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サクラ大戦7人目の隊員

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野望の潰える時

「直哉君、さくら君今助けるぞ」

光武F2は巨大ヤフキエルに、囚われている真双焔武を助ける為に行動を開始した。

「大神さん僕達も手伝います」

「君達は?」

「僕達の事は、千明さんや前鬼君から聞いてませんか?」

「ああ、思い出した、君達が並行世界のもう一つの帝国華撃団の方達ですね」

「「そうですわ少尉」」

「うわあすみれ君」

「「お兄ちゃんアイリスもいるよ」」

「アイリス」

「「うちもおるで」」

「紅蘭」

「「隊長」」

「「マリア」」

「「隊長行こうぜ」」

「カンナ」

「大神さん。私達の指揮をお願いします」

「さくら君」

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まる。

「グルウオオ」

もはや巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントには、自我は殆ど残っていなかった。


「さくら君、直哉君無事か?」

「「あ、大神さん」」

「二人共無事かい?」

「「大丈夫です」」

「なら俺たちで、決めるぞ!!」

「「はい」」

「狼虎滅却・古今無双」

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

「グルギャアア」


大神と、真宮寺姉弟の必殺技をうけ、巨大ヤフキエルは、消滅した。

「やった、やったよ直哉君。さくらさんたちがやったよ」

「そうだねさくらちゃ・・・うわあ」

「直哉お兄ちゃん大丈夫?」

「苦しい・・・誰か助けて・・・」


紫藤直哉は、さくらに抱きつかれ、気絶してしまった。


巨大ヤフキエルを倒して数日後・・・

帝都は太正16年を迎えた。

そして、紫藤直哉たちが帰る日がやって来た。


「直哉さん。皆さん色々ありがとうございました」

「いやこちらも、助かったよ、それにいいのこの焔武の設計図を貰っても?」

「ええ、いいですよこれは、試験的に、作ったものですから」

「それに紅蘭さんの事ですから、そのまま使うことをしないでしょうから」

「う、ばれてる」

「はは、向こうの自分も変わらんな」

「そう言う紅蘭お姉ちゃんも代わらないけどね」

「それは、酷いわ直哉君」

そんな和やかな別れの時間が、一変する。魔城江戸城の復活によって。


「うわあ、地震だ、さくらちゃん大丈夫?」

「ええ、直哉君こそ大丈夫?」

「何なんだ?あの城は?」

「「「「「「「何であの城が、ここで復活するんだ」」」」」」」


「直哉君たちは、あの城の事知ってるの?」

「「ええあれは、魔城江戸城!!あれがもう一人の天海そのものです」」

「「「「「「何だって」」」」」」」

紫藤直哉たちは、驚いていた。

かつて帝国華撃団のにより崩壊したはずの江戸城が復活した。


「久しぶりだね、真宮寺直哉お兄ちゃん」

!!「その声・・まさか・・邪神巫女イヨなのか?」


「そうだよ、お兄ちゃん。クスクス」


 
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