戦姫絶唱シンフォギアM～ほぼ無敵が転生したそうです～番外編

シンフォギアのキャラクターソングは、どれが好きですか？

 

　伊吹Side


「え？何がおきたんだ？」

　伊吹の目の前には、響、翼、クリス、調、切歌、マリア、勇治が倒れていた

「いや、何がおきたんだよ！」
「いっつ！...？これは....缶？」
　伊吹は地面に転がった缶を手にとった

　－1時間前－

「喉が乾いた」
　テーブルに缶が置いてあった
　これは、飲み物？

「喉乾いたし、これでも」
　缶を開け、飲み物を飲んだ

「うわ、酸っぱい！...あれ？甘い」
　最初の一口は酸っぱかったが、甘い味がした
　伊吹は、これがノンアルコールの梅酒だと知らずに全部飲んだ

「あー！美味しかっ....ひゃ」
　伊吹の顔は赤くなり、酔った

　伊吹Side out

　＃＃＃＃＃

　マリアSide

　伊吹は立ちながら寝ていた
　そこにマリアが来た

「？...どうして立ちながら寝てるのかしら？」
　私は不思議に思い、伊吹に近づくと

伊吹「マ～リ～ア～か～」
　伊吹の顔にはガスマスクが装備されていた
　伊吹には知らないスキルがある
　スキルノートに載っていないがスキルがある

「い、伊吹？どうしてガスマスクを？」
　ゆっくり私の方を、壊れた人形のように首をゆっくり動かした

伊吹「これな～んだ～」
　伊吹が缶を持ち、マリアに見せた

「それっ！お酒じゃない！」
　私は缶が開けられているのが目に見え、伊吹がお酒を飲んでしまった事に気づいた

「もしかして、お酒を飲んだの？」
伊吹「Yes I do.」
「地味に発音がいい！」

　伊吹の英語の発音の上手さに少し驚いた
　しかし、伊吹がお酒を飲んだという事は、今の伊吹の状態から見て、酔っている
　今の伊吹が何をするかわからない

伊吹「なあ～じゃん拳しよう～」
「え？じゃん拳？」

　てっきり戦うのかと予想したが、予想は外れた
　どうしてじゃん拳なのか？と私は思った

伊吹「やるよ～最初はグー」
「きゃあっ！？」

　伊吹が右足で地面を踏むと、地震がおきた

伊吹「じゃん拳」
伊吹・マリア「「グー！・パー！」」
　じゃん拳は私が勝った

伊吹「ありゃ～？負けちゃった～？」
「私の勝ちね」

伊吹「負けは負けだよね～」
「まあ、そんなに落ち込まないで」
　マリアは伊吹が項垂れているのを励ました

　でも、伊吹が右足で地面を踏んだ瞬間に一瞬地震がおきる何て
　今の伊吹は多分世界で一番強い
　直感でわかった、とてつもない実力の持ち主だと
　戦ったら、直ぐに負けるだろう
　マリアは、伊吹の実力を少しだけ知っている
　ライブ会場の時だ

　あの時は死を覚悟した程だ
　もし、あの時本気を出されていたら、私はどうなってしまっていたのか？
　そんな考えが脳裏に浮かんだが、今は伊吹を寝させる事が重要だ

「伊吹」
伊吹「う～ん？」

　私は覚悟し、伊吹に一言言おうとしたが
　嫌な予感と寒気を感じた

切歌「あ、発射したデス！」
調「切ちゃん！伊吹に当たっちゃう！」

　え？切歌、調、どういう事？
　後ろを振り返ると
　竜巻状のレーザーが顔の真横を通りすぎた

　え？

　伊吹を見ると、腹部の服が焦げ、壁に倒れていた

勇治「伊吹いいいいいいいいい！！許さん！！」
　勇治がカブトに変身していた
　見たことないフォームで竜巻状のレーザーを発射したかもしれない武器を構えていた

　え？勇治....何を...してるの？

「馬鹿！今の伊吹は！」
　後ろから、得体の知れない悪感を感じた
　死神が後ろに立っている
　逃げようとしたが、足が動かない
　恐怖で足が動けない

伊吹「ゆぅ～う～じぃ～」

　黒い粉を纏った伊吹が勇治に歩いた

勇治「ガスマスクを返せえええええええええ！！」
　勇治の方向から機械音が聞こえた

［ハイパークロックアップ］

　マリアSideout

　－ハイパークロックアップの世界－

　勇治Side

勇治「はあああああ！」

　1：右ジャブ→左ストレート→右アッパー→空中右回し蹴り：コンボα（アルファ）
　2：かかと落とし→タックル→足掴み→上投げ→空中蹴り落とし：コンボβ（ベータ）
　3：右ローキック→左肩撃→バックステップ→右ストレート：コンボγ（ガンマ）
　4：右打ち上げ→左打ち上げ→両手振り落とし→縦回転斬り：コンボδ（デルタ）
　5：右斬り上げ→剣の叩き落とし→横に一閃→ハイパーライダーキック：コンボΩ（オメガ）

