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ライダー＆セレクター一言図鑑
仮面ライダーカイザ：『仮面ライダー555』に登場。メイン装着者の草加雅人は一見好青年に見えるが腹黒く、自分の行動を巧(ファイズ)の行動に置き換えるといったことから始まり、意中の相手である真理を自分のものにする為ならどんな工作も平気で行う非道な性格の持ち主。
蒼井晶：一度はモデルに復帰出来なくなったが、ウリスが近づき、愛という言葉に騙され、ウリスの為だけに働く傀儡と化してしまう。残忍な性格は相変わらずである。
仮面ライダーガイ：『仮面ライダー龍騎』に登場。戦いをゲームのように楽しむ芝浦淳が変身。相手のカードの効果を消し去るコンファインベントを駆使して戦う。
ミルルン：晶の新たなルリグ。おちゃらけた性格で掴みどころがない。相手のスペルを無効にしたり、使用したりする戦法を使う。
ゴルドドライブ：『仮面ライダードライブ』に登場。黒いドライブドライバーに頭脳を移した蛮野天十郎がロイミュード006の肉体を奪い変身。敵の武器を奪い攻撃する。彼にとって人類は等しく足蹴にする程度の存在でしかない。
リメンバ：清衣の肉体を奪った後は清衣の願いであった友人を救うことを殺すことで救った扱いにし、悪事を働く。その後、自分の肉体に戻る為に再びセレクターとなる。
ゴルドラ：『超仮面ライダー電王NEWジェネレーション鬼ヶ島の戦艦』に登場。戦国時代に滅ぼされた鬼が時空の歪みで仮面ライダーに変身出来るようになり変身。歴史を書き換える時の船を狙う。
シルバラ：同じく『超仮面ライダー電王NEWジェネレーション鬼ヶ島の戦艦』に登場。ゴルドラの弟で怪力の持ち主。骨の砕ける音に喜びを感じる。
裏切りの残月：鎧武で実際に流れた次回予告。しかし、その翌週の放送の時のタイトルは『偽りの残月』になっていた。
existence～KAIXA nized dice～：カイザのイメージソングで今回の戦闘時のBGM。
 

るう子達の行動は、雅が唐突に言ったある言葉が原因で始まる。
「みんな、これを見てくれ。どうやら、カイザとゴルドドライブが行動している瞬間を誰かが動画で撮ったらしい。この二人がウリスの味方であることは明確だ。」
「はい。その二人は蒼井晶にリメンバ。ウリスの味方で、ウリス曰わくダークライダー三巨頭らしいです。」
雅の言葉に伊緒奈が解説する。　
「そうか。だとしたら、みんなにはカイザ達を倒してほしい。手分けして探し、見つけ次第戦闘を行い、速やかな撃破を。それと、伊緒奈、一衣の二人には残って欲しい。話さないといけないことがある。」
「伊緒奈さんはともかく、私もですか？」
「そうなると、実質五人行動ね。さ、私達は行こうか。雅さんも話し辛いだろうし。」
華代はるう子達を引っ張り外へ出る。
「さて、話さないといけないことっていうのは、そろそろ僕も、この世に居られる期間に限界が近づいているということだ。ただでさえ、ゴーストは99日しか現界していることが出来ない。それに加え、この企画段階の眼魂その人間の命、ゴーストならこの世に居られる期間を食らうんだ。あれから何回も使った所為か、僕がこの世に居られるのは、あと28日しかない。」
雅は、一衣達に自分の状態を伝える。
「なら、なんでマッハドライバーを使わなかったんですか!?」
一衣は、若干怒り気味に雅に質問した。
「本来これは、僕が別の世界で使おうと思っていた物だ。この世界で使って、どんな弊害が起きるか解らない物なんだ。第一、僕自身が本来、この世界に居ちゃいけない人物だ。」
「そんなことありません!?雅さんも、私達の仲間です。」
「この場合はそういう意味じゃないんだ。僕は所詮、原作のないネット小説の世界の人間。それに、僕の物語は既に閉じられているんだ。こうして、この世界で動いていることがおかしいんだ。」
「そうでしたか。」
