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詩集「棘」

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秋のキャンバス



ふと見渡せば…誰もいない…
そんな毎日過ごしても
色褪せてゆくだけの景色…
ただ積み重ねるだけじゃない?

ずっと…ずっと…想い…祈り…
一つだけの恋を実らせたい

夜風が冷たくなっても
心…熱く…

ah...色づいてく秋のキャンバス
時の筆は色鮮やかに
僕の想いのように紅く描いてく
ah...飛び立てる翼がほしい
広く澄んだ青い空へと
君とのこの距離を壊したい…


無理して笑って…我慢しても…
君はここには戻らない
そんなこと知ってるけれど…
いつかまた君に会いたいから

否定されて…心折れて…
それでもこの愛は掴みたくて

ゆらぐ黄昏の空には
想い…輝く…

ah...染め上げてく秋のキャンバス
空の色はパステルカラー
君を想って過ごす今を写してく
ah...飛んでゆける翼があれば
あの七色の橋の向こう
君のいる場所へと飛んでゆく…

赤や黄色に…時々淡い紫
枯れ葉の茶色もなんか懐かしくて…

ah...色づいてく秋のキャンバス
時の筆は色鮮やかに
僕の想いのように紅く描いてく
ah...飛び立てる翼がほしい
広く澄んだ青い空へと
君とのこの距離を壊したい…

ah...移り変わる秋のキャンバス
君と二人 見れたらいいな
でも翼ないから…想いだけを…



 
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