サクラ大戦7人目の隊員
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光武全滅戦う力を失った花組前編
「大神先の戦いの結果が、直哉とさくらの双武改以外の光武が全滅とはな」
「申し訳ありません支配人」
「大神気にするな今回は相手が悪かった、まさか葵叉丹の目的が、降魔の復活だったとは」
「支配人俺たちはどうすればいいのでしょうか?」
「うむ光武の件は、俺が何とかするからよ、大神は、花組の連中の世話を頼むぞ、ああさくらと直哉以外のな」
「ええーさくら君と直哉君のケアしなくていいんですか?」
「ああ、そうだ」
「わかりました」
大神は支配人室を出て行き、花組のメンバーに会いに行った。
その頃直哉とさくらは・・・」
「お姉ちゃん。僕達も別行動しよう」
「え、どういうこと直哉君?」
「お姉ちゃんは、明治神宮で負けた時、特訓が必要と思ったでしょ?」
「ええ、そうね」
「確かに、お姉ちゃんの言うとおり、個人の力の底上げも必要と思うよ、だけどそれ以前に、器が出来てないと、いくら特訓しても意味がないと思うしね」
「成る程ね、確かに私と直哉君には双武改でやれるから私の特訓で事足りるけど、他の人は器となる量子甲冑から造らないといけないからか」
「それでお姉ちゃん特訓するなら、帝都近郊でしてね、場合によって僕たちが出撃しないといけないから」
「わかったわ直哉君」
そして、大神が花組全員を、地下司令室に集め、新たな敵降まの対策会議を開いた。
「やっぱ特訓しかねえよ隊長。あいつらに対抗するには」
カンナが意見を言う。
「特訓か・・・特訓に賛成なのは、俺入れて、さくら君、カンナ、マリア、俺の四人か」
「反対が、アイリス、すみれ君、紅蘭か」
「ところで直哉君君の意見は?」
「僕は、カンナさんの意見も、アイリスの反対意見も気持ちわかるので、僕はどちらともにも、賛成しません」
「わかった、賛成4反対3 無効1と言うことで皆特訓だ」
だがすみれ達が断固拒否したので、大神は苦渋の選択をし、特訓は隊員の自主性に任せた。
それから約2週間が経過し、それぞれの隊員が、最善の選択をし過ごしていた。
大神とカンナは故郷に帰って、特訓をし、マリアも特訓の為帝都を離れていた。
さくらは故郷には帰らずいつでも、出撃に対応できるようにと、帝都近郊で剣の特訓をしていた。紅蘭はこの期間を、新型量子甲冑の製作に当てていた。
アイリスとすみれは、降間出現によりストップしていた帝都の経済をよくする為動いていた。
それからまた1週間後・・・
特訓の為帝都をはなれていたメンバーを迎えたのは、直哉だった。
「お帰りなさいマリアさん」
「ただいま直哉」
「おかえりお姉ちゃん」
「ただいま直哉君」
そう言って、さくらは直哉を抱っこをする。
「直哉君の霊力が、変化してる」
そして直哉が、留守番組の状況を大神に伝えると、大神が直哉に聞いた。
「何故君は、アイリス、すみれ君がこの状態なのに、君は注意しないんだ?」
「それは僕のするベきことではないので」
「またそう言って逃げるのかい?君は」
「大神さん。未だに、アイリスや、すみれさんのことをわからないんですね。もうすぐわかりますけどね」
そう言って直哉は大神と別れた。
暫くして、敵の出現を知らせるサイレンが鳴った。
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