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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第二十四話 浦少佐!俺の胃袋は異次元だ!!その十五

「じゃあな」
「ここは逃げるか」
「ただその前にな」
「あれはしないとな」
 こう話してだ、二人は。
 今回も荒波の中岩場の上に立ちだ、旭日をバックに悠然とポーズを取っていつもの勝利の言葉を言った。
「正義は勝つ!」
 こう言い残してだった。
 二人は周囲に催眠ガスを撒き散らしてから逃げ去った、それから言うのだった。
「今回も写真集とDVDはゲットしないとな」
「松田千奈さんいいだろ」
 尚武はハングオンの中で運転する兄に言った、逃亡中に。
「あの人な」
「ああ、あの人胸大きいしな」
「胸が大きくてな」
 しかもというのだ。
「顔だってな」
「声も明るいしな」
「可愛い声だろ」
「お勧めだな」
「いいだろ、じゃあな」
「よし、決まりだ」
 これで、というのだ。
「夏川純さんだ」
「今回はな」
「よし、話も決めたしな」
「帰って変身を解いて」
「悪田部さんに言うぜ」
 今回の写真集とDVDはというのだ。
「それじゃあ次回もな」
「頑張るか」
「そして勝つ!」
「正義のヒーローとしてな!」
 こうしたことをだ、二人はハングオンの中で言うのだった。正義のヒーロー達、自称の戦いはまだ続く。戦えジャスティスカイザー。負けるなジャスティスカイザー!


第二十四話   完


                        2015・3・9 
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