鬼神童子ZENKI 二人の呪術師
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倒せ!!雪女2
神酒壮真を同行者に加え、千明と直哉は異常気象と共に、発生している山へ来ていた。
「本当にあの人ついて来たわね」
「あの人?ああ、壮真さんのことね」
「私あの人と仕事を、したく無いなあ」
「俺様もだぜ」
「まあまあ、あの人には僕の監視と言う仕事を、こなしてるだけですから」
「「それが納得行かない」」
「俺様は、女と直哉がいないと、封印が解除できねえからな、直哉がいないと困るんだよ」
「私だって、直哉君がいないと、落ち着かないよ、もう私達3人で、チームみたいだからさ」
「千明ちゃん、前鬼・・・」
「おいおいこの、小僧本当に柊重三の息子かよ?聞いていた情報と、違いすぎる」
壮真は影荒野での情報と直哉本人と話をした時の違いに混乱していた。
そして目的地に着いたその時、千明たちの前に美人な女邪術士が現れた。
「貴女は一体何者なの?」
「私は、カルマの使徒三邪導師の一人アンジュさあ私の憑依獣で、カルマ様の覇業の妨げとなるお前たち二人から殺してやるわ」
「出でよ憑依獣雪女」
「アンジュが呼ぶと憑依獣雪女が現れ、天候も吹雪になった。
「行くよ千明ちゃん」
「ええ」
「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ、破呪ヴァジュラオンアーク現臨せよ汝ZENKI」」
「鬼神ZENKIここに現臨」
!!「何だと?あのチビスケが、鬼神だと」
壮真は驚いていた。
そしてZENKIVS憑依獣は、雪女がZENKIを氷の彫刻にしようとし、次第にZENKIの体が氷付き始めた。
「拙いよ直哉君どうすればいいの?」
「千明ちゃん落ち着いて、千明ちゃんがそんなに慌てちゃ勝てるものも勝てなくなるよ」
「うんそうだね。直哉君の言うとおりだね」
その時二人の頭に浮かんだ呪文を、千明が唱えると、炎の力が、ZENKIn金剛角に宿りZENKIは復活を果たし、炎の宿った金剛角を突き刺し、憑依獣雪女は消滅し、異常気象も収まった。
「四術士に加えカルマの使徒か、千明ちゃん敵が増えちゃったね」
「だけど直哉君と私なら、何とかできるよ」
こうして千明達は、家に戻る事にした。
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