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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第二十六話 日高中佐!作者はお茶が好きだ!!その六

「なら優香さんにするといい」
「ええ、そうします」
「じゃあ勝った時は買います」
「あの人今もグラビアしてくれますし」
「サービス精神旺盛な人ですよね」
「女優さんとしても成長した」
 勿論バラエティに出てもだ。
「あの親しみやすい雰囲気がいいな」
「ですね、ただ胸が大きいだけじゃなくて」
「お顔立ちも親しみやすくて」
「しかも演技も出来てバラエティもこなせる」
「タレントさん向きの人ですね」
「全くだ、ちなみに私は優香さん似の女子大生とも交際している」
 悪田部の愛人の一人である。
「そのお姉さんのOLさんともな」
「相変わらずですね、悪田部さんは」
「女子大生ともですか」
「今女子大生とは十人付き合っているがな」
 その人だけでなく、というのだ。
「その人が一番いいか」
「女子大生ですか」
「いいですね、お姉さん」
「俺達も女子大生と付き合いたいですね」
「是非」
 こんな話をしつつだ、二人は今度の決戦の場である南紀白浜ワールドサファリに行った、そして白浜に着くと。
 二人はまず海に行った、そこで白ビキニ姿の奇麗な女子大生に声をかけた。変身した後のその姿で、である。
「お姉ちゃん、あちきと遊ばない?」
「いい感じで遊ぼうぜ」
 何処かの浮浪雲みたいなことを言ってだった。
「くんずほぐれつ」
「楽しくな」
「ふざけないでよ、誰があんた達なんかと」
 奇麗な黒髪を後ろで束ねたお姉さんは二人に怒って返した。
「遊ぶのよ」
「何だよ、折角誘ったのによ」
「それはないだろ」
「何だよ、あんた達なんかとって」
「その言い方はないだろ」
「言うわよ、あんた達のことは全世界が知ってるわよ」 
 お姉さんは美人だった、はっきりとした目で明るい感じの。そのお姉さんが豊かな胸を揺らしつつ言うのだ。
「最低人間じゃない」
「はあ?誰が最低だよ」
「俺達の何処が最低なんだよ」
「正義の味方だぜ、俺達」
「ヒーローなんだぞ」
 ヒーローだからだというのだ。
「ヒーローと遊べるって光栄だろ」
「しかも直々に声をかけてな」
「それの何処が不満なんだよ」
「最高じゃねえか」
「そもそも遊ぶって何して遊ぶのよ」
 お姉さんが汚物を見る目で二人に問うと。
 二人は平然としてだ、こう答えた。
「くんずほぐれつな」
「ゴムも用意して」
「夏の海は普段以上に開放的になるだろ」
「お姉さんスタイルいいし」
 煩悩全開の返事だった。
「いいだろ?そうした遊びで」
「これからな」
「死ね、屑」
 お姉さんの返答はこうだった。
「あんた達がこれから行くサファリパークでシャチの餌になりなさい」
「おい、よりによってそう言うのかよ!」
「シャチの餌って何だよ!」
「そりゃ死ねってことか!」
「言うにこと欠いてそれかよ!」
「あとね、この白浜は心霊スポットでもあるから」
 実はその方面でも有名である、実際に。
「その人達と一緒に行ったら?」
「それって冥界に行けってことかよ」
「何てこと言うんだよ」
「というかね、戦い前にナンパって何なのよ」
 お姉さんは二人にこうも言った、ここでお姉さんの全身をくまなく映す。胸だけでなくウエストは締まっていて脚線美を誇りお尻の形もいい。大きいうえにしかも締まった感じだ。尻のよさに目覚めた時に男は変わる。
「何考えてるのよ」
「酒と女と金だよ」
「あと博打だよ」
 人間の屑そのものの返答だった。 
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