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リリカルアドベンチャーGT~奇跡と優しさの軌跡~

作者:setuna
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Another92 紋章の解放

 
前書き
全員のパワーダウンイベント。 

 
ディアボロモンとのウォーゲームもとい遊びで核ミサイルで日本滅ぼしちゃうぞ☆事件からしばらくして、ゲンナイからのメールを受けた子供達はデジモン達をデジタルワールドに帰せと言うのではと疑っていたが、どうやらそうではないようだ。

大輔「それで?何の用なんだゲンナイさん?」

太一「下らない用事だったら右フックだぜ?」

空「私は黄金の右足を…」

ヤマト「止めろ空、足が汚れる」

空「…それもそうね。ありがとうヤマト君」

ゲンナイ「お、お前達は本当に容赦ないのう…」

全員【日頃の行いが悪すぎるからだよ。】

ゲンナイの悲しげな呟きにも冷たい声と視線のみ返ってきた。
まあ、自業自得だから仕方ない。

ゲンナイ「と、とにかくお前達を呼んだ理由じゃがな。アポカリモンを倒したことにより、確かにデジタルワールドの暗黒の力は取り払われたのじゃが、まだデジタルワールドを守護するデジモン達が解放されていなかったことが判明したのじゃ」

ミミ「デジタルワールドを守護するデジモン?」

ゲンナイ「左様。その名も四聖獣と言い、お前達の世界にもある四神…青龍、朱雀、玄武、白虎に相当する存在じゃな。そして中央の地の守護龍たる黄龍がダークマスターズに封印されてしまったのじゃ」

ミミの疑問に答えていくゲンナイだが、次に光子郎が尋ねる。

光子郎「どうして今の今まで気付かなかったんですか?」

ゲンナイの説明を受けて、呼ばれた理由を何となく察した光子郎だが、どうしてデジタルワールドを守護する重要な存在たる四聖獣と中央の守護龍が今の今まで封印されていたことに気付かなかったのだろうか?

ゲンナイ「え゙?ああ、それは今の今まで忘れて」

太一、ヤマト「「ふざけんな!!」」

ゲンナイ「げぶう!!?」

ふざけたことを抜かすゲンナイに太一とヤマトのラリアートが炸裂した。

ガブモン[馬鹿!!あんた馬鹿なの!!?何でそんな重要な存在が今の今まで封印されていたことに気付かないの!!?]

ピヨモン[何で早く気付かないのよ!!それじゃあデジタルワールドを救っても無意味だし、また問題が出て来るじゃない!!]

ツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツンッッッ!!!!

ゲンナイ「い、痛たたた!!こ、こりゃ!!嘴でつつくでない!!」

嘴で高速でつつくピヨモンにゲンナイは悲鳴を上げる。
しかし選ばれし子供達は助けないし、もっとやれと言わんばかりの態度だ。

デジモンズ【オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアアアアアアアアアアッッッ!!!!】

デジモン達がゲンナイに向かって一斉にスタンピングを開始。
その様子はまさに集団で1人に殴りかかっているチンピラそのものであったというのは言うまでもない。







































太一「話が逸れちまったけど、どうすればその四聖獣と守護龍とかってのを解放出来んだよ?」

程よくゲンナイをボコボコにして、いくらか気分がすっとした子供達とデジモン達はどうすれば四聖獣と守護龍を解放出来るのかを尋ねた。

ゲンナイ「う、うむ…お前達の紋章の力を解放すれば四聖獣と守護龍の封印は解かれ、デジタルワールドの安定性が更に増すじゃろう。」

ヤマト「成る程、これ以上厄介事に巻き込まれてもたまらないからさっさとやってしまおう」

一輝「そうだな」

アリシア「そう言えば私達の紋章の力を解き放ったら超進化とかどうなっちゃうの?」

ゲンナイ「うむ、紋章の力を解放すれば、今まで出来ていた超進化、ワープ進化がしにくくなることは間違いないじゃろうな」

空「ええ?」

遼「まあ、そんなに大きな戦いにはならないだろ。とにかく、紋章の力を解放しよう」

全員が紋章の力を解放する。
媒介となる紋章自体は無事だからデジタルワールドの安定次第で超進化等が可能になるらしいがどうなることやら。








































おまけ

モチモンの村で芋煮パーティーを開いた子供達。
モチモンの村の存在にテントモンが歓喜したのは言うまでもない。
しかし…。

アリシア「だーかーらーお兄ちゃんは私と2人っきりで食べるんだよ!!」

アリサ「あんた何馬鹿なこと言ってんのよ!大輔は私と一緒に…」

アインス「私と共に過ごすと言っているだろう。」

フェイト「フォースヒロインのアインスは引っ込んでてくれないかな?」

大輔と一緒に食べる権限を巡って争う大輔ヒロインズ。

太一「みんなで仲良く食べる…って考えは無いんだろうな…(汗)」

ヤマト「独占欲が強過ぎるってのも考えもんだな…」

大輔を哀れむようにして見遣る太一とヤマト。

タケル「大輔君、一緒に食べようよ」

ヒカリ「こっちの芋煮、うどんも入ってて美味しいよ?」

大輔「ああ、今行く」

フェイト達を放って、芋煮うどんの元に向かう大輔とタケルとヒカリ。

フェイト「あれ!!?大輔は!!?」

ミミ「大輔君ならタケル君とヒカリちゃんと食べに行っちゃったわよ?」

アリシア「ええ!!?やられた!!あの2人にやられた!!」

エテモン[ようやく見つけたわよ選ばれし子供達!!紋章の力を失った今なら…]

ビットモン[キャロット爆弾!!]

ファイラモン[ファイラボム!!]

リュミエール[ラ・ピュセル!!…今よブイドラモン!!]

ブイドラモン[ブイブレスアローMAX!!]

台詞すら言い切れないまま、エテモンは☆となった。

空「ああいう時だけナイスコンビネーションよね…」

はやて「そうやなあ…」

すずか「………」 
 

 
後書き
因みにエテモンがメタルエテモンに退化した理由はいずれどっかで 
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