ソードアート・オンライン~隻腕の大剣使い~
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第17話いざ雪山へ!鍛冶屋をつれて鉱石を求め!
前書き
どうもお久しぶりです!醤油ラーメンです!
前回の更新から2週間、いや3週間かな?とにかく久々の更新なので文才などが落ちている可能性がありますが、温かい目でご覧ください!
ライリュウside
オレの愛剣、《ドラゴンスレイヤー》の修復のため、妹に勧められ訪れた第48層の街《リンダース》にある《リズベット武具店》。その店の店主、リズベットに剣を見てもらった結果、修復は不可能だと断定された。
だが《ドラゴンスレイヤー》を鉱石に戻して他の剣を強化することにして、彼女の両手剣の最高傑作を見ているのだがーーー
「軽ッ」
「「軽ッ」ってあんた・・・それウチの店の両手剣の中じゃ一番重くて攻撃力高いのよ?何でそんな軽々持ち上げてんのよ」
思ったより軽かった。リズベットはオレをバケモノを見るような目で見てくる。筋力パラメータを上げればある程度の重さも持ち上げられる。鍛冶屋も武器を作る上で重い金属やハンマーを持つ訳だからそこまで不思議でもないと思うんだけどな。
「攻撃力は申し分ないんだけど、もう少し重さが「バキッ」・・・・・・バキッ?」
今、手元から何かが折れたような音が聞こえたようなーーーゆっくり音の発信元に目を向けるとーーー確かに折れていた。リズベットの最高傑作の両手剣が。
「キャーーーーーーー!!」
それを見たリズベットはまるで某世界的名画のように頬を両手で抑え、悲鳴をあげた。
「お、おい・・・大丈b「あんた・・・」へ?」
オレがリズベットに声をかけたら突然オレの胸ぐらを掴みだした。第一声がーーー
「何てことしてくれてんのよあんた!あたしが作った剣が折れちゃったじゃない!」
「ギャーーーーーー!ゴメンナサーーーイ!力込めすぎました!」
怒鳴り声。それもとんでもない大声で。オレはただ全力で謝った。この人ーーー恐ェ!
「売り物の剣をへし折るとかどんな神経してんの!?しかも握り潰されたのなんて初めてよ!あんた達攻略組の男はみんなイカれてんの!?」
「ゴメンナサイ!マジでゴメンナサイ!オレ達は別にそこまでは・・・・・・「あんた達」?前例がいたの?」
オレはリズベットさんの発言に引っかかりそう質問した。それに対しリズベットさんは顔を抑えて呆れたようなため息を吐いた。
「キリトって知ってる?攻略組のソロプレイヤーなんだけど・・・」
「知ってる、知り尽くしてる」
「あいつもあたしの片手剣の最高傑作を「耐久力を試す」って言って自分の剣に叩きつけてへし折ってくれたわよ」
何やってんだあいつーーーいや、オレも他人事じゃねぇなコレ。第一オレもあいつと同じようなことしてんだからーーー
「はぁ~・・・流石にこれ以上の物は・・・いや待って。そういえば《ドラゴンスレイヤー》のステータスはキリトの《エリュシデータ》とほぼ同じだったからブツブツ・・・」
「?」
何だ?なんか急にブツブツつぶやきだしたぞ。
「ねぇライリュウ、これから鉱石を採取しに行かない?」
「は?」
なんだいきなり。鉱石?採取?
