに、なったのかい?」
「うん」
「ありがとう新次郎君私の事、スキって言ってくれて」
「おや、新次郎チャンスだよ、一郎より早く彼女が出来るんじゃないか?」
「フフ、そうですね」
そしてその夜・・・
直哉は大神に頼まれた事を花組に伝えると、カンナ以外から大反対の意見が当然の如く、出ていた。
「えええーー何でアイリス達が大神のお兄ちゃんの彼女にならないといけないの?」
「そうですわ、それならまだカンナさんの恋人になりますわ」
「おいおいすみれ冗談だろう」
等と騒動があったが、何とか収まった。
次の日のお昼・・・
花やしき支部から紅蘭が帝劇本部に戻って来た。
紅蘭さんお帰りなさい」
「直哉はんも大変やな、米田はんの容態はどうなん?」
「正直わからない、明日大神さんと僕が様子を見に行くよ、もうすぐさくらちゃんの誕生日だからね、だから紅蘭協力してくれる?
「はいな」
「それにしても大神はんも、わがままま人やね、うちら全員恋人にするとわな」
「見栄を張りたいんでしょうね」
「そんな事しても無駄と思うやけどな」
黒鬼会では・・・
「頼むぞ!!火車」
「お任せを。見事山口を捕まえます」
そう言って火車は何処かへ転移したのだった。
果たして黒鬼会が狙う山口とは何者なのか?
翌日・・・
大神と直哉は米田支配人の病院に行く予定だったが、大神が先に言ってしまい、直哉はさくら、紅蘭と行く事にした。
「大神さん自分勝手だわ先に行くなんて」
「まあまあ抑えてさくらちゃん」
「そうやでさくらはん」
「あれ、大神さんじゃない、さくらちゃん」
「そうだわ、どうしたのかしら」
二人が大神に近づくと、大神が陸軍の青年将校達に絡まれていた。
「おい貴様、我々の命より、その犬の命が大事と、ほざくのか?」
「ガハッあのままだったらこの子は死んでいました」
「まだそんなことを言うか」
「ぐっ、あなた方は、間違っている」
「何だと!!貴様ーーー」
再び青年将校のパンチが大神を捉えようとしたその時、直哉が、そのパンチを受け止めていた。
「もうその辺でいいでしょう」
「貴様もやられたいか?」
直哉が気絶した大神の前に出た。
「やめんかお前たち、帝国軍人が民間人に手をあげるとはな」
「すまない私の部下を、許してくれ」
!!「貴方陸軍大臣京極圭吾では?
「そうです」
「すいません大臣の部下に、あんなことを言って」
直哉は謝った。
そして京極と別れ病院に行き、直哉達は米田支配人の病室に、着いた。
直哉たちが、、病室に入ると直哉達に気が付いた、米田が声をかけた。
「おお、お前たちか、よく来たな」
「支配人体の調子は、どうですか?」
「ああもう大丈夫だ」
「米田はん無理はいかんで」
「時に直哉大神のやつどうしたんだ?」
「あ、別に気にしなくていいですよ、ただ京極の取り巻きに絡まれていただけですよ」
「そうか、京極にか、そうだ直哉お前にこの刀を預けとく、神刀滅却をな」
「少なくとも、直哉は融合してるからなこの刀を使いこなせると思っているからな」
「はい、預からせていただきます」
「うむよろしい、さくら、紅蘭、直哉お見舞いありがとうな」
「「「はい」」」
そして三人は病院を出て、帝劇に戻ったのだった。
「でも納得いかないよ、大神さんの失態なのに直哉君が頭を下げるなんて」
「でも良かった意識回復して米田さんの」
「そうやね」
3人はそんな会話しながら帝劇に戻った。
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