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『闇、時々、光』

作者:零那
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『旅路』



未来への希望なんてもの感じたことはない。

現実は、いつも唯その日が早く過ぎ去ること願うのに必死で。

合理的なことなど何もない。
此処には矛盾しかない。

見たくないもの、知りたくないもの、そんな色んなものを見てしまった。

其れによって何か得たものがあったのか。
失ったものなら沢山沢山在るだろう。

其れでも、其れでも...
小さな小さな光を失わない様に。

強い意志で未来を見据えたい。

あの頃の少女は僕が手を差し伸べる。
行こう、共に歩もう。

強く強く...
あの頃のままよりは良い...


 
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