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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第二十四話 浦少佐!俺の胃袋は異次元だ!!その十四

「犯罪者も弁護するだろ」
「有罪を無罪にするのも弁護士だろ」
「だったらな」
「それでもいいだろ」
「今は市長だ」
 これが市長の反論だった。
「大阪府警に連絡するぞ」
「だから犯罪はしてねえぞ」
「それでどうして捕まえるんだよ」
 二人はふてぶてしい態度だった。
「警察は容疑者だけだろ、捕まえるのは」
「俺達が何時どんな犯罪犯したんだよ」
「犯罪犯さないと世の中罰せられないんだよ」
「そうだよ、犯罪さえしないとな」
「それの何処がヒーローの台詞なんだよ」
 また突っ込みを入れる市長だった。
「あのな、ヒーローっていうのならその辺りわきまえろ」
「へっ、勝てば正義なんだよ」
「勝った奴がいつも正しいんだよ」
「承太郎さんも言ってただろ」
「強い奴が正しい、正しい奴が法律なんだよ」
 三代目の台詞とは相当に違うがニュアンスは同じだというのだ。
「裁くのは俺のスタンドだ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」
「やかましいわ!」
 ここでおっさんの一人が二人のところに来てハリセンをかました。
「御前等騒乱罪じゃ!」
「あっ、そうなるな」
 ここで市長もはっとして言った。
「こいつ等騒乱罪でしょっぴけるぞ」
「大阪府警の人呼べ大阪府警の人!」
「騒乱罪や!」
「府立体育館前の交番に行くんや!」
「一一〇番や一一〇番!」
「こいつ等破滅させろ!」
「これで連載終了や!」 
 言うまでもなく主人公が刑務所送りになれば作品は終了だ、この作品で刑務所の中身だの脱獄だのを書くつもりは全くない。
 それがわかっているからだ、モブの人達も騒ぐ。
「次回作スタートやな!」
「それか路線変更や!」
「次回からは美少女が主人公!」
「パンチラもブルマもコスプレも何でもありや!」
「若奥様もええで!」
「後の二つ作者の趣味だろ!」
「若奥様が主人公って日活かよ!」
 ロマンなジャンルの主人公だ、団地にいる場合も多い。
「俺達が主役でないくて誰が主役だよ!」
「捕まってたまるか!」
「騒乱罪って何だ!」
「俺達が何をした!」
「逮捕する」
 そのお巡りさんが来た、この作品のキャラクターは呼べばどんな場所からでも三秒位で来ることが出来るので問題はない。
「臭い飯を食ってもらおうか」
「くそっ、お巡りさんまで来たか」
「井上ワープで来たんだな」
「呼べば場所を言わなくても何処からでも一瞬で来る」
「東映ワープとも言うな」
「そうか、この作品を東映でアニメか特撮にして欲しいんだな」
「作者のリクエストかよ」
 そんなつもりはないと書いておこう、アニメ化は強lく希望しているが、
「とにかく警官来たならな」
「逃げた方がいいな」
「どうせ次回には逮捕とか消えてるんだ」
「そんな話はなかったことになってるんだ」
 ギャグ漫画では常である、結末で何が起こっても次回では何もなかったかの様に別の話がはじまるものだ。 
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