「あんたの《ドラゴンスレイヤー》はキリトが持ってた《エリュシデータ》とほぼ同等の強さを持ってたわ。前にキリトに《ダークリパルサー》っていう剣を作ったんだけど・・・それを作った鉱石なら多分《ドラゴンスレイヤー》にも匹敵する剣が作れるかもしれないわ」
「マジでか!?」
《エリュシデータ》ーーー第50層のフロアボス討伐でキリトがドロップした剣だ。それも、モンスタードロップでは魔剣クラスの代物。オレの《ドラゴンスレイヤー》は強化をし続けて来たけどーーーまさか《エリュシデータ》と同等クラスまで強化してたとは思わなかった。そしてリズベットさん作の《ダークリパルサー》。それに使った鉱石なら期待出きるかもーーー
「わかった、行こう。それで?どこにあるんだ?」
「第55層の雪山。そこにいる水晶をエサに食べるドラゴンが持ってるの。でも、ドラゴンを倒すより簡単に手に入れる方法があるわ」
55層の雪山かーーー未来と行ったことあるけど、あいつが凍えてたから途中で帰ったんだよな。だからマッピングが済んでないところもかなり多い。
「早速出発・・・と言いたいところだけど・・・」
「どうした?」
出発を宣言したところで勢いが消えたリズベットさん。なぜかオレを見てーーー
「あんた・・・武器はどうするの?スペアとかある?」
「あぁ~、なんだそんなこと」
武器なら心配ない。そうリズベットさんに言ってオレはアイテムストレージを操作する。ひさしぶりに使うな、オレの最初の愛剣ーーー
「《サイレントワイバーン》、オレが一年近く前に作った剣だ。使うのはひさしぶりだけど・・・結構強化してたから問題ないぜ」
「へぇ~、中々良い剣ね」
鍛冶屋に褒められるレベルのオレの愛剣、これなら多分鉱石の採取程度ならまだ余裕だぜ。
「よし!行こうぜリズベットさん!」
「えぇ!・・・ていうか何故いきなりさん付け?」
理由は聞くなーーーキレたあんたが恐いからだよ!
後書き
ラ「自分でもひさしぶりだなぁ《サイレントワイバーン》。ちゃんと覚えてたんだな作者」
醤油「まあね、結構良い機会だと思ったんだよ」
リ「でもあんな武器があるんならそれに《破滅の竜角》を使ってもよかったのに」
醤油「リズベットさん、実は《サイレントワイバーン》の強さは《ドラゴンスレイヤー》の2/3くらいしかないんですよ。確かにそれを強化するならなるべくスペックが近い物をベースにする方が良いのはわかるでしょう?」
リ「まぁ確かに・・・。ところで、話変わるけど。ライリュウ、あんた何で最後さん付けしたの?」
ラ「・・・聞くなよ?」
リ「?・・・でもいいわ。呼びにくかったら「リズ」でいいわよ」
ラ「あぁ、じゃあ・・・よろしく頼むわリズさん」
醤油「ところで二人とも、ライリュウの武器になる予定の剣、どんな名前がいいかな?」
ラ&リ『名前?』
醤油「ほら、キリトくんの《ダークリパルサー》。あれって名前の意味が『暗闇を祓う者』っていう意味なんだけど・・・一応『SAOコードレジスタ』でも期間限定武器生産イベントで《ダークイクスペル》っていう、《クリスタライト・インゴット》を使った形がアスナさんの《ランベントライト》と同じ細剣もあったんだよ。それが『暗闇を追い払う者』っていう意味で、どっちも暗闇をどうにかするっていう意味なんだよ」
ラ「なるほど、それだと暗闇関連か祓う関連の名前にしなくちゃいけないな」
リ「なら《ダークスレイヤー》はどう?『暗闇を滅する者』、なんかカッコイイじゃない!」
醤油「それもありだけど、・・・やっぱり自由にやるのが一番だね。二次製作ならなんでもできるし」
ラ「そうだな、個人的には《スレイヤー》から離れてほしい」
リ「何で?」
ラ「だってなんか『フェ○リーテ○ル』っぽいだろ?ミストガンだって完全に・・・・・・弾(グスッ」
醤油「リズさん!ライリュウの傷口が広がらないうちにもう締めよう!ほら!ライリュウももう終わろう!ねっ!?」
ラ「・・・うん(グスッ」
リ「わ、わかった(弾って誰?)」
醤油&ラ&リ『ご観覧ありがとうございました!次回もお楽しみに!』
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