［マキシマムライダーパワー］
　［1．2．3］

勇治「ライダーキック」
　三つのボタンを左から順に押し、
　ゼクターホーンを中間の位置に倒し、再び元に倒す事で必殺技が発動する

［ハイパーライダーキック］

　機械音が聞こえ、足に光が集り、カブトが跳び
　伊吹の体に跳び蹴りを放った

　跳び蹴りが伊吹の腹に当たり、腹部を貫いた
　嫌な音が聞こえたが気にせず吹き飛ばした

　［ハイパークロックオーバー］
　
　勇治Side out

　－元の世界－

　マリアSide

「な、何がおきたの」

　伊吹が地面に倒れ、ボロボロの姿になっていた
　服は破れ、顔には打撲があり、腹部には穴が空き、流血し
　頭からは血が流れていた

「勇治！幾らなんでもやりすぎよ！」
勇治「あれでもか？」

　伊吹を見ると、腹部から血を流しながら黒い粉が伊吹の周りで舞っていた

伊吹「ヒヒヒ、出番か」

　伊吹が黒い球体に包まれ
　黒い球体が割れ、伊吹が出てきた

　その姿は、首にマフラーが口に巻かれ、後ろのマフラーは風で揺れていた
　顔は左半分が黒く、黒い角が二つ生えていた
　両肘と両膝には赤い球が埋め込められていた

　両手の甲には響と同じのパイルバンカーがあった
　靴は黒く、響と同じパワージャッキがあった

「これは！」
伊吹「まあ俺は伊吹であって伊吹じゃないからな？」
勇治「どうやら、前のやつとは違うみたいだな」
伊吹「おう、あいつは死んだよ、うざったい戦闘狂だったし」

　前のやつ？それは別にいい
　伊吹であって伊吹じゃない？

伊吹「地味に痛かったかんだからよ、あの飛び蹴りは嫌だね」
切歌「伊吹を返せデス！」
調「伊吹を返して！」

　切歌、調.....

伊吹「おうおう、そんな怒んな、酔いが覚めたら元に戻るから」
「本当かしら？」
伊吹「おう、ちゃんと戻るから安心しな」

切歌「そんなの信じられないデス！」
調「今すぐ伊吹を返して！」

伊吹「.....やるのか？」
「っ！」

　伊吹から、
　勝てない、この存在には勝てない
　力の桁が違う

勇治「この力は、前のやつの何倍にもなっているのか」
伊吹「正解正解！大正解！俺と戦うからには、全力で来いよ？」

　笑いながら私達に聞いてきた
　私に覚悟はある！全力で倒す！

「♪～」
切歌「♪～」
調「♪～」

　私達はシンフォギアを纏い、構えた

伊吹「.....これっぽっち？」
切歌「ほざけデス！」
調「返してよ！」

　切歌と調が伊吹に攻撃するが、

伊吹「弱い」

　脚のパワージャッキで地を蹴り、切歌と調のシンフォギアを触るだけでシンフォギアを解いた
　私服に戻り、二人は地面に着地した

切歌「なっ！何でデスか！」
調「そんな」

　シンフォギアが解けた？

切歌「聖詠が...歌えないデス」
調「そんな...何で？」
伊吹「簡単な事だ、お前らが聖詠を一時的に歌えないようにした」
「そんなことが！」

　嘘でしょ、触るだけでシンフォギアを解けて、聖詠も一時的に封じる何て
　伊吹は、能力を隠しているの？
　
伊吹「さあ、お前ら二人は脱落」
切歌「何を言っ！？」
調「私達はまだっ！？」

