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『ナイフと海と月』

作者:零那
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『アパレル』



再度、頑張ろうという気持ちは在ったけど『とにかく仕事』ではなく『とにかく此処を出て行ける仕事』って考えだった。

寮あり住込可ってのをメインで探してた。

そんな時、アパレル会社を紹介して貰った。
アパレル関係で仕事がしたかったのは事実。
でもそんなこと諦めてた。

支店として事務所を立ち上げたばかりで、本社は大阪だった。
基本的に寮は在るけどコッチではまだ借り上げる余裕が無くて事務所で寝泊まり状態だと。

でも、立ち上げ時期に働けるなら其れは貴重な経験になると思った。
これで施設からは出れる。
念願のアパレルも。

でも、甘かった。

する事は、過去の人間関係を洗いざらい書き出す作業、人員収集の為に街頭アンケート、ナンパ待ち...そんな事だった。
その中でレイプにもあった。
無理矢理自分を黙らせた。

此処を皆で出て県外の別の事務所に行く事になった。
ちゃんと寮はあった。
男女入り混じりの寝室...

展示会形式の販売が行われた。
其の展示会で押し売りの悪徳商法だとハッキリ解った。

展示会販売が終わってもコッチに居るまま。
いろんな理不尽な事に不満爆発。

いろんな人から本社がニュースなってるって連絡が来て不信感のみ。


 
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