「ああ、だから、僕はもう、実質戦闘に参加出来なくなる。それから、もう一つ話す内容なんだが、そろそろウリスについて、本格的に調べようと思う。二人には協力してほしい。」
雅はノートパソコンを二台出し、一衣達に渡す。
その頃、るう子達はるう子、華代と遊月、清衣とユキの3方向に 別れて行動していた。
「なかなか見つからないな～。」
るう子が呟いていると、ライダーサーチャーに反応が出る。
「中級ライダーに重なるようにダークライダーの反応？この反応、どういうこと？」
るう子が疑問に思うと、
「そんなの、決まってんじゃん、るうるう。」
『俺が晶のベルトになっているってことだよ。』
晶がカイザドライバーを持ちながら現れる。
「晶さん!?さっきの声は一体？」
『まだ解らないのかな？ダークライダーとして召喚された俺は晶のベルトに改造され、超強化ダークライダーに進化したってこと。少し馬鹿でも、これくらいなら解ると思ったんだけどな。』
「おい草加、下らないこと言ってないで、さっさと片づけてウリスの所に帰るぞ。」
『それもそうだな。こいつを倒せば、俺は真理を。』
晶はカイザフォンに認証コード『913 enter』を押す。
［stunning by?］
「『変身！』」
［complete.］
晶はカイザフォンをカイザドライバーにセットし、仮面ライダーカイザに変身する。すると、
「まじかよ！晶が仮面ライダーになったぞ！」
「俺も見ていたぜ！」
「俺も俺も！」
「ファミチキ下さい！」
周りの一般人が騒ぎ出す。
「晶さん！どうしてバトルフィールドを開かないんですか!?」
「決まってんだろ。そんな必要がねえからだよ！」
カイザは問答無用でるう子に攻撃する。
「このままじゃ危ない。変身！」
〈ソイヤッ！カチドキアームズ！いざ、出陣！エイエイオー！〉
るう子はカチドキアームズに変身しカチドキ旗でカイザに応戦する。
その頃、別れた2チームも、ダークライダー三巨頭と戦っていた。
「リメンバ！どうしてウリスと蛮野に魂を売り渡したの！」
「あらあら、清衣ちゃんは勘違いしていますね。私達は利害関係が一致しただけですよ。あなた達を倒すというね。変身！」
リメンバはゴルドドライブに変身する。
『これからは、ゴルドドライブと呼べ！』
清衣達も変身し、ゴルドドライブに向かうが、
「蛮野さん、お願いします。」
「ああ、解っているとも。」
ゴルドドライブが黄金の衝撃波を放つと、ファイズとベルデは弾き跳ばされる。
「クリムの作ったドライブシステムに、超進化したこの肉体。貴様等に勝ち目など無い！」
「それはどうかしら？」
［complete.］
ファイズはブラスターフォームに変身するが、
「清衣ちゃんは私の知らない間に脳筋のお馬鹿さんになっちゃったみたいですね。」
ゴルドドライブはバンノドライバーのキーを捻り、ファイズブラスターを奪い取る。
「そんな!?」
ファイズブラスターを失ったことにより、ファイズは通常形態に戻ってしまい、
「決めましょう、蛮野さん。」
「そうだな、リメンバ。」
［exceed charge.］
ゴルドドライブはファイズブラスターからフォトンバスターを放ちベルデとファイズを攻撃。二人は変身が解除されてしまう。
「蛮野さん。今清衣ちゃん達を倒すのはもったいないですから、今日は引きましょう。」
「そうだな。この程度なら、何時でも潰せる。それより今は、シグマの製作が最優先だ！ハハハハハッ！」
ゴルドドライブは高笑いしながら去り、清衣達はその場に倒れる。
その光景はマッハ達も同じで、
「鬼さんこちら、手のなる方へだるーん！」
ガイが手を叩くと、鬼が変身する金と銀のライダー、ゴルドラとシルバラが現れる。
「かなりヤバいね。」
《シグナルバイクシフトカー！ライダｧー！デｪッドヒート！》
マッハはシフトデッドヒートでデッドヒートマッハに変身する。
《バースト！デｪッドヒート！》
デッドヒートマッハはシフトアップをかけるが、
「させないるーん☆」
〔CONFINE VENT〕
