| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

うちはオビト逆行物語 [ 逆行?何それ美味しいの?] 壱

作者:おとひ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

うちはオビト逆行物語 ~皆じゃないと意味がない。~

 
前書き
副題:オビトが一様色々考えてる話

第三話目です。
またもやオビト視点です。
今回はまた別の方々に登場してもらいます。
弥彦「お前いい奴だな!」
オビト「もう少し怪しんだりしたらどうだ…?」
長門「やっぱり、いい人だね。」
小南「いい人っていうよりお人よしじゃない?」
オビト「…お前らぁ。」 

 
次の日、俺はアカデミーの休みを利用して散歩に出かけた。
今日はカカシもリンも家の用事があったようで遊びには誘わなかった。
ならば今日という日を使うしかないだろ。


「ただいま。」
ばぁちゃんはいねぇみたいだな、ラッキー。
部屋に戻り自空間に入る。
たしかあいつらはあそこの住人だったよな。
俺はとりあえず黒い布とお面をかぶり、目的地に向かった。
つーかこのお面、なんで俺の神威の空間にこんなのが…?
グルグルをモチーフにした(?)お面は、嫌な思い出しかなくて。
黒歴史…。
ま、まぁ?今回はそんなことしないぞ。
そんなことを考えてるうちについたようだ。

雨隠れに。

此処はあんまし好きじゃないけど。
さて…あいつらはどこに居るんだ?
…にしても、酷いな。
これは骨が折れそうだ。
…と思ったら小屋があった、良かった。
「…誰だ。」
ふと、後ろから声がした。
初めて聞くこえだ。
「…お前は。」
振り返るとそこには;あいつ;がいた。
俺の顔を見るなり、あいつは小屋に走った。
他の奴に知らせるつもりだろう。
だが、そうはさせない。
「土遁、土流壁。」
「なっ!?」
さぁ
「これでもう逃げられんぞ、


          弥彦。」

初めに会うのは長門が良かったのだが…。
いや、逆に長門じゃなくてよかったのか…?
いや、どちらにしろ今は記憶がないんだから関係ないか。
「…さて、そろそろ質問をしてもいいか?」
「…お前の事は長門からも、小南からも聞いている。」
「…は?」
頭の整理がつかない。
待てよ、じゃあ、長門も、小南も、もしかしたら、弥彦も…。
「…お前らも、か。」
「お前らと言う事は、お前もなのか。」
背後からの声。
長門の声だ。
「…なんのようだ、弥彦は関係ないのだろう。」
「何言ってんだ長門!今度こそ三人で一緒って言ったじゃんか!」
「うん、わかってる。」
おい、なんか勘違いしてないか?
ま、しょうがないか、俺がそれほどの事をしてしまったんだからな。
「いや、記憶があるならそれでいい、じゃあな。」
「「「…はい?」」」
「…え?」
いつのまに小南いたの?
「あの…なんかしないの?なんか、こう…?私たちの準備が無駄になるというか…。」
「なんだ、準備していたのか?それは中々いい心行きだな。」
「…じゃなくて、なんでお前ほめてんの!?」
「つーかお前何歳だよっ!?」
おいおい、なんか驚きすぎじゃないか…?
こっちが困惑するんだけど…。
「お、お前ら、一回落ち着け?な??」
「「「落ち着いてられるかっ!」」」

「…で、落ち着いたか?」
しばらくすると三人は話始めて、それっきり俺の存在は無視だった。
…泣くぞ。
「あ、悪い…って、そんな簡単にだまされると思うなっ!お前は演技が上手いらしいじゃないか。」
「やめろ、その話をするな…っ。」
わぁぁぁぁ…やだやだ。
「…本題に戻る、お前らは記憶があるんだな?」
「「「…まぁ。」」」
「そうか、じゃあ俺がどんな奴かも、もう分かるのだな。」
「…あぁ。」
「…そのときの説は長門と小南と俺の死体がお世話になったようだな。」
「その節はすまなかった、ただ、謝罪だけで罪が償われるとは思っていない。」
「じゃあ、どうする気だ?」
そんなの決まってんだろ。
「俺が殺めてしまった人たちを幸せにさせる。」
「具体的に、何をするの?」
「生かして…幸せって思わせるために努力する。」
…根拠が、な。
自分でも分かってんだよ、どうすればいいかなんてわかんねぇこと。
でも、そうするしかないだろ。
「それは信じても、いいのか?」
「…おい、長門正気か!?」
「そうよ、こいつの言っていることがうそかもしれないでしょ。」
「…悪いが俺自身も反対だ、こんな俺を信用してはいけないぞ。」
「いや、マダラには言われたくなかった、って、本名ってなに?」
「…オビト、うちはオビトだ。」
それから俺が闇に落ちたとこから死ぬとこまで話した。
三人のはもう知ってんのでカット。
「そっかぁ…オビトも大変だったんだね。」
「そんなことない、確かに嫌な人生だったが、悔いもあったが…。」
なにかが突っかかった。
俺にはそんなこと言える資格ないだろ。
「…とりあえず、今の話を聞いて、俺も信用しようと思った。」
「私も。」
「え…おいおい、まてよ、信用してくれんのはいいけどさ、こんな話聞いたぐらいで信用しようとすんのかよ。」
「だって、こんな話してくれたのに、信用するなって言われても…ね。」
「それに、信用できない人ならそんなに長く、しかもペラペラと話すかしら?」
「…否定できん。」
「んじゃあ、今日から、」
「「「よろしく。」」」
「…は?」
何この、今日からお友達ーみたいなノリ。
「今日から友達っつー事!」
「また暇があったら来てね。」
「まってるよ。」


…どうやら俺は気に入られたようだ。 
 

 
後書き
もう、終わらせ方がきたない。
投稿遅れた代わりと言ってはなんですが、長くしました。
本当にごめんなさい。(色んな意味で。) 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