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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第二十七話 白川中佐!鉄棒は逆上がり!!その四

「ネタなくなったら打ち切りだから」
「またその話かよ」
「本当にこの作品打ち切りの話が多いな」
「二クール終わってまだ出るんだな」
「普通二クールいったら四クールまでいくぞ」
「いかないわよ、シャンゼリオン三クール打ち切りよ」
 本来は四クールまでいく予定だったらしい。
「スポンサーの重役さんがふざけた作品は、って言ってそうなったらしいのよ」
「ああ、Yさんな」
「某Y専務な」
「あの人がそう言ったって噂あるな」
「本当かどうかわからないけれどな」
「とにかくシャンゼリオンは三クールまでだったわよ」
 それで打ち切りだったというのだ。
「他にもダイモスは四クールまでいったけれど」
「ああ、六話短縮だな」
「六話分だけ打ち切りになったんだよな、ダイモス」
「それで三輪長官の結末も変わったよな」
「宇宙人やっつけろ、って狂って言う筈がな」
「変わったな」
「そうよ、だからこの作品もね」
 瞬はこう話すのだった。
「打ち切りあるから」
「そんなの誰が受け入れるか」
「作者脅してでも続けるぞ」
「何の為に武器があるんだ」
「武器は使う為にあるんだよ」
 二人は真顔で言う。
「脅す為にも使うだろ」
「銃口突きつけてな」
「だからそんな時になったらな」
「遠慮なくそうするぜ」
「何処が正義の味方なのよ」 
 他人、しかも作者を脅す行為をする輩の、というのだ。
「人間として間違ってるでしょ」
「だから勝った奴が正しいんだよ」
「力こそ正義って言うだろ」
「だから恫喝しても何でもな」
「銃口突きつけてな」
「連載が最後までいけばいんだよ」
「それで御の字なんだよ」
 この二人にとってはだ、何処までも自分達のこと『だけ』を考えている。原発を爆発させた元首相の様に。
「その為には何でもするぞ」
「作者でも誰でも脅してやる」
「ゴミね、とにかく連載は四クール基本だけれどネタには限りがあるから」
 瞬は二人にこの現実を話した。
「今回は鉄棒よ」
「ああ、じゃあな」
「奈良でな」
「奈良で負かしてやる」
「覚悟しておけよ」
 二人は瞬に捨て台詞まで言って去った、瞬はこの報告を西郷にすると西郷は源田、ハルトマンの前でこう言った。
「いい場所での戦いでごわすな」
「はい、今回は特に」
「そう思います、私も」
 二人も西郷に答えた。
「航空自衛隊幹部候補生学校とは」
「空軍衆にとって最高の場所です」
「我等の魂がある場所」
「空の者達のそれが」
「そうでごわす、だからこそでごわす」
 西郷はまた言った。
「そこで戦うことは栄誉でごわす」
「この上ない」
「最高のですね」
「そして勝利を手に入れたならば」
「さらに」
「最高のさらに上の名誉でごわす」
 まさにというのだ。 
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