　伊吹は動いていないが、切歌と調が倒れた
　動いていないのに？
　空間移動もしていないし、どうやって？

伊吹「ん？新たに三人出現か」

　三人？もしかして！

響「♪～」
翼「♪～」
クリス「♪～」

　やっぱりあの三人ね！
　伊吹に向かって走りながらシンフォギアを纏った

響「伊吹？じゃない！」
翼「その前の輩か！」
クリス「伊吹じゃねえな！吹き飛べ！」

　クリスが腰部のアーマーを展開して［CUT IN CUT OUT］を放ち、
　追尾型ミサイルが伊吹に当たり爆発し、爆風ができた

クリス「もういっちょ！」
　［BILLION MAIDEN］で伊吹に追加攻撃をした
　土煙が上がり、伊吹が見えなくなった

響「これじゃあ終わらないですよね」
翼「来るぞ！」
クリス「なっ！」

　クリスに脚部のパワージャッキで一気に距離を詰めた
　クリスに触れ、クリスのシンフォギアが解けた

クリス「何でだよ！」
伊吹「はい、脱落」

　クリスのシンフォギアが解けて前に倒れた

翼「雪音！」
「自分の心配をしたらどうだ？」

　一瞬の隙を狙い、伊吹が黒い剣を上から切り下ろした
　翼はアームドギアで防いだがつばぜり合いになり、徐々に押されていった

翼「くっ！何て力だ！」

　千ノ落涙で距離をとろうとしたが

伊吹「ざ～んねん」
　翼ごと空間移動をして、千ノ落涙の射程範囲外でつばぜり合いをしている
　翼のアームドギアにひびができ、そして割れてしまった

翼「なっ！剣が！」
伊吹「お疲レイアー」

　翼に触れ、シンフォギアが解けた
　解けた直ぐ後に翼が倒れた

「これでもくらいなさい！」

　私はINFINITE†CRIMEで攻撃したが、全て避け
　私の目の前まできた

伊吹「お疲れさん」

　私のシンフォギアが解けた

　マリアSide out

　＃＃＃＃＃

　NoSide

響「これは、私では勝てないですね」
　触るだけでシンフォギアを解けるのだから無理だ

伊吹「素手か.....まあ力を見せてみろ」
響「なら！これで！」

　響が右脚のパワージャッキで伊吹に跳び、右拳で腹部を殴ったが
　左腕で弾かれた

響「全力で！最速で！」

　響が弾かれて地面に着いた時に、左のパワージャッキで伊吹に再び攻撃をした

伊吹「がはっ！？」
　響が左拳で腹部を殴っただけで、30M程吹き飛んだ

響「限界を超えます！」

　響が両手のパイルバンカーを準備し、

響「・・・・・」

　瞑想をしていた

響「っ！！」

　脚のパワージャッキを使わず伊吹に一気に近づき、右拳で腹部を殴り、パイルバンカーが起動した
　吹き飛ぶ前に、背面撃を伊吹に放った
　左拳でさらに腹部を殴り、パイルバンカーが起動した
　伊吹が吹き飛ばず、はっけいのような技だった
　響の体から赤いオーラが見えた、幻覚じゃない

響「これがっ！私の！」

　右手のパイルバンカーを目で追い付けない速度で準備をし、
　両脚のパワージャッキで勢いをつけ、右拳とパイルバンカーが当たり、

響「限界突破の極み！」

　伊吹が吹き飛ばされ何度も地面をバウンドし、倒れた

伊吹「いって～こりゃ痛いわ」
響「私の負けですね」
伊吹「おう、悪くない一撃だった」

　伊吹が響の肩に触れ、響が後ろに倒れた

伊吹「後はお前か？」
勇治「ああ」

　伊吹が構え、勇治が片手に剣を持ち

伊吹「んじゃあ、一撃で終わらせる」
勇治「.....」

　勇治は剣を構え、勇治が走った

伊吹「ザンテツケン」

　勇治が走り、斬ろうとしたが
　伊吹が勇治の後ろに一瞬で立っていた
　ナノ1秒（1／1000000000）の速さで斬った

勇治「俺の負けだ」

　勇治の変身が解かれ、前に倒れた

伊吹「これで、酔いが覚めるまで待てばいいな」
伊吹「酒は飲んでも飲まれるな」
伊吹「そうだろ？ルナさん」

　伊吹の後ろには、金色の髪の人が居た

　酒は飲んでも飲まれるな


 

もう止めて！アイデア！キャッチの親指のHPはとっくに０よ！
アイデア「HA☆NA☆SE！」

アイデアを忘れる前に書いてしまうキャッチだった
8/23修正