| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

詩集「棘」

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

明日へ向かう道



君の心 掴もうとしたら
夜闇のような絶望が
僕の全てを搦め捕ってった…

思い出…そんな言葉に
縛られたくはないけど
でも…君の中ではもう
セピア色の写真…?

空元気なんて続きようもなく
君への想いで 心ざわめかせてるよ

明日へ向かう道
選べない岐路に立たされて
君のいない未来に
進める訳もないのに…


疲れた躯 休ませられずに
蹉いて倒れ込んで
毎日は心を冒してゆく…

会いたい…会える訳もないけど
いつもいつも想ってる
けど…君はここにいない
幻の人なの…?

忘れるなんて出来ようもないから
君への想いを大切に仕舞い込んで…

明日へ向かう道
選べずに立ち尽くしている
君の幸せ思えば
僕が消えればいいのに…

明日へ向かう道
選べない岐路に立たされて
君のいない未来を
望むはずもないのにね…



 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