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『Overflow』

作者:零那
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『Rubbish』



君だってアナタだって皆いつ誰を憎んだりするか解らない。
些細なキッカケで悪い方に転がり堕ちるのは簡単だから。
些細なキッカケで良い方に登るのは難しいのにね。

どんなに必死に足掻いても結局なるようにしかならないって気付いた。

努力は無駄には成らないかも知れない。
自分のチカラ試しだと思えば。
知識は在るに越したことは無い。
ただ、努力したからって報われるかどうかなんてのは解らない。

だって運命に逆らうだけの強烈な意志とチカラなんてそうそう無いだろうし。
結局、報われるのは運が良くて、報われないのは運が無いって事。

だからって努力しなかったわけじゃない。
それなりにやってきたつもり。
それでもこんなんなら投げやりにもなりたくなる。

そう、君やアナタには解らない。
こんな僕の卑屈な戯言など。
鼻で笑えば良いよ。


 
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