戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第四十四話 上村大尉!演歌の花道!!その四
「日本全土ね」
「だよな、人口が減るとな」
「どうしてもそうなるな」
「車社会でもあるしな、我が国は」
「そっちにも人や店がいくからな」
車道沿いに店が並ぶ、それもまた経済だ。駅前だけでなくなっているのが日本の現状である。
「どうしてもな」
「駅前は寂れて」
「ついでに電車に乗る人も減る」
「そっちが主にしてもな」
「そういうものよ、まあ近鉄については」
瞬は特にこの鉄道会社についての話もした。
「洒落になってないわね」
「作者近鉄のこと話したら止まらないしな」
「バファローズのことからな」
「批判というか悪口ばかりか」
「それが止まらなくなるからな」
「だからこれで止めるわね」
近鉄のその話はというのだ。
「殺伐としたものにもなるし」
「だよな、それじゃあな」
「そうした話は止めてな」
「あらためて勝負のことだな」
「それの話をするか」
「ええ、演歌勝負よ」
橿原神宮のそれだというのだ。
「楽しみにしておいてね」
「今度も勝つからな」
「俺達の歌はマジで上手だぜ」
「カラオケでも高得点しか出してねえぜ」
「どんなメーカーのでもな」
「ああ、カラオケってね」
そのカラオケについてもだ、瞬は二人に話した。
「採点機能メーカーによって違うのよね」
「採点の基準が違うな」
「同じ歌を同じ人が歌ってもメーカーによって得点違うな」
「セ○と第一○商とハイパージ○イでな」
「それぞれ全然違うんだよな」
「本当に同じ人が同じ歌歌ってもな」
「得点が違うな」
二人もこのことは把握している、それぞれ高得点を出すにはコツがあるという説もある。本当かづかわからないがだ。
「だからちょっと難しいんだよ」
「全部のメーカーで高得点を出すことはな」
「けれど俺達しっかり出してるぜ」
「全メーカーでな」
「言うわね、けれど私も歌には自信があるわよ」
瞬は二人に腕を組んだ姿勢で強い声で言った。
「レッスンも受けてるしモデルになった声優さんもね」
「いつも歌ってるからな、悠木さん」
「下手な歌手よりもな」
「まどかでもキャラソン歌ってて」
「出てるアニメでも高確率で歌ってるな」
「演技もいいけれどな」
「声だって色々な声出せてな」
この作品は瞬のモデルになっている人の応援作品でもなる、そうなった理由は作者はその声優さんのファンだからだ。
「歌もな」
「いいものが出て来てるな」
「それで悠木さんみたいにか」
「そっちも歌うんだな」
「そして今回の上村歳三大尉はね」
今回は海軍衆である。
「日帝衆一の演歌の歌い手よ」
「くっ、例によってからよ」
「日帝衆一の奴出してくるんだな」
「この作品の常として」
「またそれぞれの分野で一番出すんだな」
「その一番の人に勝つことはね」
到底とも言う瞬だった。
「正々堂々としたら絶対に無理よ」
「おう、そのことは安心しろ」
「俺達は絶対に正々堂々と戦わないからな」
二人の辞書にそんな言葉はない、買った時点で黒いインクで消している。
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