ガイは相手の発動した効果を消し去るコンファインベントを使いシフトアップを強制解除する。
『なかなか解ってきたじゃん。』
Vバックルの中の芝浦淳は笑いながらミルルンを褒める。
「それほどでもるーん☆」
ミルルンもおちゃらけた感じで返す。
「なんだよあのカード、もう15枚目だよ！」
デッドヒートマッハがぼやいていると、
「俺達を忘れてもらっちゃ、困るぜ！」
シルバラは巨大な金棒でデッドヒートマッハを攻撃し、その勢いでウィザードインフィニティスタイルを攻撃する。
<ディフェンド！プリーズ！>
ウィザードはディフェンドを発動するが、シルバラの攻撃一発で防壁は破壊され、反動の一振りでウィザードの装甲を凹ませる攻撃を放つ。
「さあ、そろそろ決めるんだるーん☆」
〔FINAL VENT〕
「さあ、我等鬼一族が再び繁栄する為、消えて貰うぞ！」
ゴルドラとシルバラは衝撃波でウィザード達を攻撃し、ガイは契約モンスターのメタルゲラスに乗る。
「行くんだるーん☆」
ガイは必殺技のヘビープレッシャーを放ちウィザード達の変身を解除させる。
「さて、これから完膚無きまでに倒す予定だったけど、ウリスから撤退命令が出たから帰ろっと。お前達も来～い。」
「まあ、今はこいつの指示に従おう。」
ガイ達は去ってゆく。
その頃、鎧武は極アームズに変身しカイザを圧倒していた。
〈無双セイバー！火縄大橙DJ銃！〉
鎧武は無双セイバーの大剣モードを呼び出し、ヘルヘイムの植物を使いカイザの身動きを封じ、必殺技の発動に入るが、
「ヤッバ～い！晶、大ピンチ！」
カイザがそう言うと、周りの一般人は、
「大変だ！みんなであきらっきーを守らないと。」
そう言い出し、カイザの前に立ち、鎧武を妨害する。鎧武はそのまま必殺技を解除し、ヘルヘイムの植物を緩めるが、その途端、
「今がチャンス！来て、ひっとえー！」
カイザは一衣を呼ぶ。すると、残月・真が現れる。
「そんな、どうして一衣が!?」
「だってぇ、晶とひっとえーは仲良しだもんね～(笑)」
カイザは更に、鎧武に精神攻撃を加え、残月・真はソニックアローは鎧武を攻撃する。鎧武は、残月・真の攻撃を避けることが出来ず、その場で怯み、
「おい草加、一衣、一気に片付けるぞ！」
［exceed charge.］
〈ロック　オン…〉
カイザはカイザポインターをセットし、残月・真はメロンエナジーロックシードをソニックアローにセットする。カイザはジャンプし、ポインターの光を鎧武に当てる。そして、
「ゥオラァ！」
必殺技のゴルドスマッシュを放ち、
〈メロンエナジー！〉
残月・真のソニックボレーが鎧武に追撃し、るう子の変身が解除され、気絶する。
「さて、やることも終わったし帰るか。みんな、ありがとう！」
晶は盾になったファンに手を振りながら去ってゆく。
to be continued
次回予告
ついに始まるクリエイトウィザードリング計画の第3段階。残月・真を倒す手段はあるのか？次回『宿命の対決！残月対残月・真！』 

雅からお詫び
雅「前回のあとがきでメカディロードとディロードタイプネクストの説明を忘れてしまいました。ですので、今回掲載させていただきます。」
メカディロード
身長　198cm
体重　150kg
パンチ力　8t
キック力　6t
ジャンプ力　一跳び20m
100mを8秒
説明　ウリスがクリエイトウィザードリングで召喚されたディロードを洗脳し、改造した結果誕生した戦士。本来のディロードと違い、中身が機械である為、起動性能は劣る。しかし、使える能力は全盛期の雅そのもの。

仮面ライダーディロードタイプネクスト
身長　198cm
体重　90kg
パンチ力　8t
キック力　6t
ジャンプ力　一跳び30m
100mを4.5秒
凪風雅がハーレー博士から渡されたマッハドライバーにレジェンドディロードキーをセットし変身。パワーこそディロードと同じだが、武器は無く、サブライダーと昭和ライダーへの変身も出来ず、本来の能力の4割も発揮出来ない。