知人の見たモノ
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知人の知られざる夢
前書き
最初の話はプロローグみたいなもんです。
こっからが本編みたいな。
「うぅぅ…うーん…」
「ん、そろそろ起きるかな」
「う、うーん…むにゃむにゃ…」
「……二度寝か」
散乱した本、至る所にある瓶、ちょっとした家具。
ブカブカのローブを着た背が低く薄い金髪の少女。
ここはそんな彼女の家か何かのようだ。
少女は火で温めた瓶に1つ息を吹きかける。
次の瞬間辺りはきらびやかな煙に包まれた。
「これやっとけば起きた時に驚きそうだな」
「でもこの谷に辿り着くなんてどうやったのか、魔法?仙術?空を飛んだのか?出来るなら是非見させてもらいたいものだよ、ねぇスランキ」
彼女は黒っぽいトカゲに話しかけたようだ。
だが残念な事に言葉は話せないらしい。
「こいつが起きるまでに材料とか採ってこようとしようかな」
西洋風の短剣を袖の中にしまい灯りを消して彼女は家を出た。
……
…………
後書き
このくだりとか終わったら登場人物の細かな紹介をしたいと思っています。あと二人とも女の子です。
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