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許せない
不二side
僕は何時もの様に朝練でテニス部に来ていた。
不二 「はっ!」
菊丸 「不二ぃ~!」
ラリーをしていると英二が僕を呼んだ。
不 「何だい?」
僕は英二の所に行った。
越前 「彼処に居る人が呼んでるッスよ」
不 「え…?……鳴海!」
僕は鳴海の所に走った。
近付いて分かった
鳴海ちゃんが泣いてる事を…
不 「鳴海ちゃん!?」
僕はビックリした
君は一人で抱え込むタイプだから
よっぽどの事が無い限り此処には来ないだろう
貴 「不二…どうしよう…私っ!…ヒクッ」
その鳴海は凄くテンパっていて凄く辛い事が有ったのだと察す事が出来た。
不 「落ち着いて」
貴 「あ、のね…フレンドリィ教室が、ね…誰かに荒らされ、ててっ…ヒクッ」
不 「!?」
驚いた、荒らしなんてそうそう起こるものじゃない
それに許せなかった、鳴海にこんな酷い事をするなんて
僕は急いで部室に戻り制服に着替えて鳴海の所に戻った。
鳴海の元には越前が居た
胸がチクッと刺された様に痛かった
でも今は鳴海の方が最優先だ
そして僕達はフレンドリィ教室に行った。
ガラッ
不 「!!これは…酷い、一体誰がっ」
その時にはもう察しが着いていた。
彼奴しか居ない
貴 「多分、昨日の俺の担任…グスッ」
どうやら鳴海も気付いていた様だ
許せない、そんな奴早くこの学校から居なくなってほしい
鳴海を傷付けるだなんて
怒りで自分を抑えるのが精一杯だった
僕はある事を思い付いて鳴海に提案した
貴 「そしたら、此処も何時も通りになる?、また不二と喋ったり、遊んだり出来るの?」
鳴海がそんな事を望んでくれるのが嬉しかった
だから僕は鳴海に出来る事を尽くしたい
鳴海は頑張って担任に喧嘩を吹っ掛けてくれた
後は僕次第だね
絶対成功させてみせる
in放課後
ガシャン ガシャン ガタンッ タタタッ
ビデオには担任の教室を荒らす姿がちゃんと写っていた。
貴 「やっぱり…彼奴っ…」
不 「大丈夫だよ、後は僕に任せて」
僕は鳴海を落ち着かせて校長室に向かった。
コンコンッ ガラッ
校長 「おお、不二君じゃないかね」
不 「校長、早速ですがこれを見て下さい」
僕は証拠となるビデオを校長に見せ付けた。
そして見終わった。
校長 「こ、これが何だと言うんだね(汗)」
不 「この担任を今直ぐクビにして下さい、そうじゃないと警察に持って来ますよ
校長も学校の信用を奪われるのは、嫌ですよねぇ?((殺気」
僕は出来る限り尽くした。
校長 「わ、分かった!、クビにする!、するから警察だけにはっ!」
不 「明日までにクビにしてなかったら警察に持って行きますんで、では^^」
僕はホッとした気分でフレンドリィ教室に戻った。
ガラッ
戻ったらもう既に元通りになっていた。
不 「一人で片付けさせちゃってごめんね」
貴 「良い、不二が頑張ってくれたから、俺も頑張る」
鳴海は強いよ、充分強いよ
不 「そっか、担任はクビにするって、良かったね」
貴 「うん!、不二!((ギュッ」
!!
不 「わっ」
ビックリした、急に鳴海が抱き着いて来るから
でも鳴海が喜んでくれて良かった
不 「鳴海、今日どっか寄ってかないかい?」
貴 「うん、良いよ」
直ぐ無表情に戻るのが鳴海何だよな
僕がもっと楽しくさせてあげたいな
不 「放課後、楽しみだな」
ビデオカメラは明日クビになった事が確認されるまで管理しとこう
もうこれ以上、鳴海を傷付けさせない為にも
後書き
next…カフェ
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