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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第二十四話 浦少佐!俺の胃袋は異次元だ!!その十一

「鈴木啓示も山田久志も怖くねえぞ!」
「ホームラン打ってやる!」
「二人で歴代被本塁打ワンツーだからな!」
「好きなだけ打てるぜ!」
 しかもそれの打たれた数が二人共尋常ではない。
「というかよくあれだけ打たれてたな、あの人達」
「防御率はいいのにな」
「完封数も多いってのに」
「それだけ被安打の中の被本塁打の割合が多かったんだな」
「西本さんのチームって打線強いのが伝統だったが」
「ピッチャーはホームラン打たれてんだよな」
 何故かそうなっていた。
「まあレイルウェイズな」
「鬼の様に強かったな」
「最初のファミスタの阪神も強かったけれどな」
「はっきり言って西武より強かったぜ」
 当時日本最強と言ってよかったこのチームよりもだ。
「まあ上には上があってな」
「メジャー選抜、過去のスター選手チームとかな」
「最強がアニメキャラのチーム」
「あれは鬼だったぜ」
 タイミングさえ合えばボールがどこにあってもバットに当たる、しかもエラーはなくピッチャーの中には消える魔球を投げる者さえいた。
「もう普通にな」
「チートだったからな」
「あのチームよりはな」
「レイルウェイズは弱かったな」 
 流石に比較にすらならなかった。
「まあ懐かしチームまで出すなんてな」
「流石大阪の難波だな」
「今二十五歳以下の人にわかるネタじゃないけれどな」
「三十歳以下だとか?」
「はよ話進めんかい!」
「またそれで無駄に話潰すんか!」
 観客達は二人の雑談にクレームをつけた。
「さっさと負けて道頓堀に行け!」
「そんでケンタッキーのおっさんみたいになれ!」
「阪神優勝の時までそこにおれ!」
「今年の秋までな!」
「今一月だぞおい!」
「作者また季節適当に決めたんだぞ!」
 この作品の季節の移り変わりは実にいい加減である。
「そこから秋までかよ!」
「道頓堀にいろってのか!」
「誰がそんなことになるかよ!」
「主役は絶対に勝つんだよ!」
「俺達がな!」
「正義は勝つ!」
 こう言って二人は競技に挑む、それぞれの席に着き。そして二人と浦の前に出された料理は何かというと。
「おっ、カレー」
「自由軒のカレーじゃねえか」
「これはいいな」
「美味いんだよな、このカレー」
 最初から御飯をルーを混ぜている自由軒名物のカレーである、二人はそのカレーを見て笑顔になる、そして。
 頂きますをする、このことは浦も同じだ。
 そうしてだ、ようやく勝負に入った。三人はそれぞれカレーを食べていく。
 一杯、二杯、三杯と食べてだ。十杯目をそれぞれ食べ終えたところで。
 メニューが変わった、そのメニューはというと。
「次は金龍ラーメンか」
「またしても大阪名物か」
「十杯、十皿ごとにメニューは変わるぞ」
 審判の市長が二人に言った。
「大阪名物の宣伝も兼ねている」
「ああ、作者の宣伝か」
「作者の大好きな難波の食いものの」
「あからさまって言えばあからさまだよな」
「作者の好みがモロに出た」
「そんなことはどうでもいいんだよ」
 市長は大きなことにはこだわらなかった。
「早く食え」
「おう、さっさと持って来い」
「全部食ってやるよ」
「お待ちしています」
 二人と浦はそれぞれ言う。 
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