サクラ大戦7人目の隊員
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帝都への帰還そして・・・新たな力
大帝国劇場・・・
支配人室
「何だと!!マリア直哉と、さくらが重傷を、負っただと」
「ええ、直哉とさくらは、巴里に現れた憑依獣での戦いの最中に、巴里華撃団の隊員を守る為、一人で戦っていたらしいです」
「直哉らしいじゃねえか」
「その後、前鬼とさくらが、憑依獣を倒しましたが、怪人に捕まり隊長と極少数の隊員が、救出作戦を提案したみたいですが、救出作戦行われず現在に至ります」
「馬鹿な!!大神がいながら何故行われなかったんだ?」
「それは、複数の隊員が、人質である直哉とさくらを嫌っていた感があります」
「何だと!!作戦行動中に、個人の感情を優先させる事もある程度は、許されるがけが人がいるのに、それは拙いだろう」
「それでさくらと直哉は、治療室か?」
「はい、今千明と前鬼が、二人に付いてます」
「そうかご苦労だったな、マリア」
「はい失礼します。支配人」
マリアは支配人室を出て行った。
「さて、これからどうするか?確かに異世界からの侵略の事を安易には、話せないが、向こうも掴んでいるだろうし、如何したものか」
医務室・・・
「直哉君、さくらさんごめんなさい、私が前鬼と行けば、直哉君とさくらさんに、ここまでの怪我をさせなかったと思うと」
「千明、お前のせいじゃねえよ」
「前鬼ーー」
千明は泣いていた。
「そう、悪いのは、あいつらなんだ」
前鬼は小声で呟いた。
そのころシャノワールでは・・・
「何なんだこの怪物は?」
「きゃああ。直哉君が、怪物にやられてます」
花火が、映像を見て悲鳴をあげる。
「そんな!!あの状態なのに、直哉君エリカを守ろうとしているの?」
「無茶だ!!」
「何故直哉は、逃げようとしないんだ?」
「グリシーヌよく見ろ、直哉は、鞭みたいな物で、両足を貫かれている」
「あれでは、逃げられないさ」
そして、映像は飛んで、ナーデルとの戦いで直哉とさくらが、巴里華撃団によって無常にも傷つけられるシーンとなった。
「馬鹿な我等のあの行動は、エリカを守ってくれた直哉に対して、只の八つ当たりではないか」
「僕も直哉君に酷いことしたな」
「あ、支配人」
「ムッシュ支配人室に来てくれないか、話したいことがあるんだ」
「わかりました」
大神は制服に着替え、支配人室に向かった。
支配人室・・・
「大神です。支配人、入ります」
「ああ、お入り」
「失礼します」
「ムッシュ実は直哉とさくらだが、帝都に運ばれて治療中だそうだよ」
「え、二人共、帝都で、治療中なんですか?こちらではなく」
「ああ、私のほうからも、こちらの方で治療するように、頼んだけど、駄目だったよ」
「え、米田支配人がそう言ったんですか?」
「ああ、ムッシュ米田的には、こちらでも良いような感じだったんだが」
「あー成る程花組の猛反対に、あったんですね」
「ムッシュ教えてくれないかい?直哉とさくらのことを?」
「良いですけど、他言無用でお願いしますよ、グラン・マ
「ああ、わかったよ」
そのころ帝都では、直哉とさくらの新機体真双焔武が完成したのだった。
果たして直哉とさくらは、新機体真双焔武に、乗ることがあるのか?
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