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女提督の航海(後悔)日誌

作者:蘭丸
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反撃開始

 
前書き
輸送船に向かって来るヲ級の艦載機、そして無数のイ級とハ級に苦戦する第二艦隊。
戦艦ル級に近づけずに手をこまねいていると、加賀と瑞鶴、夕立、睦月が支援に駆けつけた。 

 
~数十分後〜


吹雪「金剛さんっ‼」

金剛「sihtっ‼大切な装備がっ!機銃のアラシにル級の砲撃は流石のワタシも堪えるネっ‼でも、輸送船にル級の砲撃を通すワケにはいきまセーン!」

吹雪「イ級とハ級が邪魔してル級に近づけないっ‼輸送船へ向かってくる敵の艦載機は武蔵さんとビスマルクさんが撃ち落としてくれてるけどっ」

北上「このまま数で押してこられたらマズイかも!」

大井「もぅ、今日は厄日だわ!」

吹雪「なんとか駆逐艦だけでもっ!」

金剛「このままやられっぱなしは御免デース!
ワタシの実力、見せてあげるネ!バァァニングッラァァブ!」

吹雪「こっち側の残りは、ヲ級と…っ!」

加賀「全機、発艦!貴方達の力を見せて」

瑞鶴「攻撃隊、発艦!アウトレンジで、決めたいわね!」

吹雪「夕立ちゃんっ睦月ちゃん!」

夕立「助けに来たっぽい‼」

睦月「みんな大丈夫ですか!」

金剛「oh〜!」

加賀「左側のヲ級の艦載機は私が堕とすわ、金剛さんはル級を引き続きお願いします。吹雪さん達はヲ級を!」

瑞鶴「右側のは私が!」

武蔵「ビスマルク、輸送船はもう大丈夫だろう。私達は右側の駆逐艦の残りとル級を叩く!」

ビスマルク「ええ!あなた達、ヲ級を頼めるかしら?」

大井「北上さん、何でもいいからとっとと終わらせましょう?」

北上「そだね!」


~~~


吹雪「お…終わったぁ~」

金剛「テイトクから貰った大事な装備が~台無しデース…」

加賀「艤装から煙が出ているけれど、大丈夫なの?」

瑞鶴「金剛さん、艤装を下ろした方が良いわよ?」

金剛「ハイ…」

船長「我々が非力なばかりに、君らには申し訳ないな」

金剛「遠慮はno〜なんだからネ!護衛はワタシ達にお任せデース

加賀「ほっとしたら…お腹が空きました…」

金剛「what?ワタシの頭を睨んで涎垂らしてどうしたんでスカ~?」

加賀「…フレンチクルーラー…」

金剛「no〜!ワタシの頭はeatしてもオイシクナイヨ~!」

瑞鶴「はぁ、直ぐお腹空くのが無けりゃ先輩も格好良いのに…」

吹雪「あはは…あ、船長さん、輸送船は引き続き私達が護衛しますね!」

船長「君達も連戦で疲れてるだろう、余り無理しない程度に頼むよ」

吹雪「はい!」

瑞鶴「大丈夫よ、私達がついているんだから!」

加賀「一航戦の誇りに賭けて、輸送船を守るわ…」

瑞鶴「も~涎垂らしてみっとも無いわよ」

船長「こんなもので良ければ食べてくれ」

加賀「チョコレート…有難うございます」
 
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